大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの米国株は、FOMCを控えて手控え気分が強まるなか、原油価格の下げを嫌気したエネルギー株の下落にリードされ、主力3指数とも反落して終了。
 おはようございます。
 日米とも、上げ相場が一服しています。米国の場合は、当初、S&P500 採用企業で5%以上の減益が予想されていたものの、発表が進むにつれ、3.7%減まで上方修正されてきました。これが支えになるため、下値の心配もなさそうです。でも、日本の場合は、海外投機筋(特にイベントドリブン型ヘッジファンド)が、過大な思惑からポジションを膨らませており、何も出なかった時の投げ商いが懸念されます。また、急落を思惑して、別の先物筋が売りポジションを増やしてくる可能性もあり、今週は、胸騒ぎの週になりそうです。日銀も市場に「サプライズ」を与えることに腐心しているようですが、どうしても投機筋の思惑が先行し、会合のたびに市場が波乱を強めるケースが増えてきました。米國のように、事前のガイダンスを重視し、市場を導いていくやり方に変えたほうが良いと思いますが、今のメンバーに市場との対話ができる人が何人いるのか…。お寒い限りですね。何とか、無事に通過してもらいたいものです。
 
 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万8493ドル06セント       -77ドル79セント(0.42%)
 NASDAQ総合指数        5097.63ポイント          -2.53ポイント(0.05%)
 S&P500               2168.48ポイント          -6.55ポイント(0.30%)
 CME日経平均先物        1万6560円             -50円
 10年物国債金利         1.576%               +0.010%
 ニューヨーク原油         43.13ドル              -1.06ドル
 GOLD                1319.50ドル            -3.90ドル
 ドルインデックス          97.23                -0.16


 週明けの米国株は、欧州主要市場が高安まちまちになるなか、原油価格が需給の悪化を嫌気し、3か月前水準まで下落したことを嫌気し、売りが先行。反落してスタートしました。日米の金融イベントを控え手控え気分が強まるなか、原油価格の下落に歩調を合わせ下落幅が拡大。昼頃、バレル43ドルを割り込む局面で、ニューヨークダウはこの日の安値1万8452ドル(前週末比116ドル安)をつける場面も…。アップルへの投資判断下げがあり同社株が下落したことも指数の足を引っ張りました。この日は、今晩からのFOMCを控えポジション調整的な売りも多く、ダウ30種採用銘柄で1%超え上げたものはなく、エネルギー関連株やヘルスケア関連などが下げを主導していました。引けにかけて、やや買い戻されたものの、結局、主力3指数とも反落して終了。NYダウは8立会日ぶりに1万8500ドルの大台を割り込んでいます。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1131、値下がり1903(NASDAQ市場は、1205-1681)と、ともに売りが優勢。

 NYダウは反落。依然、日足サイコロが10勝2敗(81%)と買われすぎ状態にあります。昨年、5月の高値を更新して以降、まだ下値を調べる動きが出ていませんので、短期的には昨年5月高値を下値めどとして過熱感を調整する動きになりそうです。レポート直近号でも書きましたが、NYダウの月足MACDが買いシグナルの発信に近づいており、トレンドとしては上向きの流れが続きそう。昨日も10年債金利は強含んでおり、依然、債券市場からの資金流出は持続。株式への待機資金は豊富にあり、押し目にも限度がありそう。上げを主導してきた原油価格の動きが焦点ですが、チャートポイントの3月高値42.39ドルに近づいており、そろそろ、押し目買い機運も出てきそう。

 米国株は反落。円は、ドイツの予想を上回る景気指標を受け、ユーロが買われた流れを受け、対ドルは105円80銭台に上昇。原油価格の下げを懸念したリスクオフの動きから対ユーロは116円35銭と小幅に上昇。CME日経平均先物は大証終値を50円下回る1万6560円で帰ってきました。レンジは、1万6520円~1万6760円。出来高は、前週末比7000枚減の2万9046枚。本日の日本株は為替の方向感がつかめないことや、日米の金融イベントを控え、模様眺め気分の強い展開になりそう。海外投機筋が、日銀会合へ向け先物買いのポジションを積み上げていることから、日銀が政策を据えおいた場合、波乱する可能性もあり、逆に売りポジションを作りに来る投機筋もでてきそう。日銀会合に向け指数の振れ幅が大きくなる可能性も…。当面は、決算発表睨みの個別色を強めた展開か。

 昨日発表の、求人広告掲載件数で、この欄でも書いてきたようにインターネット求人サイトが22%の大幅な伸びになる一方、紙媒体は二ケタの減少。やはり、両者間で大きな格差がついてきたようです。また、アルバイトやパートの確保がむつかしくなってきたことから、正社員を募集する動きも強まっており、双方に強みを持つ企業への注目度が高まりそう。やはり、昨日のディップの上げには背景があったんですね。また、昨日はソフトバンク系列の米スプリントネクステルが好決算を背景に急伸。英国ARMの大型買収にともなう財務悪化を嫌気して売られてきたソフトバンク株にもそろそろ歯止めがかかるか…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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