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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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先物のシステムトラブルが株高を演出…?
 3連休明けの22日火曜日の日経平均jは381円26銭高の1万3184円96銭、TOPIXは35.31ポイント高の1287.74と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは72、RSIは41、25日線かい離はマイナス1.7%でした。出来高概算は18億5000万株、売買代金は1兆9500億円と、薄商い。株価だけがすっ飛んだ…という感じでしょうか。

★今週は「逆三尊底」の確定が課題
 先週まで日経平均は6週連続安し、週足サイコロは4勝8敗まで調整が進んでいました。まだRSIが43%でしたから若干の調整未了感が残っていましたが、1万3000円の大台を割り込み値ごろ感はでていましたね。直近のレポートでも今週は、週足で下げ止まり感を出し、「逆三尊底」を確定する野が課題になる…としましたが、ちょっと期待を持たせる足になりました。先週の、ニューヨークダウは、週初に1万700ドル台まで売り込まれたあと、週末までに880ドルも反発。週末までの3日間の日足で、日本式罫線でいう「赤三兵」をつけ、買いサインを出しています。

★新たなトレンドを形成したNYダウ
 ただ、週末の書き込みで25日線が頭押さえになるとしましたが、予想通り昨晩はマイナス圏で終わっています。まあ、ここまでは想定どおりの動きです。当面は、2番底取りの動きに移行すると思いますが、出直った場合、まず、1万1700ドル付近に最初の関門がまっています。また、ニューヨークダウの週足は、最近の高値、安値をそれぞれ結ぶと右肩下がりの平行トレンドを描いています。先週の陽線はこのバンドの下限に接近して下げ止まった格好をしており、中期の2段下げが終わった形になっています。

 中期的には、ここから、下降トレンドを抜き上昇トレンドに復帰するか、それとも下降バンドの上値抵抗ラインに押さえ込まれ3段下げに移行するのか、米国の金融政策が大きな鍵を握ってきそうです。今後の、ニューヨークダウの動きを見る場合、この右肩下がりのバンドが重要な意味を持ってきます。一度、自分でラインを確認し、戻りや押し目のポイントをチェックしておいてはどうでしょうか。

★なーんか変な米国株
 さて、ニューヨーク市場ですが、金融株についてはアナリストが弱気に見すぎて、実際はとんでもなく悪い数字がでているのに予想より良かった…として買われ、ハイテク株では、強気に見すぎて、実際には好決算をだしているにもかかわらず、予想に届かなかったとして叩き売られる…。なんか、米国の市場って変ですね。今日も引け後に発表されたハイテク株の決算が予想に届かなかった、として、GLOBEX先物市場で、ダウは100ドル以上も下げ、NASDAQ市場も一時は30ポイント以上も急落していました。

 大体、メリルにしてもシティにしてもトータルの損失が予想を下回ったにしろ、サブプライムローンがらみの損失は両者とも100億ドル超え、そのほかに、個人向けローンやM&A向けレバレッジローン、商業用不動産融資などが不良債権化し新たな損失として計上され始めました。中身は、無茶苦茶になっているんですね。それを、レベル3資産などから出てくる絵に描いた利益で膨らませて帳尻を合わせているのが実体。問題は、レバレッジにレバレッジを重ねて作った金融商品が一体いくらあるのか…。不動産価格が下落し、証券化商品が10%下落すれば、元本に対してはレバレッジを利かせたぶんだけ損失が拡大する。フレディマックの場合、自己資本は2%を」切っているといい、総資本に対するレバレッジの率は50倍以上。住宅価格の下落が止まらない中、1回や2回の増資で収まるものでしょうか…。

 時価評価をストップし、損失ができるだけ表面化しないように押さえ、時間をかけて住宅価格の回復を待ち、少しずつ損失をカバーしていくしか道はありません。先週、株価が、急反発したのも、結局、政府がこの道を選んだことでハードランディングが避けられた…という安心感から戻した、と見ることもできます。

★債権国に負い目を負った米国…パワーバランスが変化へ
 もちろん、ロシアや中国、日本、中東オイルダラーが米国債やフレディマックなどの債券や金融商品を売却しない…という条件つきですが。これで、米国はロシアや中国などに大きな負い目を負うことになります。今後は、外交や軍事面で米国が譲歩しなければならない場面がたくさん出てきそうです。この点で、今回の金融危機は世界のパワーバランスを大きく変えてl来ることになるはずです。最も、強大な軍事力を背景に「返すのやーめた」とデフォールト宣言すれば話は別ですが…。今回の、危機に際しても、日本政府は、米国の金融に支障が出ればいつでも外貨準備を使って支援する…と、申し出たそうで、少なくとも日本は米国の永遠のポチであり続けることを宣言したみたいです。まったく、困った政府ですね。米国が日本をうっとうしく感じ始めていることがまだわからないのですかね。

★日本株も戻るが、決算内容では天井は低いか
 さて、日本株ですが、先週出遅れた分を取り返そうと、高く始まったものの、GLOBEX市場で米国株が大幅安していたため、伸び悩んでいました。しかし、後場に入り、ストップしていた債券先物市場のコンピューターが動き出すとともに、先週作っていた「債券先物買い・株先物売り」のポジション解消の動きが出て、株の先物市場に大口の買戻しが入ったのを機に、裁定買いもはいり日経平均はするすると値を伸ばし、大幅高で引けました。出来高をみてもそれほど増えていませんので、指数売買の影響を受けたことが分かります。ただ、中身がなくても、大陽線を付けた動きは、チャート面ではプラス。当面25日線へ向けて反発する動きが出そうです。

 当面、ニューヨークダウの動きがポイントになりそうですが、前にも説明したように、下降バンド内で2段下げ達成後の戻り相場が始まりそうですので、日本株も連れ高が期待できそうです。この肝心なときに始まるのが企業の4-6月期の決算発表。内容によっては、ここからの戻りの頭が低くなることも予想されます。でも、米国の製造業の内容を見ていると、案外……かもね。

 決算は決算…材料株の短期回転相場はそれなりに続くのでこちらにつくのも一方か…? 


 
 

 
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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