大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2017/04 | 05
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -



本日の日本株は、内需株や新興市場株、小型成長株が買われたものの、自動車など外需主力株への売り圧力が強く、高安まちまちで終了
 英国のEU離脱問題は、まだ進展をみていないようです。残留を希望する国民は、議会に国民投票結果を無視して、EU内にとどまるように要求。また、もう少し冷静な国民は、新政権が解散総選挙を行い民意を問い直すことを要請していますが、キャメロン首相は10月の任期いっぱいまでとどまる方針を示しており、このままでは、新政権ができるまで、事態の進展は無いということになりますが…。EU側も独仏伊の首脳が会合。英国が離脱を正式に表明する前に、あれこれ交渉しないことを決めています。離脱するかしないかのキャスティングボードは、英国に預けられているわけで、英国が動かない限り、事態は進まないということになります。この間、EU側も強くなりすぎたEU統治機構の見直しを図り、加盟国の裁量権を拡大するなどの不満を和らげるような動きをしていくことになるんでしょう。

 まあ、英国が動かない限り、状況に変化はないわけで、今日は、GLOBEX市場の米国株先物が終日プラス圏で推移。原油価格も上昇していましたので、いったんリスクオフを巻き戻すような動きが出ていました。今日の日本株は、昨日の米国株安を受け、CME日経平均先物が大証先物終値を200円下回って帰ってきたことから、CME終値にさや寄せする先物売りが先行。円が強含んだことも嫌気され、外需主力株に売りが増加。日経平均は、裁定解消売りなどもあり、寄り後まもなく、この日の安値1万4987円(前日比322円安)をつけていました。この間、GLOBEX夜間取引市場のニューヨークダウ先物は上昇して推移。原油高にも支えられ次第に上げ幅を拡大すると、先物に買い戻しが入り、それにともなう円売りもあり、為替が102円台に下落。次第に下落幅を縮小していきました。後場に入ると、金融株などに買い戻しの動きもはいり、上げ幅を拡大。後場寄り後、この日の高値1万5443円(同134円高)をつける場面も…。結局、日経平均は小幅に続伸したものの、大型外需株への売り圧力が強く、TOPIXは反落。

 日経平均は、13円93銭高(0.09%)の1万5323円14銭、TOPIXは1.14ポイント安(0.09%)の1224.62ポイントで終了。出来高は、前日比2.12億株増の24億9562万株、売買代金は477億円増の2兆3571万株と小幅に増加。騰落状況は、値上がり1000、値下がり855と買いが勝りました。VI指数は、2.41ポイント下げ33.36ポイントに低下したものの、依然、高水準。先行き警戒感は解けていないようです。
 今日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗(58%)に上昇。TOPIXは6勝6敗(50%)で横ばい。日経平均RSIは、34%→32%に小幅に低下。25日線かい離率は、-6.7%→-6.3%と、ややマイナスかい離が縮小。騰落レシオは、89%→92%に上昇。24日の83%を底に拡大基調にあります。指数の動きは、方向感がありませんが、指数が下げ止まったことから、かさ上げ的な動きに回帰しつつあるようです。

 今日の流れを見ていると、GLOBEX市場のニューヨークダウが終日堅調に推移していたにも関わらず、外需主力株やメガバンクの下げが目立ちました。英国のEU離脱にともなう、営業や拠点戦略の見直しが迫られるメガバンクに加え、トヨタ、日産などの自動車メーカーは、英国に製造拠点を置き、EU市場の開拓を進めてきましたが、英国のEU離脱によりEUへの輸出にともない10%の課税を受けることになることや、混乱に伴うリスクオフの動きから、円高懸念が増大。内外投資家がポートフォリオから持ち株を減らしていることや、一部投機筋が空売りするような動きも出ているようです。一方で大手ゼネコンや、NTTなど大型通信株など内需系大型株が堅調に推移。機関投資家などが円高を懸念し、ポートフォリオのリバランスを進めていることも影響しているようです。

 まあ、英国のぐずぐず状態が続いている間は、なかなか、方向感が出てこないと思われ、流れは短期決戦型の新興市場株、小型株になっていかざるをえなくなりそう。ただ、今回の問題で市場が気にしているのは、世界経済の枠組みが変わることとともに、景気への影響も懸念しています。特に、今や世界経済の唯一のけん引役になっている米国経済の動きへの関心が高まってくるはずです。今週から7月相場に入りますが、米国ではISM製造業景況指数や雇用統計など重要な景気指標が発表されてきます。

今のところ、今月初めの非農業部門雇用者数の劇的な伸びの鈍化は一時的な減少ととらえられていますが、昨日発表された、6月サービス業PMIの中で、雇用は52.5→52.0に低下。一昨年5月時のレベルまで低下しており、楽観視してみてはおれないようです。関心が、英国のEU離脱に向かっている間に、横合いから米経済の急原則という悪材料が飛び出してこないとも限りません。まあ、杞憂にすぎるとは思いますが、主力株が調整を続ける一方で、まだ割高にもかかわらず高値圏で堅調を続ける銘柄も多くあります。大底が入るときは、全員同じ土俵まで引き戻されるもの…。熊本の地震では、本震と思ったものが余震で、あとから起きたのが本震だった、という例もあります。一定のキャッシュをもつなど、リスクへの備えだけはしておきたいものですね。
 レポートの継続追跡銘柄は、本日も堅調でしたが、大きく伸びる局面では、いったん益出しすることも大事ですね。まだ、安値でも買えそうな場面もありそうです。欧州株、銀行を中心にガンガン戻しているようです。米国株も、ニューヨークダウ先物が200ドル近く戻しているようですが、どうやらリスクオフも一服…というところでしょうか。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ