大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2017/03 | 03
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



本日の日本株は、JR九州の公開人気や日本電産の好決算効果が波及。幅広く買われ日経平均、TOPIXとも続伸して終了。
 9月29日、アルジェリアで開催されたOPEC非公式会合は、条件付きながら8年ぶりに減産で合意。生産据え置きの合意も無理だろうとみていた市場に大きなショックを与えました。まだ、イラクが駄々をこねるなど11月30日のOPEC総会に向け紆余曲折がありそうですが、昨日も湾岸産油国(GCC諸国)と、ロシアの石油関係者が会合を持つなど、総会へ向けての調整が進んでいるようです。8年前の削減の時は、他の産油国の闇の増産で協定が事実上反古になり、怒ったサウジアラビアがスィング・プロデューサーの役割を放棄し、互いに増産に走ったことから、価格下落につながりました。今回は、サウジが再び生産調整役として減産に踏み切る可能性も指摘されており、もしかしたら、市場はOPECの本気度をかぎつけたのかもしれません。

 米国の景気状況や、英国のEU離脱問題などから、FRBの年内利上げは無理…とみていた市場では、原油価格の上昇でインフレが加速する可能性もある、とみて改めて利上げを織り込みにかかり、米10年債金利は9月末の1.536%を底に上昇に転換。最近では1.8%超えまで上昇しています。米株式もニューヨークダウが一時1万8000ドルの大台を割り込むなど、FRBの利上げがないことを前提にしてきたポジションの巻き戻しが始まっています。9月は20日間の立ち合いのうち11日が下落しましたが、10月に入ると、相場付きは一変。16日間の立ち合いのうち12日間上昇する、という様変わりの動きになっています。以前から警戒していたCTAにつながるとみられる欧州系証券は、9月末の段階で2万5000枚超えまで日経平均先物の売りを積み上げていましたが、ファンダメンタルの変化をかぎ取ったのか、一転して買い戻しに入り、直近では3000枚台まで減少。かなり急ピッチで売り持ち高を減らしたことが分かります。今月に入っての上げに貢献してくれたのかもしれませんね。また、彼らは先物売りとともに円を買っていますから、先物を買い戻すと同時に円も売り戻してきます。この数字を見ると、最近の日本株の上げの背景が分かるような気がしますね。 問題は、この投機筋がドテンした後に、どういう出方をしてくるか…。まあ、ここで書くことではありませんが…。

 今日の日本株は、安川電機、日本電産と円高の圧迫を乗り越えて好決算を発表したことへの安心感や、JR九州の公開がつつがなく成功したことへの安心感から、買いが先行。円が104円台に下落したことも支えとなり外需株が買われ、続伸して始まりました。日本電産効果から他の電子部品株に買いが波及。好業績が予想される主力株も買われたものの、一方で、新興市場株が売られるなど、投機的な資金がJR九州に向かったことから、冴えない動きになるものも見受けられ、まだ、新規資金が戻ってきていないことをうかがわせました。後場に入ると、先物買いが入り上げ幅を拡大。日経平均はこの日の高値1万7381円(前日比147円高)をつける場面もありましたが、業績の先行きに対する懸念が強く、引けにかけ模様眺め気分が強まっていました。

 結局、日経平均終値は、130円83銭高(0.76%)の1万7365円25銭、TOPIX終値は9.71ポイント高(0.71%)の1377.32ポイント。出来高は、前日比3.5億株増の17億6222万株、売買代金は、4500億円増の2兆1160万株と、大台を回復したものの、このうち2700億円以上をJR九州が占めていました。日経平均の終日値幅は83円と狭いレンジの動き。
 今日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗(66%)、TOPIXは7勝5敗(58%)で、ともに変わらず。日経平均RSIは74%→74%で横ばい。25日線かい離率は、+2.6%→+3.1%に拡大。反落警戒の3%を超えてきました。物色の広がりを見る騰落レシオは135%→146%と一気に2014年6月26日の149%以来の水準に上昇してきました。ちなみにこの時の最高水準は同24日の164%でした。日経平均など指数系のところはまだ過熱まではいきませんが、かさ上げ的な動きについてはやや警戒的なゾーンに入ってきました。

 まあ、日本株の場合は海外情勢次第のところがありますので何とも言えませんが、米国はトランプ大統領の芽が、ほぼなくなったことによる、ポジション調整。日本株の場合も、米国の年内利上げを受け、為替や物色対象のポジション調整が行われているところではないかと思われます。この流れに海外先物筋が乗っかってきて、裁定買いが入り指数を押し上げている側面もあるようです。戻りのポイントや急所の持つ意味については直近レポートでも解説していますので、参考にしておいていただければ…。

 指数の動きは別にして、とりあえず今の相場は、個別企業の中間決算結果を検証する相場。昨日もコンセンサスを下回ったエムスリーの動きを懸念しましたが、案の定、叩き売られてきました。3200円で寄って安値は3105円ですから、いくらもとれていませんね。まあ、同社の場合、期後半に売り上げが立ってくるのが多く、利益が伸びてくるのはこれから…。火が燃え盛っているときに手を出す必要はありませんが、週足一目均衡表の雲上辺も接近してくることですし、タイミングを見て買えば、また、儲けさせてくれるでしょう。今日のところは、日本電産効果で、他の外需株まで広がりを見せましたが、すべての企業が為替対策をうまくやったわけではありませんので、蓋を開けてみるとコンセンサスを下回ってくるものも多く出でてくるはず。ここは、じっくり企業の動向を調べて臨んだ方がよさそうですね。
 いまのところ、イタリアの銀行の経営再建策の発表を好感し欧州株は上昇。GLOBEX 市場の米株も上昇。CME日経平均先物も1万7400円に乗っけてきています。このままで…。
 ※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。       
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ