大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2017/05 | 06
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週末の米国株は、英EU離脱懸念の増幅を嫌気したドル上昇を受け、多国籍企業やエネルギー、金融など幅広く売られ、主力3指数とも続落して終了
 おはようございます。
 昨日も書きましたが、英国のEU離脱の是非を問う国民投票日が近づくにつれ、市場の緊張が高まっています。昨日は、調査会社ORBインターナショナルが実施したアンケート調査(2000人に対し実施)結果が発表されましたが、4月実施時に比べ、離脱支持が0.4ポイント増加し、55%に。一方、残留支持は4ポイント減り45%に低下。4月時はやや離脱支持が上回る程度でしたが、離脱支持が残留を10ポイント上回り、離脱が現実味を帯びてきました。サンプル数の少なさや、サンプル抽出の問題は残りますが、市場は、敏感に反応。リスク回避の動きから、ドイツ国債が過去最低金利まで買われたほか、安全通貨としてスイスフラン、ドルが買われ、米国10年国債金利も2012年以来の1.63%台まで買われています。

 また、恐怖指数といわれるVIX指数は、この日だけで16%上昇。17ポイントまで上げてきました。今週7日には12.72ポイントの安値を付けていましたから、わずか4日間で4.61ポイント、36%超えの上昇で、投票日接近とともに、一気に緊張感が高まってきた格好です。賭け会社の残留確率は、まだ75%あるといいます。市場は一斉にリスクオフへ向け動き始めていますが、賭け会社の予想通りになった場合、市場で何が起こるのでしょうか。円買い越しポジションが減少していたシカゴIMM通貨先物市場の投機筋のポジションは、再び、円買い越しが急増しています。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7865ドル34セント     -119.85ポイント(0.67%)
 NASDAQ総合指数      4894.55ポイント        -64.07ポイント(1.29%)
 S&P500            2096.07ポイント        -19.41ポイント(0.92%)
 CME日経平均先物      1万6290円           -240円
 10年物国債金利        1.64%               -0.04%
 ニューヨーク原油        49.07ドル            -1.49ドル
 GOLD              1275.90ドル           +3.20ドル
 ドルインデックス         94.66               +0.59
 

 週末の米国株は、英国のEU離脱懸念の高まりやドル高による資源価格の下落を嫌気。欧州株が全面安になった流れを受け、売りが先行。続落スタートになりました。売り一巡後に、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことを好感し、買いなおされる場面もありましたが、英調査会社のEU離脱に関する調査j結果が伝わると、再度、下落幅を拡大。ニューヨークダウは昼過ぎにこの日の安値1万7812ドル(173ドル安)をつけています。引けにかけ、買戻しなどから下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも続落して終了。原油価格の下落を嫌気しエネルギー関連株が売られたほか、ドル高を嫌気しボーイングなど多国籍企業も下落。長期金利の低下を嫌気しJPモルガンなど金融関連も下落するなど、ほぼ全面安の展開に…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり598、値下がり2450(NASDAQ市場は、591-2218)と、売りが優勢。

 NYダウは、続落。上昇中の13週移動平均線にささえられ、週間では小幅に上昇。ただ、ここにきてドルインデックスが反発に転じており、資源価格が頭打ちになっていることや多国籍企業の業績への懸念が指数の頭を押さえています。日足、週足とも移動平均線の状態に問題はなく、当面、1万8000ドル大台を達成したあとの短期的な調整とみておけばよさそうです。原油価格の動きがポイントになりますが、昨年10月高値を更新したことに伴う益出しの売りで、早晩反発に転じるものと思われます。25日線を大きく割りこむなどテクニカル面での悪化が無い限り、弱気するところではなさそう。

 米国株は続落。円は、英国のEU離脱懸念からユーロがドルに対し売られたものの、対ドルは106円90銭台と横ばい。対ユーロは、120円30銭台に上昇。120円割れが見えてきました。CME日経平均先物は、大証先物終値を240円下回る1万6290円で帰ってきました。レンジは、1万6185円~1万6450円。出来高は、約1万枚増の5万3454枚。週明けの日本株は、欧米株安や対ユーロでの円上昇を嫌気し、冴えない展開になりそうです。日米中銀の政策変更可能性が小さく、焦点は英国の国民投票に移行しそう。市場の反応は読み切れないところがありますが、詳しくは明日のレポートで考察してみます。まあ、今週は、待ち伏せ方針で臨んだ株が一斉に花開いた…という感じで、指標の動きは別にして「まあまあ」の週でした。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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