大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2017/09 | 10
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昨日の米国株は、消費の先行き懸念から小売り関連が下落し、指数の足を引っ張ったものの、6月利上げの可能性を示唆したFOMC議事録を受けた金融株の上げで相殺し、高安まちまちで終了
 おはようございます。
 昨日発表の米FOMC議事録は、17人のメンバーの大半が、経済成長や物価上昇などの条件が整えば、6月開催のFOMCで利上げが適切と考えていることがわかりました。複数の地区連銀総裁が、6月利上げの可能性があることを示唆してきましたが、市場は、9月以降の利上げを想定。FRBの考え方と市場の見通しの間に、大きな食い違いができており、このままでは利上げ時の市場のマイナスの反応が大きくなる懸念がありました。今回の議事録の公表で、市場が予想する6月利上げの確率は15%から一気に34%に引きあがりましたので、市場とのする合わせは進んだものと思われます。一方で、中国の動きがおかしくなり始めており、まだ、市場には6月利上げは無理との考え方も有力。市場とのすり合わせが不足とみた場合、議長や副議長など幹部からの発言が出ることも予想されます。大統領選挙を前に、ドル高につながるような利上げを実施することは政治的な配慮からすると無理なような気がしますが、第2四半期に入ってからのインフレ率の上昇を考えると、「待ったなし」の状況になっているのかもしれません。しばらくは、為替に関しては落ち着いて見られそうです。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7526ドル62セント     -3ドル36セント(0.02%)
 NASDAQ総合指数      4739.12ポイント        +23.39ポイント(0.50%)
 S&P500            2047.63ポイント        +0.42ポイント(0.02%)
 CME日経平均先物      1万6715円           +125円
 10年物国債金利        1.88%               +0.1210%
 ニューヨーク原油        48.19ドル            -0.12ドル
 GOLD              1274.40ドル           -2.50ドル
 ドルインデックス         95.21              +0.64               


 昨日の米国株は、消費の先行きへの懸念が強まるなか、ディスカウント大手、ターゲットがさえない決算を発表したことを嫌気。小売り関連株が幅広く売られ、下落してスタートしました。売り一巡後は、在庫の減少を好感した原油価格の上げを受け次第に上げ幅を拡大。NASDAQ市場でハイテク株やバイオ関連株が買われ、指数が堅調に推移していたことも支えとなり、昼前にはニューヨークダウはプラス圏に浮上。この日2時過ぎに予定されているFOMC議事録への期待感から金融株も買われるなど上げ幅を拡大。議事録発表前には、この日の高値1万7631ドル(前日比102ドル高)を付けていました。
 しかし、6月利上げの可能性を示唆する議事録が発表されると、警戒的な売りが増加。発表後まもなく、この日の安値1万7148ドル(同111ドル安)をつける荒っぽい展開に…。ただ、金利上昇で経営環境が好転する金融関連が買われたことから、引けにかけては持ち直し、ニューヨークダウは小幅反落。ハイテク株への見直しや金融株の上げを受け、NASDAQ総合指数、S&P500は反発。高安まちまちに終わりに…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1051、値下がりは2046(NASDAQ市場は、1636-1170)。

 NYダウは小幅に続落。ウォルマート(-3%)、ナイキ(-1.7%)、マクドナルド(-1.1%)など消費関連の下げが目立つ一方、指数寄与度の大きいJPモルガン(+3.86%)、GS(+3.1%)、AMEX(+1.2%)など金融株の上げが指数を支えていました。この日は、4月20日に戻り高値を付けて以来の安値を更新。「ヘッド&ショルダー(三尊天井)」形成懸念が出てきました。これまで下値を支えてきた50日線も下回っており、下値不安が出ていますが、今のところ上昇中の13週移動平均線が下値として意識されており、まだ、判断を下すことはできないようです。昨日もFRBの6月利上げ可能性について、市場とのすり合わせが進みそうとして、日柄にかけるか、値幅にかけるかが焦点になるとしましたが、先行して下げたNASDAQ総合指数が75日線を支えに下げどまっており、この辺がポイントになりそう。当面、原油価格の動きが注目されますが、利上げ懸念が強まる中でも堅調に推移。今回は、地政学要因や産油国の国内事情から供給が減少していることが背景になっており、案外、金融株とともにエネルギー株が指数を支えることになるのかも…。

 米国株は高安まちまち。円は、追加金融引き締め懸念からドルが主要通貨に対して上昇した流れを受け、対ドルは110円10銭台に、下落。対ユーロは123円60銭台に小幅下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を125円上回る1万6715円で帰ってきました。レンジは、1万6505円~1万6800円。出来高は前日比8000枚増の5万4366枚。本日の日本株は、円安を好感し堅調な展開が予想されます。引き続き、先物主導の展開が予想され、相場がふらつき始めた中国株の動きによっては波乱も予想されます。ただ、昨日もかいたように、今期~来期の決算のアウトラインが掴めたことで年金などのファンドがポートフォリオの構築に動き始めた可能性もあり、ソニーやソフトバンク、日本電産、パナソニックのほか、大手ゼネコンなどが下値を切り上げてきそう。当面は、じっくり腰を落ち着けて取り組む銘柄の方が面白そう。節値を払ってきた五洋建設…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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