大仏さんの「株やぶにらみ」
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04 | 2017/05 | 06
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週明けの日本株は、米株安や円高を嫌気した売りに加え、黒田日銀総裁発言を受けた先物筋の売り仕掛けから、続落して終了
先週は、飛び石連休で立会日数は3日しかなく、おまけに休みの谷間にに吟金融政策決定会合と米FOMCが開催されるという、最悪のカレンダーでした。今週は、影響度は劣るものの、重要イベントがいっぱい。今日は、臨時国会の召集、関西経済4団体会合での黒田日銀総裁の講演。明日は中間決算の権利付き最終日とあって、需給面でも気になる週でもあります。また、今晩は、今回の米大統領選初のクリントン、トランプ両候補によるテレビ討論が開催されます。また、今晩からOPEC非公式会合が28日まで開催されます。また、28日にはイエレンFRB議長の下院での議会証言もあります。金利見通しの引きさげで米金融引き締めピッチは緩和されましたが、金融調節の余力をつけたいため、年内利上げに前向きになっており、どんな発言が飛び出すか…。今日は早速黒田総裁の発言で、相場の方は腰を折られました。

 まあ、銀行の収益悪化や為替差損などから、中間期で穴埋めのための株式の益出しの売りも出そうで、今日、明日は需給面が悪化するところ。明日は権利付き最終ですが、債券利回りを大幅に上回る配当利回りの会社もあり、どの程度配当撮りの動きが出てくるかで、需給面が左右されると思うのですが…。まあ、イベントがどう展開していくか、個別に結果を見ないと仕方がありませんが、どうやら、CTA(商品投資顧問)などの海外投機筋が動きだしそうな気配があります。ヘッジファンドの決算は11月末のものが多いようですが、この解約申し込みの45日前ルールから、9月末~10月中旬にかけては相場が荒れやすくなってきます。

 ヘッジファンドの運用成績が悪いのは、今更書くまでもありませんが、それだけ、今回は解約が増える可能性があります。円高で日本株の評価益は上がっているはずですから、解約にともなう変換金をねん出するため売られる可能性があります。このあたりの事情は、ファンド自身がもっともわかっているはずですから、売りが持ち込まれるなら、先物を使って売りたたけば良いということになるかもしれません。以前から、相場が大きく動くときに出てくる欧州系証券の日経平均先物売り残が積み上がっており、期になるところ…。今日も2000枚を超える売りを出していたようです。以前のように裁定買い残が積み上がっておらず、破壊力はありませんが、全般が弱含む可能性があることは頭に入れておいた方がよさそうですね。日銀会合の結果を受けた米国市場では、日銀の政策変更は、実質、金融引き締めだ…と解釈され、円は100円割れ寸前まで買われ、同時にCMEの日経平均先物は、1万6225円まで売り込まれていました。出来高は8万枚を超えていましたから、この日にまとまった売り仕掛けが入った可能性がありますね。

 現在、欧州市場では、経営不安が言われる土市銀行に対し、メルケル首相が、公的な救済をしないと発言したとかで、急落。欧州市場は全面安し、ニューヨークダウ先物は100ドル近く下落、日経平均先物は1万6245円まで売り込まれています。21日のCME安値に近づいてきましたね。これだけ波乱しても円が100円を割らなくなっており、投機筋の思い通りにはならないかもしれません。まあ、以前から、日米とも調整する局面が近い、としてきましたので、それほど違和感はありませんが、今週は、ちょっと気持ちの悪い場面はありそうですね。
 
 今日の日本株は先週末の米株安を受けて続落してスタート。先物筋の売り仕掛けが入ったのか、先物の下落と円の上昇が歩調を合わせて進んいました。これを嫌気して、外需株や主力株が軟調に推移。前場を通じて下落。後場に入ると、黒田日銀総裁の必要ならマイナス金利の深堀もやると発言したと伝わり銀行株が下落。これが嫌気され引けにかかて下落幅を拡大する展開となり、結局、日経平均は209円46銭安(1.25%)の1万6544円56銭、TOPIXは13.72ポイント安(1.02%)の1335.84ポイントと、ともに続落。出来高は、前週末比4.4億株減の15億2635万株、売買代金は約5400億円減の1兆6944億円と、薄商いに…。騰落状況は値上がり527、値下がり1326。

 日経平均サイコロは、4勝8敗(33%)、TOPIXは3勝9敗(25%)と、ともに低下。TOPIXは4月1日以来の底値圏表示です。日経平均RSIは44%→38%に低下。底値ゾーンの40%割れに入ってきました。25日線かい離率は、+0.2%→-1.0%と、再び、25日線を割り込んでいます。騰落レシオは、114%→118%に拡大。指数の底値模索が続く一方、出遅れ株のかさ上げ的な動きが続いていることを示しています。

 以前から、9月~10月にかけて調整する動きが出そうとして、9月中間決算睨みの銘柄選定を進めてきました。「今期業績の増額修正可能性」、「来期も増益」を基準にレポート銘柄を選定してきましたが、今日はニチレイのコンセンサス引き上げと株価目標の引き上げがあり、年初来高値を更新。同じく円高差益関連の六甲バターも高値を更新。3000円の大台に乗せてきました。また、官公庁や製造業のITインフラ構築を支援するTDCソフトエンジニアリングも高値を更新。今日は899円高値までありましたが、引けにかけては下落して終わっています。これは、2003年10月の高値872円を更新したことによる、当然の押し目…。来期の予想EPSが100円に接近してくることから、次の買いのタイミングを計るところ…。このほか扶桑薬品工業、タカラバイオも年初来高値を更新しています。昨日発信したレポートでも書きましたように、(調整があるかどうかわかりませんが、)調整後の物色対象の変化をしっかり見極めることが大事…。内需、外需にかかわらず、先に書いた2つの銘柄選別要件を満足しておれば、そんなに怖い相場ではありません。全般はかさ上げのの流れですが、値動きよりも中身の変化を大事にしたいですね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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