大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、政策期待から主力株が買われ反発したものの、新興市場の崩れから買いが手控えられ、上げ幅を縮めて終了
なだめても、すかしても反応しない相場になってきました。13日には、日経がアドバルーン記事を書いて、なんとか刺激しようとしてみたものの、市場の方は反応しません。先物筋が朝方から買い煽っていたものの、一方で決算発表で当面の材料出尽くしになったそーせいが急落。つれて、東証マザーズ指数も急落すると、投資家のやる気は全く削がれてしまいました。朝方、頑張っていた海外先物筋も昼休み中に、「先物買い・円売り」の仕掛けをし、後場寄りに国内投資家が買いついてきたところに、朝方味付けで買った先物玉をぶつけてきて、今日の相場は終わり。後は、東証マザーズ指数の下落を嫌気した個人投資家が小型株などに売りを入れたほか、先物売りが裁定解消売りを誘発。一時、前週末から見て220円も高かった日経平均は上げ幅を54円まで縮めて終わっています。

 まあ、13日に日経が書いた「首相、消費税増税先送り…」の記事を読んでみると、首相が延期する方針を固めた、とあるものの、首相から直接取材したのか、だれか側近から聞いたのか、ニュースソースが明らかにされていない変な記事です。おそらく、政府筋から、国民や財界、海外などの反応を見るために話をリークしたんでしょう。内外の反応を見て、異論がないとすれば、今後、財源を詰めて、サミット後にでも正式に会見で表明することになるんでしょう。ただ、ずいぶん以前から言われてきたことで、市場には十分すぎるほどに織り込まれているはず…。その結果が、今日、海外先物筋が笛を吹いたものの、国内投資家は踊らなかった、ということでしょう。国内投資家は、年初来、先物や為替、先物筋に、散々、痛めつけれられてきてきましたし、市場の先行きには不透明感が漂ったままですので、まともな投資家は、市場から遠ざかってしまっている感じがします。

 ただ、その一方で、先週末までの決算発表受けた日経平均の予想PERは13.77倍にという、割安水準に低下しています。直近レポートでも書いていますが、予想PERが底打ち反転すると、15.5倍前後まで上昇してPERがピークをつけることが多かったのですが、単純計算では、1万8460円付近ということになりますが果たしてどうか。直近、2回の底打ち局面では、平均で底値から17%上昇していました。今後、サミットを経て、消費税引き上げ見送り、アベノミクス2.0バージョンの発表、6月日銀金融政策決定会合と進んでいきますが、これだけ前向きな材料が控えている市場で、果たして売り仕掛けをして成功するものでしょうか。むしろ、買い仕掛けの方を警戒したほうがいいと思うのですが…。レポートでも、指数や主力株に流れが変わる可能性も頭に入れておく必要がある…としましたが、今日の午前中の動きを見ると、主力が幅広く買われていました。まだ、早いとは思いますが、どこかでは、指数が上昇する局面が出てくるんでしょうね。

 とりあえず、今の関心事は決算発表。特に今回は一時期に集中しましたので、会社計画に対するアナリストの予想が追いついていない所もありますから、まずは会社予想を織り込んでも、アナリスト予想を織り込むには時間がかかりそうです。特に、クレディスイスのインサイダー情報を使った営業が行政処分の対象になったことから、証券各社はコンプライアンス(法令順守)に神経を使っており、発表までの時間が通常より長引くことも予想されます。まあ、しばらくは、アナリスト予想が出てくるたびに、あっちこっちで個別株が浮いたり、沈んだりするような流れになるんでしょう。今回のレポートでも触れましたが、日米とも指数は重要な局面に差し掛かっており、ここは、しっかりと動きを見極めるところ。

 今日の日本株は、「行って来い」の元の木阿弥相場となり、日経平均は54円19銭高(0.33%)の1万6466円40銭、TOPIXは1.46ポイント高(0.11%)の1321.65ポイントと、ともに先週末から反発。出来高は、オプションSQ分が剥げ落ち、前週末比5.5億株減の19億5208万株、売買代金は同6063億円減の1兆9332億円と、薄商い状態。騰落状況は、値上がり742、値下がり1099。VI指数は0.24ポイント上げ27.54ポイントに上昇。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは4勝8敗で、ともに変わらず。RSIは、日経平均42.1%→42.6%、TOPIXは40%→39%。今日は日経平均先物売買の影響が大きかったようです。騰落レシオは、102%→109%に上昇。物色の広がりは保たれたまま…。GLOBEX市場では、原油価格がバレル47ドルに乗せてきているものの、ニューヨークダウは前週末水準。このところ、原油の動きとNYダウの相関関係が薄れつつあるようです。昨年5月、同11月高値のあと、円天井をつけ、その後、急落するというパターンを繰り返しており、市場に警戒感も漂っているようです。まあ、今週は米国も週末がオプションなどの清算を控えていますので、神経質な動きになるのもやむを得ないところ。まずは、米国市場の動きを観察するところから…。

 今日は、決算発表の待ち伏せとして取り上げた、ミロク情報サービス、飯田グループホールディングス、Aoi Pro.が上昇していました。ともに、アナリストが想定していた以上の今期増益見通しを出してきており市場に好評価されたようです。後は、アナリストが会社計画を上回る数字を出してくるかどうかで、今後の動きが決まることになります。しばらくは、業績相場が続くことになりそうですね。指数は膠着感を強めそうですが、各論は、まだまだ生きています。指数の目くらましに騙されないようにしないといけませんね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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