大仏さんの「株やぶにらみ」
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昨日の米国株は、原油価格の下落を受けたNYダウに下げに対し、ハイテク株の好決算を受けたNASDAQ総合指数が続伸するなど、高安まちまちで終了
 おはようございます。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万8456ドル35セント     -15ドル82セント(0.09%)
 NASDAQ総合指数        5154.98ポイント        +15.17ポイント(0.30%)
 S&P500               2170.06ポイント         +3.48ポイント(0.16%)
 CME日経平均先物        1万6565円           +155円
 10年物国債金利         1.5100%             +0.09%
 ニューヨーク原油         41.14ドル            -0.78ドル
 GOLD                1341.20ドル           +6.70ドル
 ドルインデックス          96.66               -0.13   


 昨日の米国株は、銀行やエネルギー大手のさえない決算を受け欧州株が下落した流れを受け、売りが先行したものの、前日引け後に予想を上回る決算を発表したフェイスブックが買われたことを好感。小幅安のスタートになりました。ただ、調整色を強める原油相場が41ドル割れ寸前まで売り込まれると次第に下落幅を拡大。この日決算を発表した自動車大手フォードが英国のEU離脱の影響について、減益要因になると警鐘を鳴らしたことが嫌気され、昼前に、ニューヨークダウはこの日の安値1万8368ドル(前日比104ドル安)をつける場面もありました。ただ、ハイテク企業を中心に予想を上回る決算発表が続いていることから、この日引け後に発表されるアルファベットやアマゾンへの期待感から次第に下落幅を縮小。引け近くには一時プラス圏に浮上する場面も…。結局、エネルギ株のの下落が響いたNYダウは4日続落NASDAQ総合指数は3日続伸、S&P500は反発…と、高安まちまちで終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1570、値下がり1445と、買いが優勢。NASDAQ市場は、上昇1335に対し下落1511と、売りが優勢。指数とは異なる動きでした。

 NYダウは、続落。昨年5月に付けた高値1万8351ドルに近づいてきました。原油価格の下げが影響し、指数は調整を余儀なくされていますが、その一方で、長期金利が一時1.5%を割り込み金利低下が鮮明になってきたことからドルインデックスが続落しています。昨年5月高値付近は相場の転換点になりそうですが、その際はドル安を好感した多国籍企業がリードする格好に…。NASDAQ総合指数は、想定通り史上最高値へ向け、順調な歩みを進めています。前日のフェイスブックに続き、昨日はアルファベット、アマゾンが好決算を発表。今晩の米国株上げへの期待感を強めています。

 米国株は高安まちまち。円は、米長期金利の低下や日銀が市場の期待に沿う政策を打ち出せないのでは、との懸念から対ドルで、105円20銭台に小幅に上昇。対ユーロは116円60銭台に小幅に軟化。CME日経平均先物は、大証先物終値を155円上回る1万6565円で帰ってきました。レンジは1万6365円~1万6655円。出来高は、前日比8300枚減の4万5903枚。引け近くまで1万6300円台で推移し、引け間際に買われ1万6500円台で終わっています。米投機筋の間では、政策据え置きの場合も含め、日銀は市場の期待を満足させるような政策を打ち出せないとして、下げを予想をする向きが多いようです。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せし高寄りした後は、日銀会合の結果待ちで神経質な動きが続きそう。CMEレンジ下限は1万6365円で下振れしても、このゾーン付近とみられますが、大型の景気対策への思惑もあり、下値の買い需要は強く、案外、懸念するほどの波乱はないのかもしれません。

 週末でもあり、無理して動く必要もないように思いますが…。増額修正期待の強いものが、下押したところを買うのがベスト。昨日は、介護関連人材の囲い込みを進めるエスエムエスが、決算を発表。コンセンサスを上回りました。通期見通しを据え置いていますので、叩き屋の動きが懸念されますが…。まあ、今日は、日銀会合の結果次第…。フォワードガイダンスを打ち出すという話もありますが、変なサプライズを与えることばかり考えないで、もっと、市場との対話を重視したほうが良いとおもいます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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