大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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週明けの日本株は、予想を上回る雇用統計結果を受けた米株高や円安を好感し、急反発して終了。NT倍率は、1999年以来の水準に上昇。
 先週末の米雇用統計で非農業部門就業者数が予想を上回り20万人台を確保したことは、米景気の先行きに懸念を抱く投資家に安心感を与えたようです。米国株が大幅高したことや為替が102円台に入ったことも好感され、今日は、朝方から買いが先行。日経平均は、大きく窓を開けてスタートしました。まだ、決算発表期間中であることや週末にオプションSQを控えていることから、手放しで強気になることはなく、出遅れていた保険や銀行、不動産などに買いが入り、じりじりと上値を切り上げる展開に…。先週末、決算を発表した銘柄のうちコンセンサスを上回ったものや、高い進捗率になった銘柄に短期資金が集中。値を飛ばすものが増えました。ただ、為替が102円を挟んだ膠着した動きになったことから物色の方向感が出ない中、これまで堅調に推移してきた建設株などを売り、外需株を買うリターンリバーサルの動きも強まり、引けにかけて、上げ幅を拡大。日経平均、TOPIXとも大幅に反発して終わりました。

 結局、日経平均終値は、前週末比396円12銭高(2.44%)の1万6650円57銭、TOPIXは25.63ポイント高(2.00%)の1305.53ポイントでした。出来高は前週末比2.28億株増の21億1748万株、売買代金は、605億円増の2兆2593万株。騰落状況は、値上がり1392、値下がり502。VI指数は、先行き不安の後退から、前週末比1.62ポイント下げ、19.89ポイントに低下。昨年末以来の20ポイント割れに…。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは4勝8敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは44%→45%に小幅に上昇。25日線かい離率は、+0.3%→+2.5%にプラスかい離が拡大。騰落レシオは96%→96%と横ばい。25日線とのかい離が拡大した以外は、目立った変化はありませんでした。日経平均3本新値の陽転値は1万6810円22銭ですが、明日の相場で陽転し、強気相場に入れるかどうか、注目されます。

 今日も日経平均上昇率はTOPIXを上回り、NT倍率は、とうとう12.75倍台に乗せてきました。13倍に近い水準は1999年以来、17年ぶりで異常値とも言えます。13年12月には12.72倍まで上昇しましたが、この時はアベノミクス相場に浮かれたヘッジファンドの日経平均先物買いがリードしたため。今回は、裁定買い残の増加はなく、日経平均が買われた結果とも思われません。日経平均に比べ、TOPIXの伸びが鈍いことが指数の上げにつながっているようです。特に7月後半から急速に伸びていますが、この間、好業績の小型成長株や景気刺激策を受けて堅調に推移していた建設株の下落がきつくなっています。この間の、事情はレポートでも触れていますが、過去最高益がこれからも続くような銘柄を売らざるを得ない投資家がいる…ということなんでしょう。東証マザーズでも、成長株に売りが出ていますが、薄商いで売れず、仕方なく先物で売りつなぐというような動きも出ているようです。

 さて、このNT倍率12.75倍の流れは今後も続き、13倍台へと入っていくのでしょうか。なにかの事情で、まとまった株数を売らなければならない売りに対し、売り玉を見た短期筋が、ファンダメンタルに関係なしに売りたたいているという構図も見えます。今期だけでなく、来期も増益が予想される銘柄を売っているんですから、腰の据わった売りではなく、短期に買い戻されつ性質のものでしょう。おそらく、次のNT倍率の低下は、小型株や建設などが買い戻されTOPIXが日経平均を上回る上昇率になることで起きることになりそう。

 レポート継続注目の五洋建設もこのところ、この種の売りにあって下げていますが、今日発表された第1四半期決算で経常利益はコンセンサスの42億円を大きく上回る67.86億円となりました。また、通期見通しに対する進捗率は33.1%と前期の21.7%を大きく上回っています。五洋建設は、今回の景気刺激策でも目玉になっている大型クルーザーが横付けできる港湾を整備する流れにも沿っています。こんなのが、6日間で100円近くも下がるんですから、売るほうも、よほどの事情があるんでしょうね。まあ、半年の一度の恒例行事になるかもしれませんが…。何も考えないで、提灯売りした投資家は、明日は痛い目にあわされることでしょう。
 今日は、想定通り週末引け後に決算を発表したレポート銘柄は、値を飛ばしていました。なかなか、物色の方向性は見えませんが、ちょっと長い目で見る投資家にとっては、小型成長株はバーゲンセール状態になっていることは確かですね…。
 とにかく、日本株は米国株の動き次第…。このところ、国債市場がおかしくなり始めていることには、注意しておいてください。7月オプションSQ値は1万5331円34銭…弱気ポジションをとった投資家は、頭を抱え込んでいることでしょう。……。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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