大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週末の米国株は、複数のFRB関係者のタカ派発言から高まった利上げ懸念に週末のポジション調整売りが重なり、大幅続落して終了
 おはようございます。昨晩は、家事と通院が重なり、書き込みができませんでした。ご容赦!
 今日は、「SELL IN MAY、and away」.(5月に売れ、そして、しばらく市場から離れろ…)」という相場格言の続きに注目。「do'nt come back until st leger day」というものです。「セント・レジャー日まで市場に戻るな…」というものです。セント・レジャーは9月第二週に英国で行われる競馬の三大レースの一つ「セント・レジャー・ステークス」を指すそうです。以前から書いてきたように、9月相場は波乱商状を強めてきました。でも、この下げは年末年始相場につながる大事な屈折点でもあります。改めて、「セル イン メイ」に続く言葉の重要性をかみしめたいところ…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8085ドル45セント      -394ドル46セント(2.13%)
 NASDAQ総合指数       5125.91ポイント         -133.57ポイント(2.54%)
 S&P500              2127.81ポイント         -53.49ポイント(2.48%)
 CME日経平均先物       1万6650円            -210円
 10年物国債金利        1.676%              +0.079%
 ニューヨーク原油        45.88ドル             -1.74ドル
 GOLD               1334.50ドル           -7.1ドル
 ドルインデックス         95.35               +0.36  


 週末の米国株は、ECBの追加緩和見送りの影響で欧州株が下落した流れを引き継ぎ、売りが先行。続落スタートになりました。この日も、地区連銀関係者から利上げに前向きな発言が続いたことや、前日の原油価格の急伸がハリケーンの襲来による一時的な要因とし、一転して急落したことも嫌気され、次第に下落幅を拡大する展開に…。特に、これまでFOMC内でハト派とみなされていたローゼングリン・ボストン連銀総裁が早期の利上げに言及したことが、市場に9月利上げへの警戒感を与え、週末のポジション調整の売りも交え全面安商状になりました。結局、反発らしい反発もないまま、終日下げる展開となり、主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり174、値下がり2952(NASDAQ市場は、403-2481)と全面安商状。恐怖指数ともいわれるVIX指数は、4.99ポイント(約40%)上げ17.50ポイントに急上昇していました。

 NYダウは、大幅安し3日続落。これまで下値を支えてきた昨年11月高値、今年4月高値を結ぶラインをあっさり割り込んできました。次は、昨年5月高値付近でもみ合った1万8000ドル付近のもみあい場面がポイントになりますが、以前から書いてきたように9月のレーバーデー明けからはポートフォリオの入れ替えが活発化。需給関係が悪化し、下落することが多く、果たして下値の壁をとして支持力を発揮できるかどうか…懸念もあります。特に、黒田日銀総裁がQE効果の点検を指示、続いてドラギECB総裁もQEプログラムの検証を委員会に指示しており、FRBの利上げへの傾倒から、金融情勢が劇的に変化するのではないかとの懸念から、手持ちのポジションの解消を急いだものと思われます。

 冷静に考えれば、日欧経済にQEを緩和するだけの余裕がないことはわかります。ただ、米国に関しては、本来もっと早期に利上げをしておくべきだったにも関わらず、新興国危機や英EU離脱にともなう混乱などから、利上げのタイミングを失っていた、という側面もあります。これからくる景気減速に備え、利下げ余地を残しておきたいという
思惑もあり、年内に利上げに踏み切るとは思われます。ただ、株価と個人消費との関係が密接な米国経済ですから、株価に影響を及ぼすような無理な利上げはしてこないはず…。以前から想定してきたように、季節的な要因による需給の崩れ…とみておくのが良いのではないでしょうか。下値のめど、下げへの対処など詳しいことは、明日のレポートで考えてみます。

 米国株は、大幅続落。円は、米長期金利の上げを受け103円台に下落したものの、米株急落からリスクオフの円が注目され対ドルは102円70銭台に下落。対ユーロは115円30銭台で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を210円下回る1万6650円で帰ってきました。レンジは、1万6645円~1万6905円。
 週末の日本株は、朝方は円安を好感し反発して始まったものの、北朝鮮の核実験報道にマイナス圏に下落。ただ、昼休み中に安倍首相と黒田日銀総裁が会談したことが伝わると、追加緩和期待や日銀ETF買いの思惑が強まり、再びプラス圏に浮上するなど、方向感のない展開に…。結局、日経平均は6円99銭高の1万6965円76銭、TOPIXは、2.09ポイント安の1343.86ポイントと、高安まちまちで終了。騰落状況は、値上がり739、値下がり1082。為替に振り回される格好で物色の方向感が定まらない動き。
 出来高は、前日比9000万株増の17億6469万株、売買代金は、同2637億円減の2兆1662億円でしたが、このうち5800億円をSQに伴う売買分が占めており、実際は閑散商いでした。

 この日の終値での日経平均サイコロは、6勝6敗で変わらず、TOPIXは、6勝6敗に低下。日経平均RSIは65%→64%に低下。25日線かい離率は+1.5%→1.3%。騰落レシオは113%→109%に低下。指数に方向感が出ない中、引き続き物色範囲の拡大が続いていますが、一昨日の113%で、やや、物色の一巡感が出始めたか…。週明け相場は、米株安を受け軟調な展開が予想されますが、これについては、レポートやこの欄でも、ドル建て日経平均の5年来の高値圏の動き、レーバーデー明けの海外ファンドのポートフォリオ入れ替えにともなう下落の可能性を懸念。キャッシュポジションの引き上げや、買う場合は、今期の増額修正余地があり、かつ来期も増益が予想される銘柄…としてきました。想定通りの動きですから、投資方針を変える必要はないものと思われます。昨日は、レポート直近号で業績発表の待ち伏せとして注目した株が、決算を発表しましたが、予想通り通期の利益見通しを1割以上引き上げてきました。週明けは、全体は売り地合いになりそうですが、増額修正への反応が注目されます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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