大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの米国株は、原油価格の下落を嫌気したものの、企業決算への期待感から買われ、NYダウは5日連続最高値を更新して終了。全般jは小動きに推移。
 おはようございます。
 世界がざわざわしていることから、ドルの強さが目立ってきました。ドルインデックスは4月末に92.6の安値をつけたあと、じりじりと上昇。先週末には96.68まで上げてきました。昨年3月来、92~100のレンジを形成していますが、ちょうど半値戻しまできた格好です。シカゴIMM通貨先物市場では、先週12日現在で、ドルは80億1000万ドルの買い越し。前週の41億8000万ドルから、倍増に近いペースの増え方です。この間、リスクオフの動きは後退していますから、違う目的で資金が米国に流入していたことになります。米国では、一時、債券と株式が同時に上昇する現象が起きましたが、この時はリスクオフの流れと、比較j的高い利回りが確保できる米国債買いの流れが併存していた、と見ることもできます。一方、人民元安が続いていることも関係しているのかもしれません。今週も流入が続くようだと、中国への警戒感が高まるかもしれません。ただ、最近では国債価格が下落し金利が上昇に転換していますが、これはリスクオフが後退し、債券からの資金流出が起きていることをしめしますが、ドルインデックスを見る限り、米国から資金が流出しているようでもないようです。債券価格の下落の一方、ニューヨークダウの上げが加速しており、債券→株式の流れが起きているのかもしれません。大型株の多いバリュー株堅調の背景も、これで説明できます。米国内で資金が循環している感じがします。世界がざわつくなかで、世界通貨の要件である「強い軍事力」に注目してドルを買う動きがでているのかも…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8533ドル05セント     +16ドル50セント(0.09%)
 NASDAQ総合指数       5055.78ポイント        +26.19ポイント(0.52%)
 S&P500              2166.89ポイント        +5.15ポイント(0.24%)
 CME日経平均先物       1万6610円           +60円
 10年物国債金利        1.585%             -0.009%
 ニューヨーク原油        45.24ドル            -0.71ドル
 GOLD               1329.10ドル          +1.70ドル
 ドルインデックス         96.54              -0.02


 週明けの米国株は、欧州市場が高安まちまちとなるなか、高値警戒感や原油価格の下落を受け、売りが先行。反落スタートになりました。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万8489ドル(前週末比27ドル安)をつけていました。ただ、朝方発表されたバンクオブアメリカの決算が減益になったものの、利益が予想を上回り買われたことや、ソフトバンクによる英ARM買収を受け半導体関連企業に買いが入ったこともあり、昼前にはプラス圏に浮上。この日の高値1万8556ドル(同40ドル高)をつける場面も…。この日発表された住宅建設業者指数が前月水準、予想をともに下回り上げ幅を縮小する場面がありましたが、企業業績発表への期待感から、引けにかけては堅調に推移。結局、NYダウは5日連続最高値を更新。NASDAQ総合指数、S&P500は反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1947、値下がり1117(NASDAQ市場は、1585-1265)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.23ポイント下げ12.44ポイントに低下。

 NYダウは7日続伸。主力3指数の中で傑出した強さが目立ちます。原油価格に一服感がありエネルギー関連の動きが鈍いものの、底堅い景気を受け景気敏感型の銀行や素材などバリュー株が買われているjことが強さの背景にあるようです。ただ、サイコロジカルラインが10勝2敗(81%)をつけるなど、短期テクニカル指標に買われすぎを暗示する指標も増加。このところ頭打ち感を強めてきました。昨日の終日レンジは67ドルと前週末の86ドルに続き、小幅な動きに終始。当面、高値で調整しながら企業業績発表を見守る展開に…。

 米国株は、堅調。円は、週末にトルコのクーデター発生で買われたものの、短期間で沈静化したことから、この日は、このところ上昇傾向にある米金利を受け対ドルは106円10銭台に下落。一時、106円20銭台をつけ、英・EU離脱ショック前の安値を上回る場面も…。対ユーロは117円50銭台に下落。CME日経平均先物は、週末の大証終値を60円上回る1万6610円で帰ってきました。レンジは、1万6480円~1万6655円。本日の日本株は、底堅い米国株や円安傾向を受け、堅調な動きが期待できそう。指数がテクニカルな抵抗帯に差し掛かっており強弱感が対立しやすいところですが、LINEや任天堂など物色の柱ができていることや政策期待や円高修正の動きから、先高観が醸成されており、先物筋リードで壁を突破する動きも期待されます。ソニー、ソフトバンクにくわえ、裁定業者の支配玉手当の動きからユニクロを中心とした指数寄与度の高い外需株の動きに注目したい。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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