大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、米株高や原油高に伴うリスクオフの後退を受けた円安進行を好感。主力株が買われ4日続伸して終了
 日経平均日足は、200日線を上回り、MACDは買いシグナルを発信。25日線と200日線はゴールデンクロス(GC)を達成。週足ベースでは、2週前に13週線と26週移動平均線が、2014年7月以来のGCを達成。TOPIXは、昨年8月と同年11月の戻り高値を結ぶ上値抵抗線を上抜くなど、テクニカルな潮目は大きく変化してきました。次は、下落中の52週線を上抜くことと、週足一目均衡表の雲の中に入ることですが、今日は日経平均、TOPIXとも、雲の中に入ってきました。明日で週足が完成しますが、雲に入ってくると、残る課題は52週線をクリアするだけになります。52週前の対応点の状況から見て、まだ、下落圧力が残りますから、どこかの時点で、大きく上げる場面が必要になってきますが、これだけ、テクニカルな状況が改善してきているのに、内外の主力投資家は、一向に動こうとしませんね。

 日本国内に3%~4%の利回りがある株式がゴロゴロしているのに、いまだに、高金利を求め海外でハイリスクの債券を漁りまわる…長期間債券を買っとけば安泰みたいな発想から抜けきれないようですね。米国が、リーマンショックという異常事態に対してとってきた政策を正常化しようとして動き始めた時に債券を買うことが、どれだけのリスクがあるか、ということが分かっていないようです。そのうち、世界的な景気の状況が目に見えて改善した時には、債券で含み損を抱えてにっちもさっちもいかなくなっているんでしょう。今それだけ大きな転換点に差し掛かっていることを理解して相場を見ていかないと、肝心なところを見失ってしまいそうですね。

 朝も書きましたが、自動運転を制御するAIやIOT用反動体でインテルを猛追しているエヌビィディアが、FAトップのファナックと連携し、IOT分野を押さえようとするような動きが始まっていることを見落としてはいけません。特に、ITの世界では、いち早くシェアお抑えたほうが独り勝ちできるという世界。もたもたしていたら、ツイッターのように身売り先を探さなければいけなくなるような、激しい競争があります。バイオ分野でも同様…。いち早くシェアを取ろうというものすごい開発競争が始まり、巨額な資金が投入されています。これが新しい産業を生み出していくことになります。株価が、この変化を反映しないはずはありませんね。今の株式市場は歴史的な視点から見ていく必要があると思いますが…。日本で、中国人旅行者が白タクを使っている…として非難がましい記事が出ていましたが、現地では、配車アプリが使われ、自在に車が利用できるようになっているようです。むしろ、日本の方がタクシー業界などの反対で遅れているということを知らねばなりません。将来、完全自動運転になったら、配車アプリと連携して、田舎でも自由に車の共有ができるような社会が来るかもしれないのに…。日本では、既得権者が障害になり、先端機器やソフトの普及が妨げられていることか…。テレビで日本のことを自画自賛するような番組がもてはやされていますが、浮かれているとえらい目にあわされることになるかも…。

 本日の日本株は、米株高や、米金利上昇、原油高を受けたリスクオフの後退から円安が進んだことを好感。日立や富士通の事業再構築が好感され、4日続伸して終わりました。ただ、前場中に一気に1万7000円大台に接近すると、急速に手控え気分が強まり、引けにかけ戻り売りから上げ幅を縮小。流れの変化を期待して大型株にシフトしていた資金が、次第に小型株や新興市場に還流。主力株には伸び悩むものが増えていました。

 結局、日経平均終値は79円86銭高(0.47%)の1万6899円10銭、TOPIXは、6.12ポイント高(0.45%)の1353.93ポイント。出来高は、前日比1830万株減の17億0244万株、売買代金は200億円減の1兆8673億円と、ともに微減。引き続き薄商いが続いています。明日の雇用統計、9日の2回目の大統領テレビ討論会を見ないと動けないということでしょうか。これだけ、接戦になっていますから、どうせ、19日の第3回目の討論会が終わっても大統領選挙の結果を見るまでは…として動かないんでしょう。まあ、しばらくは、これまでのやり方を続けておいてよさそうです。
 
 今日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗、TOPIXは8勝4敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは、52%→56%、25日線かい離率は、+0.5%→+0.9%にプラスかい離が拡大。騰落レシオは122%→126%に上昇。指数の上げモメンタムが拡大すると同時に、物色範囲も拡大。出遅れを中心にしたかさ上げ的な動きが続いています。以前、日経平均が8月26日安値を切り、それまでの強気トレンドに傷が入った…としましたが、今日の動きを見るとやはり、上値での戻り売りが圧迫したようです。朝も書きましたように、どこかの時点で一気に上げる場面がほしい…としましたが、そのポイントになるのが、欧州系証券と米国系証券がもつ8万枚近い売り玉の踏み上げ。円安が想定以上に進んできたことから、円を売り戻すとともに株先物を買い戻す動きが期待できますが、今日の動きを見ると、欧州系証券に買い戻しと見られる動きが入っていたようです。何とか、一気に踏みあげるような局面が出てこないでしょかね。まだしばらくは、52週線、一目均衡表の雲が上値、下値を13週と26週が支えるじり高のレンジ相場が続くんでしょうね。
 
 個別は、豆蔵ホールディングス、FRONTEO、オプティックス、ミスミグループホールディングスのハイテク系が堅調。六甲バターの次に円高差益で取り上げた銘柄も堅調。ただ、潮目の変化が始まっていることから、長期間追ってきたテーマ銘柄に関しては、織り込みが終わった可能性も…。次のレポートでの検討課題になりそう。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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