大仏さんの「株やぶにらみ」
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08 | 2017/09 | 10
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本日の日本株は、米株安を受け下落したものの、円安にも支えられ全般は底堅い動きに…個別株の循環物色が続く。
 今日は、先週売買分の裁定取引の買い残が発表されました。前週から3529億円減少し、買い残は3385億円になりました。8月8日~12日売買分の時の買い残高4734億円を下回り、今年最低水準、金融危機時の底である2009年2月の2600億円に、また一歩近づいてきました。先週末のメジャーSQ時に処分されたものと思われますが、昨年12月4日のピーク(3兆6306億円)から一貫して減り続け、10分の1以下になってしまいました。裁定買い残は、先高観が強く先物買いが先行した時に現物との裁定取引が行われることで増加しますが、減り続けるということは、今の日本株に先高観が無い…ということでもあります。また、下に振った場合でも逆裁定が働きますが、こちらも日銀のETF買いで最低のチャンスが無いようになっており、結局、現在のような膠着した相場展開になってしまうんでしょうね。

 週明けには、日銀会合やFOMCと金融ビッグイベントを控えており、本来なら、イベントドリブン型のヘッジファンドが買い仕掛けをしても良いとは思うのですが、この動きも出ないようです。為替市場では、マイナス金利の拡大など追加緩和を思惑して、円を売る動きがあるようですが、こちらの方も、ドル・円日足一目均衡表の「雲」下辺(103円36銭付近)に来ると跳ね返されています。せめて「雲」の中に入るだけでも、円の先安観が出て株式相場の方にも方向感が出てくるのですが…。今のところ海外市場でも103円をj挟んで出たり入ったりしていますので、円安の方に進むことを期待したいところです。まあ、裁定買い残が、金融危機でトヨタが銀行借り入れができないという異常事態になった悲観的な状態の水準まで来ているということは、流れの変化が近いということかもしれません。

 今日の日本株は、米国株の急反落を嫌気し、売り先行で始まったものの、前引けにかけ円が103円台に下落したことを受けて買われ、一時、前日引け値付近まで下落幅を縮小する場面も…。ただ、日銀が次回会合でマイナス金利の深堀を行うのでは…との思惑から銀行株が売られたほか、原油価格の下落を嫌気した海運株や鉱業株への売り、主力株の売りが続き、後場から下落幅を拡大。引け近くには、この日の安値1万6585円(前日比144円安)をつける場面もありました。今日も物色の中心は、業績が増額修正されたヤーマン、鉄鋼市況の回復を受けた東京製鉄など個別の材料株のほか、短期筋が手掛ける低位出遅れ株などが日替わり感覚で買われるなど、個別色を強めた動きでした。ただ、欧米市場や新興国株の下落に比べると底堅い印象はあります。

 結局、日経平均は、114円80銭安(0.69%)の1万6614円24銭と反落。TOPIXは、8.25ポイント安(0.62%)の1314.74ポイントと6日続落。出来高は、2.4億株増の16億6404万株、売買代金は、1000億円増の1兆7672億円と、依然、薄商い状態が継続。騰落状況は、値上がり533、値下がり1281。
 今日の終値での日経平均サイコロは、6勝6敗、TOPIXは5勝7敗に、ともに低下。日経平均RSIは54%→51%に低下。25日線かい離率は-0.2%→-0.8%にマイナスかい離が拡大。騰落レシオは102%→96%に低下。指数、物色範囲とも弱含みつつありますが、目先指標ではストキャスティックスが売られすぎを暗示するなど、異なる動きを示す指標も出てきました。週足を見ると、7月中旬以来2か月に亘って、1万6000円~1万7000円ゾーンの動きが続いていますが、海外投資家はPKOが続く日本株には近づいてこないでしょうから、しばらくは、今のような膠着した流れが続くことになるんでしょうね。

 今日は、9月4日号、11日号で注目した福井コンピュータHDが上場来高値まで、あと65円に迫ってきました。立体地図やVR(仮想現実)関連と切り口は多いのですが、今回は、8月までの5か月の受注が前年同期を10%以上上回っていることを手掛かりに注目しました。特に土木建築用のCADシステムが大きな伸びを示していました。この調子でいくと、9月中間期は増額修正になる可能性が強いとしましたが、やはり、市場も評価してきたようです。ただし、この辺から先は戻り売りが出て株価が抑えられるところですから、新規に買うなら、高値を更新してからの押し目を狙う方がいいかも知れませんね。このほか、六甲バター、ニチレイも堅調に推移。まあ、以前から書いているように、今期の増額修正期待が大きく、来期も増益予想のものを狙っておけば、万一指数が沈んでも、回復は早くなるはずです。年末にかけての立ち直り相場では、何が来るのか…。先週まで上がっていた株で思ったほど下げない銘柄が多いのがヒントになりそうですね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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