大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2017/04 | 05
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本日の日本株は、円高を嫌気する場面があったものの、底堅い景況感を示した中国景気指標を好感したほか、やかさ上げ的な動きにも支えられ、4日続伸して終了
 今晩予定されている最後の大統領候補のテレビ討論会を控え、相場の方は膠着感を強めています。これまでは、大統領の資質を問うところに焦点が集まっていましたが、まあ、トランプ共和党候補が自滅した、という格好。市場はクリントン候補の当選を織り込みにかかっているようですが、同氏の公約には、高すぎる薬価の引き下げや、一段の金融規制の強化など、あまり市場にフレンドリーな政策はなく、果たして、当選後の市場はどうなることやら…。以前から、このところの新興国経済の不振に関しては、昨年7月から、米国内大手行のリスク資産の保有制限や自己売買の規制を強化するボルカールールの適用を開始。それに先立ち、2014年半ばから、海外やヘッジファンドなどから規制に適合しようと、ハイリスクの融資を無理やり引き揚げたことが、成長資金を枯渇させ世界経済の停滞を招いたという側面もあります。

 これをさらに強化しようということですから、これ以上本気になられると…。1929年の大恐慌後、傷が癒えかかったころに銀行規制を強化。流動性が急減し、不況がさらに深化し、結局、保護主義の台頭、ブロック経済化が進み、最後には第二次世界大戦に突っ込んでいった、という苦い経験を我々は持っているのですが、果たして、クリントンさんは歴史が教えることを知っているのでしょうか。ボルカールールを予定通り2015年7月21日から実施する…と決めただけで、世界中にばら撒かれた資金がものすごい勢いで米国に還流。ドルを押し上げただけでなく、債券や株式を押し上げましたが、果たして、クリントン氏の当選と、金融規制の強化で何が起きるのか…要観察ですね。それにしても、市場フレンドリ―の共和党は、なぜトランプを選んだのか。これも歴史の流れといえばそれまでですが、歴史は果たして世界をどこに導こうとしているのでしょうか。

 今日の日本株は、米国株が予想を上回る企業業績の好調を受け上昇したものの、長期金利の低下から円の対ドル相場が強含んだことを嫌気し、軟調な始まりになりました。大統領候補テレビ討論会など重要イベントを控え、主力投資家の模様眺めが続く中、この日発表のGDPなど中国の景気指標が景気の底堅さを示すものだったことへの安心感から、かさ上げ的な買いが低位株に入ったほか、好決算が予想される化学など素材株も買われるなど、短期的な動きと、先行きを展望した主力株への買いが交錯。指数は膠着感を強めたものの、全般的な物色は広がりを見せてきました。いつも通り、引けにかけ指数先物に買いが入り、日経平均は4日続伸して終わりましたが、終日レンジは1万6938円~1万7016円と、わずか78円の値幅にとどまりました。

 結局、日経平均終値は35円30銭高(0.21%)の1万6998円91銭、TOPIX終値は、0.63ポイント高(0.05)の1357.20ポイント。ともに4日続伸。出来高は前日比2928万株増の15億6110万株、売買代金は、1100億円減の1兆6631万株。超低位株が買われたことから、出来高は増加したものの、売買代金は減少しています。騰落状況は、値上がり1197、値下がり624。買いが優勢でしたが、値上がり数が4ケタを超えるのは5日連続。
 今日の終値での日経平均サイコロは、9勝3敗(75%)と、警戒ゾーンに上昇。TOPIXは8勝4敗(66%)に上昇。日経平均RSIは、57%→66%に上昇。25日線かい離率は+1.4%→+1.6%に拡大。騰落レシオは113%→118%に上昇。日経平均サイコロの警戒ゾーン入り、騰落レシオの警戒ゾーン(120%超え)接近など、注意信号が点滅してきました。

 米半導体企業エヌビディアとの提携でIOT分野の世界シェアを一気にとってしまおうというファナックの上げが続いています。投機筋の先物買い戻しに伴う裁定買いに刺激されているところもありそうですが、月足一目均衡表を見ると上昇中の雲上辺に沿って息の長い上げ相場になる格好になっており、投機筋が今後日本株買いに転換した場合、さらにコアストックとして買われることになるかもしれません。また、この欄でも注目した三菱商事も高値をじりじり切り上げてきました。また、新高値銘柄にも主力株が顔を出すようになっています。一方、かさ上げの動きを見ると、やや物色の質が悪化してきた兆候もあります。まだ、方向感は定まりませんが、主力株のじり高の動きからは目が離せません。通常、物色対象の後退には、全体が押す局面が必要ですが、日銀のETF買いがあり、潮目の交替は緩やかに進むことになるのかも…。当面は、決算発表を意識し「今期業績の増額修正期待」と「来期も増益」の銘柄を追う流れに変化はなし。ミロク情報、ミスミグループは年初来高値を更新。豆蔵ホールディングス、いちごグループ、福井コンピューターもいい位置につけていますね。
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プロフィール

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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