大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、個人所得の伸び悩みの消費への影響や自動車販売の不振を嫌気したほか、債券市場の動きも懸念され、主力3指数とも下落して終了
 おはようございます。
 世界的なリスクオフに流れを受け、セーフティヘブンとして巨額の投資資金を受け入れてきた債券市場の動きがおかしくなってきました。米国10年債金利は7月はじめ史上最低の1.321%まで買い上げられ、買われすぎのリスクに警鐘を鳴らすエコノミストも多かったようです。世界景気の唯一のけん引役になっていたほか、名目金利が高かったことから、マイナス金利による運用難から、日本からも米国債を取得したところも多いようです。全般に警戒感が強まっているところに、先週末の日銀金融政策決定会合で。次回9月の会合へ向け、政策の検証を行うことになりました。もしかしたら国債買い取りの縮小が行われるのでは…として、マイナス金利の拡大を思惑して債券を買っていた短期筋が、ポジションを解消。国債金利が急伸していました。今週に入ってもこの流れが続き、債券価格の下落でダメージを受ける銀行などが売られていましたが、昨日行われた10年債入札の応札倍率が前回の3.64倍から3.16倍に低下。不調だったことから、先行き警戒感が強まり、一時は、10年国債金利が-0.025%とゼロ%に接近する場面も…。この動きから債権に対する警戒感が世界的に広がり、ドイツや米国でも金利が上昇しています。株式市場でも、日銀会合へ向けた日銀トレードが波乱の要因になりましたが、債券市場でも、マイナス金利の深堀を思惑したポジション形成があり、この投げが波乱を増幅した側面も…。何らかの慰撫策が日銀から示されるとは思いますが、債券市場に入っている資金は巨額なだけに、まずは、同市場の動きを確かめることが肝要。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万8313ドル77セント      -90ドル74セント(0.49%)
 NASDAQ総合指数        5137.73ポイント         -46.47ポイント(0.90%)
 S&P500               2157.03ポイント         -13.81ポイント(0.64%)
 CME日経平均先物        1万6095円            -245円 
 10年国債利回り          1.557%              +0.031%
 ニューヨーク原油         39.51ドル             -0.55ドル
 GOLD                1372.60ドル            +13.0ドル
 ドルインデックス          95.06                -0.72 
 

 昨日の米国株は、先進国での国際価格の下落を嫌気し銀行株が下落。欧州株が全面安になった流れを受け、売りが先行。この日発表された個人消費支出・所得統計(6月)で消費支出は予想を上回ったものの、個人所得が予想を下回ったことから消費の先行きに懸念が台頭。消費関連株が売られました。また、自動車の月次販売が振るわずGMやフォードなどが下落したことも指数の足を引っ張り、次第に下落幅を拡大する展開に…。昼過ぎ、NYダウはこの日の安値1万8247ドル(前日比157ドル安)をつける場面もありました。ただ、原油価格が40ドルを割り込んだことを嫌気して売られていたエネルギー株が、在庫統計発表前のポジション調整から買い戻され上昇したこともあり、引けにかけては、やや下落幅を縮小していました。結局、主力3指数とも下落。NYダウは7日続落。NASDAQ総合指数は、6日ぶりの反落になります。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり713、値下がり2354(NASDAQ市場は、718-2133)と、ともに売りが大幅に上回りました。VIX指数は、0.93ポイント上げ13.37ポイントに上昇。先行き警戒感が強まっています。

 NYダウは、続落。以前から下値めどとしてきた昨年5月高値付近の持ち合いゾーンに届きました。25日移動平均線、昨年11月高値、4月高値をそれぞれ結んだ下値支持線にも届いており、テクニカル的な底値感が強まってきそうです。10勝2敗に加熱していたサイコロジカルラインは4勝8敗まで低下。過熱感も解消されました。想定通りドルインデックスの低下が目立ってきたことから、多国籍企業の見直しにもつながってきそうです。債券の下落への警戒が強まっており、債券市場の落ち着きが相場出直りのたいみんぐになるか…。

 米国株は下落。円は、リスクオフの動きが強まったことや日米金利差縮小を受け、対ドルは100円80銭台に急伸。対ユーロもリスクオフの動きが強まり、113円20銭台に急伸。円の独歩高の様相を呈しています。CME日経平均先物は、円高を嫌気し大証先物終値を245円下回る1万6095円で帰ってきました。レンジは1万5985円~1万6525円。出来高は、前日比1万7000枚増の6万0646枚。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にサヤ寄せし安寄りした後は、債券市場の動きを見ながらの神経質な動きになりそう。引き続き、個別の決算内容を評価する流れになりそうですが、債券市場の動き次第では、先物筋の売り仕掛けが出る可能性も…。債券市場の動きは、日銀会合決定を曲解されたところもあり、日銀の説明で落ち着きを取り戻す可能性も…。レポートでは、全体のヘッジ用として7月3日号で3銘柄選定していますが、この動きが注目されます。まずは債券市場の動きに注目…ですね。  
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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