大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2017/09 | 10
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昨日の米国株はFOMCの政策据え置きを前に堅調に推移したものの、成長率見通しの引き下げや、英国民投票の離脱支持が上回った調査結果を嫌気し、5日続落して終了
おはようございます。
 昨日の米FOMCは、事前予想通り、政策据え置きになりました。注目の参加メンバーによる金利見通しは年内1~2回の利上げを示唆するものが多かったようですが、3月会合で年内1回の利上げ示唆は一人でしたが、今回の会合では6人に増加。次第にハト派に近づいていることがわかりました。また、2016年の成長見通しを+2.2%から+2.0%に引き下げ。景気の先行きに懸念を強めていることも判明。その後の会見で、政策据え置きは、「英国のEU離脱による混乱を考慮した…」、と誌ながら、「経済活動は加速した可能性がある」、「緩やかな利上げのみが正当化される」」としたうえ、「7月利上げも不可能ではない」と、市場の利上げ懸念の後退に釘を刺しています。今回のFOMC結果を受け、短期金融市場の利上げ確率は7月が6%、9月が27%、12月までが37%に低下。イエレン議長の思惑とは異なり、年内利上げ確率も後退しています。また、円相場にとって懸念されるのは、同議長が「強いドルは米国経済の下押し圧力になる…」と、ドル安を志向する可能性を示した点。英国のEU離脱懸念と合わせ、円の上昇圧力にもなりかねません。今日の日銀金融政策決定会合で、何らかの対応策を期待したいところですが、サプライズは無いんでしょうね…。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7640ドル17セント    -34ドル65セント(0.20%)
 NASDAQ総合指数       4834.93ポイント       -8.62ポイント(0.18%)
 S&P500              2071.50ポイント       -3.82ポイント(0.18%)
 CME日経平均先物       1万5865円          -35円
 10年物国債金利        1.5960%            -0.0150%
 ニューヨーク原油        48.01ドル           -0.48ドル
 GOLD               1288.30ドル         +0.20ドル
 ドルインデックス         94.61             -0.33    


 昨日の米国株は、FOMC声明文の発表を午後に控え見送り気分の強い展開だったものの、アジア、欧州株が上昇したことを受け、買いが先行。反発してスタートしました。金融株などに買戻しが入ったほか、鉄鋼大手USスチールの投資判断上げがあったことから、素材関連が上昇するなどし、ニューヨークダウは1万7700ドル付近まで上昇。ただ、この付近では戻り売りも多く、午後にかけて高値圏で持ち合う動きに…。FOMC声明文が発表され、政策が据え置かれると、一時、上げ幅を広げ、この日の高値1万7762ドル(前日比88ドル高)をつける場面がありましたが、成長率見通しが引き下げられたことや、依然、年内2回の利上げに固執するメンバーが多かったことを嫌気。上げ幅を縮める場面も…。引け近くに、英国のEU離脱を問う国民投票に関する調査結果が伝わり、離脱支持が多かったことがわかると、一気に売りが増加。引け近くには、この日の安値1万7629ドル(同45ドル安)をつけていました。結局、主力3指数とも5日続落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1870、値下がり1196(NASDAQ市場は、1538-1270)と、ともに買いが優勢。指数の弱さが目立ちますが、週末のクアドルプル・ウィッチングを意識した動きも関係している可能性も。

 NYダウは5日続落。上昇中の75日線を意識して、底堅い動き。NASDAQ総合指数、S&P500も75日線を意識していますが、両指数とも日足一目均衡表の「雲」上辺にあり、NYダウよりも下値がしっかりしている印象。NYダウについては、ドルと原油価格の動向がポイントになりますが、昨日はドルが下落したものの、原油価格は、在庫が予想を下回る減少にとどまったことや、森林火災により生産が停滞していたカナダのオイルサンドが正常な状態に戻ったことが嫌気され続落したことが、指数を圧迫したようです。当面は、原油価格と英国のEU離脱問題を見ながら、神経質な展開が続きそう。

 米国株は5日続落。円は、FOMCの政策据え置きや米金利低下を受け、対ドルは105円90銭台(一時、105円44銭と、5月高値を更新)に上昇、対ユーロは119円30銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を35円下回る1万5865円で帰ってきました。レンジは、1万5700円~1万5980円。出来高は前日比9000枚減の4万8353枚。本日の日本株は、軟調に推移しそう。円相場が、一時、5月高値を上回り1年8か月ぶり水準に上昇したことがイヤケされそう。日銀会合の結果次第の展開ですが、政策据え置きが予想されるものの、参院選や都知事選を控えており、どれだけ市場に配慮した内容になるかが焦点に…。政策据え置き発表後の売り仕掛け(円買い・株先物売り)を懸念…。引き続き、物色方向の見極めを重視したい。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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