大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2017/05 | 06
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昨日の米国株は、欧州株高や予想を上回る住宅関連指標を好感し高寄りしたものの、小幅高で終了。利上げ懸念の台頭から、しりすぼみの展開に…
 おはようございます。
 今週はドルインデックスの動きが焦点…としましたが、想定通り下値支持線付近でのもみあいを続けています。週末のイエレン講演次第では、新たな動きが出るかもしれません。そんななか、昨日発表されたFRBの公定歩合議事録で、引き上げに賛成する地区連銀総裁は、前回会合の6人から8人に増加。過半数を上回ってきました。このところ、立て続けにFRB関係者が9月利上げを含めた年内利上げの可能性に言及していますが、市場は、株式市場の安定を重視するイエレン議長が、タカ派発言をするとは思えない…との見方をいまだにとっているようです。FRBが目論んでいる市場とのかい離修正は進んでいないようです。直近のFF金利先物市場が予想する利上げ確率は、9月24%、年内54%ですが、9月利上げが見送られた場合、年内確率は一気に急伸すると思うのですが…。考えようによっては、今は一番のぬるま湯状態なのかもしれません。変な弱気は禁物かも…。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8547ドル30セント      +17ドル88セント(0.10%)
 NASDAQ総合指数       5260.18ポイント         +15.48ポイント(0.30%)
 S&P500              2186.90ポイント         +4.26ポイント(0.20%)
 CME日経平均先物       1万6540円            +30円
 10年物国債金利        1.549%              +0.07%
 ニューヨーク原油        48.10ドル             +0.69ドル
 GOLD               1346.10ドル           +2.7ドル
 ドルインデックス         94.55               +0.02
 

 昨日の米国株は、予想を上回る景気指標を受け欧州株が全面高になった流れを受け、買いが先行。NYダウは反発スタートになりました。朝方発表された新築住宅販売件数が、2007年10月以来の水準に増加したことや予想を上回る住宅建設会社の決算も支えとなり、寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の高値1万8631ドル(前日比+103ドル高)をつけています。ただ、好調な住宅指標はFRBの利上げにつながるとの懸念が台頭。この日発表されたFRBの公定歩合議事録で引き上げ賛成派が増加したことも嫌気され、次第に上げ幅を縮小。引け近くにはこの日の安値1万8545ドル(同16ドル高)をつけていました。住宅建設や景気敏感の素材、自動車・同部品などが買われる一方、公益事業、生活必需品、紙パルプなどディフェンシブ系業種が売られています。結局、NYダウ、S&P500は反発。NASDAQ総合指数は続伸。一時ザラバの最高値を更新していました。ニューヨーク市場の騰落状況は値上がり2046、値下がり992(NASDAQ市場は、1840-986)。

 NYダウは小反発。決算発表が一巡し、市場の関心はFRBの金融政策に移ってきたようです。ただ、依然、週末のイベント(イエレン講演)の結果待ちのムードが強く、NYダウの終日レンジは86ドルと狭いレンジの動きが継続。ただ、指数の膠着した動きに比べ、二ユーヨーク市場、NASDAQ市場とも52週来高値更新銘柄がともに200を超え、前日比倍増となるなど、投資家の物色意欲は旺盛。金利上昇懸念から、グロース株が多いNASDAQ市場の動きがよくなってきたようです。当面、指数が膠着するなか、大型株<小型株の動きが続きそう。

 米国株は小幅に上昇。円は、利上げ懸念を受けドルが主要通貨に対して買われたものの、対円は100円10銭台と小幅に上昇、対ユーロも113円20銭台に小幅上昇。CME日経平均は大証先物終値を30円上回る1万6540円で帰ってきました。レンジは1万6430円~1万6640円。出来高は、前日比9400枚減の3万0507枚。本日の日本株は、前日に続き為替に敏感な動きが続きそう。空売り比率が40%を大きく上回る水準で推移。海外投機筋を中心に先行きを弱気する動きがあるようです。昨日の米国市場でも対ドル相場が一時、100円を割り込む水準まで買われており、先物筋の仕掛け的な動きが懸念されます。ただ、下値に関してはテク二カルな下値支持ラインがあり、大きな下げは考えにくいことから、引き続き、各論相場で臨みたいところ…。人出不足関連に続き、中小企業支援関連に注目。第二四半期に入り製造業やクレジット業界を中心にIT基盤構築の動きが強まっており、ソフト開発やITインフラ構築支援のネット企業が注目されそう。受注が増加している野村総研…。株価は3年前の岩盤のところまで下げてきており、中期的な妙味が大きい。目先狙いの人には不向き…かも。  
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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