大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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週明けの米国株は、FRB関係者の発言が一転してハト派に変わったことを好感。押し目買いや買い戻しがはいり、主力3指数とも急反発して終了
 おはようございます。
 先週は、FRBのがむしゃらなタカ派発言が相次ぎ、市場が強引に年内利上げや9月利上げの可能性を織り込まされましたが、副作用が出たのか、週末、株価や債券は急落。薬が効きすぎたような格好になりました。休み明けの昨日は、ボストン連銀のローゼングリン総裁と並んでFRB内のハト派と目されるブレイナード理事が講演。同氏までタカ派に転向したら9月利上げも…と懸念していた市場に、「まだ経済にはゆるみがあり、引き締めは慎重にやる必要がある」と、従来のハト派を維持した講演内容になり、市場に安心感を与えました。この日は、ロックハート・アトランタ連銀総裁が「利上げ実施には切迫性がない…」と発言。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁も「利上げを急ぐ必要はない…」と発言。先週来のドル高や金利上昇を受け、中南米やアジアの新興国に動揺が広がっていることから、市場を慰撫するような動きに出てきました。短期金利先物市場の、9月利上げ確率は先週の24%から、一気に15%まで低下してきました。やはり、FRBは前回と同様、新興国の動揺を気にしているようです。難しいかじ取りが続きます。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          1万8325ドル01セント      +239ドル62セント(1.32%)
 NASDAQ総合指数         5211.89ポイント         +85.98ポイント(1.68%)
 S&P500                2159.04ポイント         +31.23ポイント(1.47%)
 CME日経平均先物         1万6655円            +115円
 10年物国債金利          1.665%               -0.009%
 ニューヨーク原油          46.29ドル             +0.41ドル
 GOLD                 1325.60ドル            -8.90ドル
 ドルインデックス           95.14               -0.15 


 週明けの米国株は、世界的な金融市場の変調を受けたアジア、欧州株安を受け、売りが先行。小幅に続落してスタートしました。この日がFRB関係者が政策に関して発言できる最終日だったことから、この日講演や会見が予定されている関係者の発言が注目されました。特にハト派と目されるブレイナードFRB理事の講演に関心が集まりましたが、同氏は「インフレ動向を注視する必要があるほか、労働市場にも改善余地がある…」と」したあと、「引き締めに当たっては慎重さを維持する必要がある」と利上げに慎重な姿勢を示しました。この日、ロックハート・アトランタ連銀総裁やカシュカリミネアポリス連銀総裁も、ともに利上げに慎重な姿勢を示したことから、市場に安心感が広がり、次第に押し目買いや買い戻しが優勢となり、引けにかけ上げ幅を拡大する展開に…。ニューヨークダウは引け近くに、この日の高値1万8358ドル(前週末比273ドル高)をつけていました。結局、NYダウとS&P500は4日ぶり、NASDAQ総合指数は、3日ぶりにそれぞれ反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2204、値下がり844、(NASDAQ市場は、2055-782)と、ともに買いが優勢でした。VIX指数は、2.34ポイント下げ15.16ポイントに低下。

 NYダウは、反発。以前から想定してきたように昨年5月高値付近で形成した持ち合いゾーンが下値支持力を発揮した格好。これから来週のFOMCにかけてFRB関係者の発言自粛期間に入るため、しばらくは安定的に推移しそう。これまで下値支持線とみてきた昨年11月、今年4月高値を結ぶラインを先週末下回りましたが、この日の戻り局面ではこのライン付近から伸び悩んでおり、上値抵抗線に変化した可能性もあります。当面、この上下二つのゾーンに挟まれた動きになりそうですが、先週末の下落の背景については、FRBの利上げを急ぐ姿勢と同時に、日銀、ECBの政策変更の思惑が絡んでいることにも注意が必要。依然、金融市場の見方については、意見が交錯しており、市場の動きも不安定にならざるを得ないかも…。

 米国株は反発。円は、米利上げ懸念の後退に加え、欧州や新興国株下落を受けたリスクオフの動きから、対ドルは101円90銭台、対ユーロは114円50銭台に、それぞれ、急上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を115円上回る1万6655円で帰ってきました。レンジは1万6390円~1万6680円。出来高は、前週末から約9000枚増の6万1806枚。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せしてたかよりした後は、為替やGLOBEX市場の米株先物を見ながらの神経質な動きになりそう。米国市場で、円相場が一時101円台半ばまで上昇した場面では、先物価格が1万6400円を割り込む水準まで売られており、これを目標にした仕掛け的な動きも予想されます。ただ、先週は、日銀のETF買いから、日本株のボラティリティが低下したことを受け、欧州投機筋が先物売りの持ち高を減らす動きも出ており、仕掛け的な動きは封じ込まれる可能性も。寄り付きの買い戻し一巡後は、方向感にかけるなか、個別に材料株を追う展開に…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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