大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2017/03 | 03
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



週末の米国株は、予想を下回る雇用統計は特に材料視されなかったものの、ポンド急落や日曜日のテレビ討論会を懸念し、主力3指数とも小幅に下落して終了
 おはようございます。 昨日は、メガネが壊れるハプニングがあり、書き込みができませんでした。ご容赦!

 昨晩発表された米9月雇用統計で、非農業部門雇用者数は、+15.6万人。予想の+17.5万人を下回りました。失業率は、予想の4.9%を上回る5.0%に上昇。投資家を失望させる内容でしたが、週平均労働時間は34.3時間→34.4時間に増加。平均時給も、25.7ドル→25.79ドルに上昇。前年比の伸び率は、2.4%→2.6%に上昇。物価上昇への圧力は強まっています。また、失業率が上昇したことについては、労働参加率が、62.8%→62.9%に上昇。雇用環境の好転を見て、労働者が市場に戻ってきていることによるものとみられ、内容的には、それほど悪いものではないと受け止められています。日本でも、IT技術者やトラック運転手など特殊など特殊な技術を持つ労働者の求人が増えているものの、なかなか需要が満たせないという雇用のミスマッチが増えていますが、米国でも状況は同じ。

 FRBが政策指針として重視する求人件数(JOLTS)7月分を見ると、求人件数は統計を取り始めて以来の最高水準(587万件)になっているのに、雇用された労働者は523万人。求人率は、3.8%→3.9%に上昇したものの、採用率は3.6%で前月から横ばいにとどまっています。日本と同様に企業が望むレベルの人材の応募がなく、採用が手控えられているという構図も見えてきます。この動きが、最近の雇用者数の伸び悩みにつながっているのではないでしょうか。ただ、企業側は必要な人材の確保のため、賃金の引き上げに動いており、この動きが、他の業種にまで広がってきたのかもしれません。内容的には悪いものではなく、市場は、今回の結果について12月利上げに影響を及ぼすものではないとして、FFレート金利先物市場では、12月利上げ確率は前日の63%→65%に上昇しています。円は、102円台に押し戻されていますが、短期的な材料出尽くし感で売られたもの。週明けは、再度、米利上げを織り込む動きから円安に戻る可能性もありそう。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          1万8240ドル49セント    -28ドル01セント(0.15%) 
 NASDAQ総合指数         5292.41ポイント       -14.44ポイント(0.27%)
 S&P500                2153.74ポイント       -7.03ポイント(0.33%)
 CME日経平均先物         1万6785円          -105円
 10年物国債金利          1.723%            -0.016%
 ニューヨーク原油          49.81ドル           -0.63ドル
 GOLD                 1251.90            -1.10ドル
 ドルインデックス           96.48             -0.21 


 週末の米国株は、この日発表の9月雇用統計で非農業部門就業者数が予想を下回ったことや失業率が5%に上昇したことを受け、利上げ懸念が後退。買い先行で反発してスタートしました。予想を上回る雇用統計結果から利上げ懸念が高まるとして弱気ポジションをとっていた投資家の買い戻しなどから、寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の高値1万8319ドル(前日比51ドル高)をつけていましたが、雇用統計結果が年内利上げ方針を妨げるような内容ではないとの見方が増加。さらに、欧州市場でポンドが急落したことも先行き懸念を投げかけ、昼にかけ売りが増加。一時、この日の安値1万8149ドル(同119ドル安)をつける場面も…。ただ、週明けから本格化する決算発表への期待感や9日開催の大統領テレビ討論会への思惑から、次第に下落幅を縮小。引けにかけては前日引け値を挟んだ動きになlったものの、週末のポジション調整に絡む売りもあり、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は小幅に続落。S&P500は小反落して終了。ニューヨークダウの騰落状況は、値上がり913、値下がり2073(NASDAQ市場は、976 - 1346)と、ともに売りが優勢。

 ニューヨークダウは、続落。景気敏感の素材や不動産、建設などが下落し指数を圧迫したものの、金利の高止まりを好感したGSやJPモルガン、トラベラーズなど金融関連が買われ、指数を下支えしました。引き続き、方向感のない持ち合い相場が継続。ニューヨークダウの週間の値幅は199ドルと狭いレンジの動きでした。ドル高が多国籍企業の株価を圧迫する一方、原油高がエネルギー株を金利上昇が金融関連株を、それぞれ支援。お互いが打ち消しあって膠着相場になっているようです。週明け11日のアルミ大手アルコアを皮切りに第3四半期決算発表が始まりますが、事前予想ではS&P500 採用企業で1.5%の減益が予想されており、これを基準に株価が形成されることになりそう。ただ、市場の最大不透明材料は、大統領選であり、この結果を見るまでは持ち合い相場が続くか…。

 米国株は、続落。円は、雇用統計内容が予想を下回ったことを受けドルが売られたほか、長期金利も低下したことを受け、対円は102円90銭台に、対ユーロも115円30銭台に、それぞれ上昇。レンジは、1万6735円~1万6935円。出来高は、日本が3連休に入ることからヘッジ的な動きもあり、前日比2万2000枚増の5万7703枚に増加。
 週末の日本株は、39円01銭安(0.23%)の1万6860円09銭、TOPIXは3.32ポイント安(0.25%)の1350.61ポイントと、ともに5日ぶりに反落。出来高は、前日比1.9億減の15億1229万株、売買代金は2140億円減の1兆6559億円と、ともに薄商い。重要イベントを控えていたにも関わらず、ポジション調整の動きもヘッジ的な動きもなかったようです。

 この日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗で変わらず、TOPIXは、7勝5敗に下落。日経平均RSIは56%→61%に上昇。25日線かい離率は、+0.9%→+0.7%に、かい離が縮小したものの、25日線上は維持。騰落レシオは、126%→118%に低下。引き続き、指数系物色範囲ともに強気の拡大を示唆。引き続き、13週線、26週線が下値を支える一方、週足一目均衡表の「雲」下辺付近が上値を圧迫する格好で持ち合い相場を続けています。今週は、主力株が立ち直る大きなチャンスでしたが、国内、海外とも中長期投資家が動かず、結局、個人を中心にした出遅れ株を循環的に買うかさ上げ相場に戻ってしまいました。週明け相場は米大統領候補テレビ討論会結果が焦点になりそうですが、前回討論で出なかったドル安政策に言及される可能性があり、波乱要素は残ったまま…。シカゴIMM通貨先物市場で、投機筋の円買いは10万枚の大台に乗り、4月19日の過去最大10万5710枚に迫ってきました。利上げ懸念が高まっているにもかかかわらず、円買いを積み上げる背景が分かりませんが、投機筋が何らかの思惑を持っているとしたら…。 詳しくは、10日発信のレポートで注目株とともに考察してみます。
 週末、レポート銘柄では、ビッグデータ、自動運転関連の豆蔵ホールディングス、半導体関連の扶桑化学工業、中小企業のITインフラ構築支援のTDCソフトエンジニアリングが新高値を更新。TDCは15年ぶりの4ケタ大台乗せが見えてきましたね。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るかメールフォームにて、直接、お問い合わせください。   
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ