FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



増収増益の任天堂が売られる…これがまともな市場なの…?
 31日木曜日の日経平均は9円02銭高の1万3376円81銭、TOPIXは0.63ポイント高の1303.62と、ともに小幅続伸して終わりました。日経平均サイコロは8種4敗、騰落レシオは86、RSIは57、25日線かい離はプラス1.2%でした。出来高概算は20億8000万株、売買代金は2兆4730億円と、増加していますが、月末のドレッシングをかねて、値嵩株を扱ったのが売買代金の増加につながったんでしょう。

★決算期恒例の「売り叩き」祭りの再開
 原稿の打ち合わせが長引いて書き込みが遅れました。早速…と,いきたいところですが、今日の相場は一体なんだったんでしょうね。どうも、最近、決算発表時期になると、株価がおかしな動きをはじめるようになりました。先日のファナックの決算あたりから、増益にもかかわらず、株価が下げる…というよりは、叩かれるケースが増えています。進捗率が30%や40%を上回る絶好調にもかかわらず、下期の見通しを慎重に想定しただけで、「ダメだ、ダメだ…」と、掛け声を張り上げて売り叩きに来ます。

★任天堂まで売るか…
 外部環境や海外景気動向がわるいので、第一四半期段階ではどうしても慎重に予想し、期を追うにしたがってだんだんよくなるのがこれまでの決算発表でした。今回は、外部環境が厳しいので、先行きを慎重に見るのは当然ですが、第一四半期だけで、通期の進捗率が40%に達しているということは、期末には大幅に増額修正される可能性が高い問うことでもあります。そんな、企業を、ストップ安まで売り叩く…というのが、まともな市場なんでしょうか。任天堂あたりには海外からの売りもだいぶ入っていたようですが、昨日の原油市場の動きなどを見ると、またぞろ、癖の悪いのが動き出した気配があります。

★本来の日本投資家は、冷静に企業分析をしていたはずなのに…
 本来、冷静な市場であれば、上半期に業績がさえなくても、業界の性質上、下半期に集中して売り上げが立ってくる企業もあるわけで、以前なら、この会社は、上半期はさえない…ということが分かっていて、減益になっても下半期への期待が加わって、そんなに売り込まれないのが普通でした。結局、目先の数字しか追わない海外投資家が、売り叩く口実として、利用しているだけなんでしょう。欧米では、四半期ごとの配当が実施されていますので、四半期決算が重要視されますが、日本の場合はまだ中間配当どまりですから、あまり四半期決算を重視しても仕方がないと思うのですが…。

 ばたばた、ばたばた、目先の数字や成果を追いまくってきた結果が、今回のサブプライムローン危機につながったわけでし、投資家のほうも「配当よこせ、配当よこせ」の大合唱で、土地は売れ、収益を生まない部門は叩き売れ、目先の利益を上げるために、人員カットだ…どう、考えても日本の風土に合わない気がするんですが…。日本がおかしくなり始めたのは、米国流の経営手法を取り入れてからですね。厚生労働省もやっとこのことに気づいたのか、成果主義が日本の労働生産性を落としている…と、労働白書で書いてきました。もっと早く気づけよ…。今、日本がどんな状態になっているか…。

★売りでとるなら日本市場…何をしてもおこられない「ばくち場」だ
 2003年からスタートした世界の株高で、欧米、新興国などどんな国のマーケットも最低4倍にはなっている。日本はわずかに2倍強。海外投資家が、がんがん日本株を買ったが、小泉退陣後は、「顔の見えない日本」といわれ、売りばかりに変化してきた。結局、日本市場は流動性に富んでいるから、「売りで儲けられるマーケット」というのが定着してしまった感があります。今日のように、理屈に合わない無茶なことをやっても日本なら起こられない…ということで、世界中の癖の悪いのが集まって来てしまった感じです。昨日かけなかったのですが、一昨日のロンドンで、不正取引をした数社の人間が逮捕される、とう大捕り物があったようです。欧米では、すでに宴の後の後始末に入っていますが、日本だって、外資系を中心に、インサイダーや風説の流布、意図的な格下げなど、客観的に見てもおかしな商いがあったはずです。そろそろ、日本の監督官庁も毅然とした態度を示し、大人の金融取引を目指すようにすべきではないでしょうか。今のように、理屈も何も無い…腕力だけが通用するという株式市場は、」発展途上国以下といわれても仕方がありません。

★指数取引で、板ばさみ状態になる…そのうち指数も動けなくなるかも

 また、余計なことを書いてしまいましたが、ニューヨークがあがっても、日本株は決算が怖い…、景気が落ち込みだした…、26週株価移動平均線が抜けない…ということで、どうしても弱気に傾き勝ちになります。そのため、板が薄くなりますからどうしても裁定取引の影響を受けやすくなります。昨日発表された、裁定取引の買い残はまた増加していましたが、結局、先週の上げは最低取引によるものだったことがはっきりしました。PERが16倍台になり、どうしても上値が重くなりますから、今日のように解消売りで下げるケースが増えてきます。かと、いって、米国の金融不安が峠を越しそうですから、下値も固い…結局、裁定取引で上下するだけの味気ない相場になって行きます。

★指数は無視して、企業の実態価値を評価しよう 
以前から指数を見ていると実体は分からない…と、書いてきましたが、今後ますますこの傾向が強まってきます。各論相場に的を絞って、個別株を狙ってみることです。たとえば、今日、日本調剤が叩き売られていますが、今回の第一四半期が薬価改定で悪影響を受けることは織り込み済みだったはず。悪くても、通期見通しは変えていませんね。この会社が面白いのはジェネリック薬の業界トップを目指す製薬会社をそだてていること…これが戦力になる10年度には連結予想EPSは340円近くになってきます。前期が50円ですから、ものすごい変化率です。そんな会社を叩き売っている…まさに、目先の材料にこだわっている…としか思えません。このやり方が、本当の株式投資でしょうか。私には、ばくち以外の何者でもないと思われます。

 日本が、日本人以外の人たちによって、そんなばくち場に変えられているといたら…個人投資家が、どんどん海外に資金を移しているのも当たり前のことですね。本当に、さびしい…。昨日、今日と売られてきた株の中に、これから下期に書け業績が伸る会社が入っています。もしかしたら、絶好の拾い場なのかもしれませんね。

 

 
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ