大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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本日の日本株は、欧州銀行不安を受けた円高を嫌気したほか、配当取りの打ち返し玉を吸収できずに終日軟調に推移。日経平均、TOPIXとも反落して終了
 指数は動くに動けない状態になってきました。週足で見ると、下値は13週線、26週線にがっちり支えられているものの、上値は、週足一目均衡表の「雲」下辺が覆いかぶさり上にも行けないという状態。円の対ドル相場が100円を割り込みそうで、なかなか割れない状態が続いています。朝も書き増したように、欧州系証券を通し投機筋が日経平均先物を継続して売り続け、今日も売り越しでは最多。今週に入って3日連続で売り越しており、枚数は6000枚近くに…。先週までの売り越し分を合わせると2万8000枚弱になっているはずですが、これにともなって円もかなりの額買っていると思われます。今までなら、これだけであっさり売り崩されていたはずですが、為替がなかなか100円大台を割り込まないのは、投機筋にとっても誤算ではないでしょうか。可能性は低いものの、もしマイナス金利の深堀や円売り介入があった場合、円の売り戻しが日経平均先物の買い戻しにつながり、一気に上抜けする…というストーリー描くこともできますが、まあ、しばらくは無理でしょうね。

 本来なら、コーポレートガバナンスや株主還元など日本株のファンダメンタルズは好転しているのですが、投機筋が市場を牛耳り、おまけに日銀のETF買いによる官製相場になっていては、まともな中長期投資家は近づいてきません。今の日本株では、指数売買が容易にできることなど流動性が高いことが投機筋を引き付けるほか、原油価格の下落で財政事情の悪化している産油国などでは、まとまって換金売りできる便利な市場ということでしょう。これまで、大量に買い付けられた銘柄には、どうしても換金売りが出てきやすいことになります。また、マスコミの市場解説はどうしても主力株中心になりますから、「売り物が止まらない」など弱気の話しか流れてきません。

 この点については、ずいぶん以前からこの欄で、背後霊が憑いているような指数や主力株を注目しても意味はない…なんてことを書いてきました。確かにさえない動きですが、一転して、投機筋や指数売買の手あかがついていない小型成長株では、年初来高値だけでなく、上場来高値を更新する銘柄も増えています。視点を変えれば、ずいぶんと違う景色がみえてくるんですがね~。レポート銘柄は、いつもこの欄で書いている「今期業績の増額修正可能性」、「来期も増益」を基本に継続注目株を選び、トレンドを追いながら注目株として取り上げていますが、このところ、連日、入れ替わり立ち代わり年初来高値を更新するものが出ています。そろそろ、わかってきた投資家が増えてきたのかもしれませんね。

 さて、本日の日本株は、米国株は予想を上回る景気指標を受け上昇したものの、欧州銀行への不安からリスクオフの円買いが強まり円高になったことを嫌気。昨日の配当取りの買いの打ち返しもあり、反落してスタート。昨日も書きましたように、中間期末の接近で証券会社のディーラーや機関投資家も動けなくなることから、どすんと落ちて始まった後は、底値を這うような動きになりました。この日も、TOPIX型ETF買意への期待感が強く、小型株が堅調に推移していました。GLOBEX市場の米国株が堅調に推移していたことや、先物の買い戻しから引けにかかけ、やや、下落幅を縮めたものの、結局、日経平均、TOPIXとも反落して終了。業種別では、水産・農林、ゴム製品、食品など、円高関連が上昇。一方、昨日の配当取りの打ち返しや欧州銀行不安を受け、証券、銀行、保険、その他金融などが売られ、30業種が下落。

 日経平均終値は、218円53銭安(1.31%)の1万6465円40銭、TOPIXは18.45ポイント安(1.37%)の1330.77ポイント。出来高は、前日比6億株減の16億4382万株、売買代金は4735億円減の1兆8211億円と、再び薄商いに戻りました。騰落状況は、値上がり556、値下がり1223。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは4勝8敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは、39%→33%に低下。25日線かい離率は-0.2%→-1.5%に拡大。騰落レシオは123%→114%に低下。指数のもモメンタムは低下していると同時に、物色面でもやや陰りが見え始めています。短期的にダメ押し的な動きが出てくるかもしれません。ただ、今日発表された20日~23日売買分の裁定買い残が約1750億円増え5201億円に増加するなど、裁定買い残を積み上げるような動きが出てきたことや、投資主体別売買動向で個人の現物買いが増加するなど、需給面で変化が出る兆しもあり、あまり弱気にならずに見ておく必要がありそう。

 今日も継続注目株から、豆蔵ホールディングス、TDCソフトウエアエンジニアリング、扶桑薬品工業、ミロク情報サービスなど6銘柄が年初来高値を更新しています。また介護関連のネットワーク企業、生産財のネット販売企業、六甲バターに続いて注目した円高差益関連銘柄も高値に接近しています。当面、指数や主力株の膠着感は続きそうですから、9月中間決算を展望した銘柄をエスカレーターのように、一階上がったら、売って乗り換え、また、階が上がったら乗り換えするということを繰り返しておけばいいと思います。そのうち、エレベーター相場に代わるのが出てきますから、その時に売りを考えればいいでしょう。まあ、投機筋が悪さをしないように監視だけはしておきましょう。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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