大仏さんの「株やぶにらみ」
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本日の日本株は、日銀のETF買いの拡大に加え、日銀副総裁の緩和策継続方針の表明を受け、買い戻しが増加。日経平均、TOPIXとも反発して終了
 朝の書き込みで、日銀は先週末に発表した「次回の会合までにこれまで実施した政策について検証する…」としたことを、詳しく市場に説明する必要がある、としました。今日行われた横浜での講演で岩田日銀副総裁は「質、量、金利の3次元の組み合わせのうち、どれが最も物価上昇に効果があるかを検証する」としたうえで、「検証の結果、これまでの金融緩和の程度を緩めることはありえない」と述べ、投機筋がはやす、国債買い取りの減少など緩和の縮小論や金融政策の行き詰まり論にくぎを刺しました。これを受け、引けにかけ投機筋の先物買い戻しが増加。裁定買いも入り、日本株は反発して終わっています。また、先週末のETF買い取りの倍増を決めましたが、今週に入り従来と同じ規模の買い取りしか行われず、投機筋につけ込むところになっていましたが、今日の後場から入ったETF買いは規模も大きく、日銀が介入規模を拡大した…と伝えられたことも株価の上げに弾みをつけることになりました。ただ、新規の資金が入っていないことから、一方(主力株)が浮くと、もう一方(新興市場株、小型株)が沈むという展開で、果たして、全体が力強さを増しているのか…という点は疑問です。

 それよりも気にしたいのが、このところ前場より付近から下げるケースが増えていること。ちょうど半年前の2月初旬に日本株は安値を付けましたが、その時、しきりに言われたのが中東産油国の売りでした。原油価格の下落で中東産油国の財政事情が悪化。1月17日には格付け会社S&Pがサウジアラビアの格付けを2段階引き下げるという、ショッキングなことがありました。これに前後して、中東産油国の政府系ファンドの株売りが言われ、その後、数兆円規模で売却したことが明らかになりました。サウジアラビアの財政年度は1月1日~12月31日。昨年末から今年初めの、怒涛の日本株売りは、財政の補てんを行うものだったことが分かりました。今は、8月ですが、6月末で第2四半期を終えています。

 当時と同じように原油価格が下落しており、状況は、今年はじめとよく似ています。業績を無視して売られているものもあり、もしかしたら、オイルマネーの運用を任されているファンドが、産油国から解約をされ、仕方なしに現金化するための売りを出しているのかもしれません。時期が時期だけに、一応、想定しておいたほうが良いかもしれません。2月底のケースは、オプションSQ後に底入れ、4月まで買われましたが、今回も同様とすると、来週が山場になるのかもしれません。8月第3週から何を買うかがポイントになりそうですね。

 今日の日本株は、前場売られ、後場寄りから日銀のETF買いで上昇。岩田日銀副総裁の緩和は今後も続けるという発言が追い打ちとなり、ほぼ高値圏で終了。日経平均は171円78銭高(1.07%)の1万6254円89銭、TOPIXは11.01ポイント高(0.87%)の1282.99ポイントと、ともに反発して終了。出来高は、前日比3490万株増の22億7559万株、売買代金は48億円増の2兆4633万株と微増。騰落状況は、値上がり1159、値下がり717と買いが優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは、5勝7敗、TOPIXは4勝8敗で、ともに変わらず。日経平均RSIは46%→47%に強含み横ばい。25日線かい離率は、-0.4%→+0.5%と、一日で25日線上を回復。騰落レシオは103%→99%に低下。引き続き、モメンタムの低下は続いています。反発はしたものの、日足一目均衡表の「雲」からは脱出できす。ただ、ストキャスティックスやRCIなど目先の指標は底値圏まであと一息のところに来ています。まあ、投機筋の仕掛け的な売りに加え、どうやらオイルマネーの実需売りも絡んでいるようですので、立ち直りには日柄がかかりそう。
これから病院に処方箋をもらいにいきますので、きょうはこの辺で…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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