大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



本日の日本株は、米株安や大統領選に関するリスク回避の円買いを嫌気。先物売りや裁定解消売りに押され、日経平均、TOPIXとも急反落して終了。
 円相場には金利差だけで動くのではなく、リスク回避通貨としての側面があることを思い知らされた一日でした。シカゴIMM通貨先物市場でも、先週25日現在で順調に減少していた円買い残が、3週ぶりに不自然な増え方をしていましたので、売り仕掛け的な動きでも出ているのか、として警戒していましたが、案の定、リスク回避動きが円高を誘発してきました。また10月に入り、海外投機筋が日経平均型の先物だけで7000億円近く買い越していましたし、この裏には円売りが伴っていますから、円が上昇すれば、自動的に投機筋の円買い戻し→株先物売りという流れにつながりやすくなっていました。また、このところ先物リードの展開になっていたことから、今日発表されたプログラム売買動向(24日~28日売買分)を見ると、裁定買い残は前週から3375億円増え、1兆1468億円と、6月中旬以来の1兆円大台乗せに増えています。結局、先週までの上げは、海外投機筋の先物買いとそれに誘発された裁定業者の裁定買いの影響が大きかった、ということでしょうか。

 今日の相場は、米株安や、トランプリスクの再燃を嫌気したこともありますが、リスク回避の円買いが、買い仕掛けしていた投機筋の円買い戻しを誘発。自動的に先物の買いポジションが解消されたことで先物売りが増加。これが裁定解消売りを誘い下落幅が拡大した、ということでしょう。そうでなければ政権の安定している日本株が、米国株の三倍も下げる説明にはなりません。まあ、テクニカルな要因で上げ、テクニカルな要因で下げた…という理解でいいのではないでしょうか。朝も書きましたように、今日は、日経平均の三本新値が陽転のままでいられるかどうかがポイントになるとしましたが、あっさりと陰転値の1万7235円を下回り陰転。短期的な弱気相場入りしてしまいました。

 今日はGLOBEX市場の米国株先物が、終日マイナス圏で推移。これを嫌気し、日本株も下落。昼過ぎにかけ下落幅を広げる展開になりました。欧州市場が開く2時近くには、日経平均はこの日の安値1万7080円(前日比362円安)をつけていました。引けにかけ先物買い戻しなどから、やや下げ幅を縮小したものの、明日が文化の日で休場になることから、新たなポジションを作る動きはなく、結局、日経平均は307円72銭安(1.76%)の1万7134円68銭、TOPIXは、24.75ポイント安(1.78%)の1368.44ポイントと、ともに反落して終了しました。VI指数は3.01ポイント上げ22.59ポイントに上昇。先行き懸念が強まっています。

 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに8勝4敗(66%)に低下。日経平均RSIは80%→64%に低下。25日線かい離率は、+2.6%→+0.8%にかい離が縮小。騰落レシオは、139%→122%と、テクニカルな過熱感の調整過程に入っているものの、依然、ストキャスティックスやRCIなど目先指標は買われすぎゾーンの動きにあり、米国株の動向など海外要因にもよりますが、短期的にはテクニカルな冷却を待ちたいところ。再び、週足一目均衡表の雲下辺を試す展開になってきましたが、休み明けの週末の取引で雲内を維持して終われるかどうかが短期的なポイントになりそうです。

 今晩の米FOMC声明文で、明確に12月利上げのような文言が出てくると、円安、株高への回帰もあり得ますが、CME短期金利先物の12月利上げの織り込み度が82%と、ほぼ織り込み済みとなっており、あえて声明文に盛り込む必要はなく、相場を大きく動かすような内容にはならないのでは…。当面は、海外情勢をもながらのテクニカルな過熱感の解消待ちの動き。個別株では、業績増額修正を発表したニチレイや扶桑化学工業が上昇。ニチレイは年初来高値を更新してきました。ニチレイは9月11日号で再注目しましたが、2割近い値幅になりました。まだ、エスカレーター相場を続け、大きく伸びる場面が出ていませんので、息の長い相場になるのかもしれません。新興国の食生活の変化から、冷凍食品の伸びが予想されることもメリット。また、先行して新値を問ったグループは、下値に支持線など買いの急所にきているものも多く、値固めの具合を見て待ち伏せ的に買ってみるのもよさそう。とにかく、米j国市場が落ち着かないことには話にならない。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。  
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ