大仏さんの「株やぶにらみ」
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03 | 2017/04 | 05
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本日の日本株は、米欧の金利上昇懸念を受けた円安を好感。外需株が買われたほか裁定買いもあり、3日続伸して終了
 9月21日の日、米中銀政策会合から、潮目が変化してきたようです。米FOMCは年内利上げに向けて動き始めましたし、日銀は、これまでの量を重視した政策から金利に重点を以降。長期金利をゼロ%付近に維持し、買取りの重点を残存期間の少ない債券に移行。短期金利の低下を促す方針に転換しました。これを受け、プラス金利に上昇していたドイツ10年債金利は、じりじりと上昇。ゼロ%に近づいています。日本の10年債金利もじり高を始めています。米国でも地区連銀総裁から利上げを急ぐべきとの発言が増加。年内利上げへ向けての地ならしが始まるとともに、10年債金利は1.7%に接近。ドルも主要通貨に対し上昇を始めています。米金利の上昇とドル高は、新興国経済にとってはマイナスに作用しますから、ブラジルやインドネシアなど新興市場の株式が弱含んできました。

 ドル高の流れが定着するかどうかは、米大統領選の両候補ともドル安を主張していることから、決め打ちするのは早すぎるかもしれませんが、世界の中では強い景気を維持している米国ドルが買われるのは自然の流れ…。また、クリントン候補は、銀行への一段の規制強化を公約にしていることから、当選後には、世界から再びリスクマネーが米国内に還流するリスクもあります。流れとしては、ドル高に傾きつつあるように思われます。また、原油価格も状況が変わりつつあります。レポートでは、以前から原油価格は典型的な「逆三尊底」を形成していることから、バレル60ドル台への反発もあるのでは…としてきましたが、今日の先物市場では、戻りの急所である8月19日の高値49ドル36セントを抜き、49ドル48セントをつけています。案外早く、6月6日に付けた戻り高値51ドル67セントを抜いてくるかもしれません。

 潮目は確実に変わりつつあるようです。今日は、一時、対ドルで103円をつける場面もあったようですが、円の売り戻しも入っているようです。昨日も書いたように、シカゴIMM通貨先物市場では、過去最多の円買い越し水準まで残が高まっており、これを一気に踏ませることができれば、株先物の買い戻しも入り、一気に流れが変化するのですが…。残念ながら、このところ日経平均先物の売り残を積み上げていた、米系証券、欧州系証券とも、まだ買い戻すような動きにはなっていないようです。今日発表された裁定買い残は、1717億円増の6919億円と、9月9日の底(3385億円)からは倍増しましたが、まだ、裁定解消売りで全体を押し下げるような破壊力はありません。投機筋も売り仕掛けがやりにくそうですね。ただ、3週連続で増加したところを見ると、それだけ今の日本株に先高観が出てきた、ということでもあります。やはり、ポイントは、この投機筋の「円買い・株先物売り」のポジションの行方ですね。為替の動きから見ると、かなり追い込まれてきているのではないでしょうか…。

 今日の日本株は、円安を好感して3日続伸して終了。200日線や25日線に到達していたことから、益出しの動きもあり、一時、小幅にマイナスになる場面もありましたが、円安を好感し、自動車や機械、など外需株が買われたほか、長期金利の上昇や再編期待から金融株が買われ、建設や食品など内需株の下落を吸収。円安を受け株先物買いも入り、これが裁定買いを刺激。昼過ぎに日経平均はこの日の高値1万6844円(前日比109円高)をつける場面も…。

 結局、日経平均は83円59銭高(0.50%)の1万6819円24銭、TOPIXは7.60ポイント高(0.57%)の1347.81ポイントと、ともに3日続伸。出来高は、1.58億増の17億2065万株、売買代金は、1350億円増の1兆8878億円と、ともに増加。騰落状況は、値上がり1197、値下がり643と、買いが優勢。今日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗、TOPIXは8勝4敗とともに上昇。日経平均RSIは51%→52%に強含み。25日線かい離率は、-0.0%→+0.5%と25日線上に浮上。200日線も回復してきました。騰落レシオは、126%→122%に低下。指数の上げがかさ上げ的な動きを上回ってきたようです。(主力株へのシフト?)。今日の終わり値で、日経平均日足MACDが買いシグナルを発信。強気相場入りしてきました。ただ、目先指標のストキャスティックスは短期的な買われすぎゾーンに入ってきています。

 日経平均は、1万6840円台に入ると急速に伸び悩みましたが、週足一目均衡表の「雲」下辺が1万6850円付近にあり、これを意識しているようです。直近レポートではTOPIXが過去高値を結ぶ上値抵抗線付近まできており、今週は大事な局面を迎える…としました。為替の方は一足早く抵抗線を抜いてきましたが、TOPIXがこのポイントを抜いてくると、投資家心理も大きく変わってきます。想定通り多くの点で潮目が変化する兆候が出てきました。ただ、まだ流れが確定したわけではなく、為替の動きによっては、元の流れに引き戻される可能性もあります。目を凝らして流れを観察するところですね。まだ、小型株や新興市場株が堅調に推移しており、一気に主力に流れがシフトするという格好ではないようです。海外でも円相場は103円台に入ってきましたね。
 3D半導体関連の扶桑化学工業、生産財のネット販売のミスミグループ、ビッグデータ関連の豆蔵ホールディングスなどが今日も高値更新…。9月25日号の案内文で書いたオプテックスも順調な戻り足をたどっています。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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