大仏さんの「株やぶにらみ」
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週末の日本株は、日銀会合への失望から乱高下したものの、マイナス金利拡大の見送りを受けた金融株の買い戻しから、日経平均、TOPIXとも反発して終了
 最大のイベントを通過。7月月間足は陽線となり、前月から反発して終わりました。注目の日銀金融政策決定会合は、ETFの買い取り枠の倍増と企業への外貨供給枠の増加。市場のほうからは、「大盤振る舞いしないと満足しないよ…」と、圧力がかかっていましたが、ものの見事に肩透かしをくらわした格好。結果発表前から、先物市場では思惑的な売買があり、後場の立会が始まる前には、先物価格が1万5910円と前日比で500円も下げる場面がありました。しかし、結果が発表され、ETFの買い取り枠の倍増だけだったものの、とりあえず材料出尽くしで、後場寄りから買い戻しが優勢となり、寄り後まもなく日経平均はこの日の高値1万6679円(前日比203円高)をつけています。その後、政策が期待外れだったことから円高fが進行したことを受け、再度、先物を売り込む動きが強まり、一気に下げ幅を拡大。高値を付けたわずか6分後に、この日の安値1万6174円(同302円安)をつけるという荒っぽい展開に…。

 日銀会合の結果をめぐって先物筋の強弱感が対立、空中戦が繰り広げられた格好ですが、マイナス金利の適用拡大を思惑して、事前に売り込まれていた銀行や証券、保険など金融関連に、まとまった買い戻しが入り急伸すると、TOPIX主導で反転上昇。週末、月末にともなうポジション調整の買い戻しも入り、引けにかかけ急速に値を戻し、日経平均、TOPIXとも反発して終わっています。マイナス金利が見送られれば金融株にとってはプラス、ETF買い取り枠の拡大は株式市場にとってはプラス。少々円高になっても、売り仕掛けの解消から、円が売られ、それほどきつい円高にはならないだろう…という、読みでもあったんでしょうか。まさに、「技あり」という感じでした。また、次回の会合にかけ日銀職員にこれまでの緩和策の総括のための調査を求めた…としたことも、次回会合で、何らかの追加措置が講じられるのでは…との期待感をつないでいます。

 さらに、今回の措置に関しては、企業の外貨調達の便益を図ることや、英国のEU離脱にともなう市場の混乱に備えるなど海外情勢の変化に備える対策が優先されています。ややうがった見方をすれば、日銀は国内の景気に対し、自信を持っている、との見方もできます。市場も、金融政策だけで景気の浮揚や物価上昇が達成できないことは感じているはずですから、政府の景気対策のほうを重視しようという動きになったのかもしれません。まあ、朝も書きましたように、案外、大山鳴動して鼠一匹みたいなことになるのかも…としましたが、先物筋の空中戦で大荒れになったものの、マイナス金利拡大の見送りで金融関連が買い戻されたことが、相場を立て直してくれました。日銀内にこの絵を描いた人材でもいたのでしょうか。

 結局、日経平均は、92円43銭高(0.56%)の1万6569円27銭、TOPIXは15.74ポイント高(1.20%)の1322.74ポイントと、ともに反発。TOPIXの上昇率は日経平均の倍以上。今日のTOPIXの上げに、いかに金融株が貢献したかがわかります。出来高は、12億9103万株増の31億8874万株、売買代金は、9229億円増の3兆2967億円。騰落状況は、値上がり1241、値下がり604と、引けにかけ買いが優勢になりました。イベント通過で、VI指数は3.66ポイント下げ26.60ポイントに低下。数字の面でも台風一過を示しています。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、7勝5敗で変わらず。日経平均RSIは、71%→76%に上昇。3月3日の77%以来の水準に…。25日線かい離率は、+3.0%→+3.4%にかい離が拡大。騰落レシオは117%で横ばい。テクニカル的には警戒ゾーンに接近しているものの、まだ、わずかに余地を残しているという状態。

 まあ、レポート24日号では、波乱はあるものの日経平均は日足一目均衡表の雲上辺を固めるような動きになるのでは…としましたが、終わってみれば、雲上。これで、何とか8月相場につなげる動きになりました。ただ、あまり指数の動きは気にせずに、決算発表でコンセンサスを上回る可能性があるものを持続しておけば良いとしましたが、コクヨSMSなどがコンセンサスを上回り急伸していました。また今日は、日本M&Aセンター、ぐるなび、SONY、ミロク情報サービスが決算を発表。想定通りいずれもコンセンサスを上回っており、週明け相場での上げが期待されます。さらに7月3日号で、物流インフラ整備の根幹企業として注目したダイフクがアナリストコンセンサスの引き上げを受け新高値。大型クルーザーが横付けできる港湾インフラ整備関連の五洋建設も高値を更新してきました。日銀会合の結果を受け、海外市場で為替がどう反応してくるかが、本格的なサマーラリーにつながるかどうかのカギを握ってることになりそう。詳しくは、注目株を合わせ、日曜日発信の会員向けレポートで解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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