大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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週末の米国株は、時給の上げが鮮明になった雇用統計結果を好感し買われたものの、週明けに迫った大統領選を懸念した売りに、主力3指数とも続落して終了。
 おはようございます。
 注目の米雇用統計(10月)で、非農業部門雇用者数は、事前予想の17.3万人を下回る16.1万人と、予想を下回りました。ただ、9月発表分が、15.6万人から19.1万人に上方改定されたほか、時給は25.92ドルに上昇。前年同月比の上昇率は2.8%と、2006年9月以来の伸びとなり、12月利上げの可能性を強めています。現在の米国の雇用情勢を見ると、求人数は増加しているものの、採用数は頭打ちになるなど、企業が求める人材の確保が困難になっており、j結果、賃金上昇に波及し始めたものと思われます。FRB関係者も、就業者の増加数の頭打ちについては、完全雇用に近づいたため、との見方。賃金が上昇を始めたことから、やがて物価に波及する可能性が強く、今j回の結果で12月利上げの確率はかなり高まった、といえそう。比較的ハト派的な動きをしてきたフィッシャーFRB副議長が、このところ利上げを急ぐべきとの考えに傾いてきたのも、賃金の上げに弾みがついてきたことと、無関係ではないでしょう。問題は、来年の利上げのペース…。今回のように1年も間隔があいてくると、12月利上げで材料出尽くしとなり、円買いに戻りかねません。日本の物価対策が急がれます。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          1万7888ドル35セント        -42ドル32セント(0.24%)
 NASDAQ総合指数         5046.37ポイント           -12.04ポイント(0.24%)
 S&P500                2085.18ポイント           -3.48%(0.17%)
 CME日経平均先物         1万6855円              -35円
 10年物国債金利          1.777%                -0.037%
 ニューヨーク原油          44.07ドル               -0.59ドル
 GOLD                 1304.50ドル             +1.20ドル
 ドルインデックス           96.89                 -0.25 


 週末の米国株は、米大統領の不透明感を嫌気し、海外株安が進んだ流れを嫌気したものの、朝方発表の雇用統計で賃金が上昇したことや、8月、9月分の就業者数が上方修正されたことなどを好感。前日まで6日続落していたこともあり、押し目買いが入り反発してスタートしました。医薬品やヘルスケア関連などディフェンシブ系業種に加え、週明けに大統領選投票日を控え、安全資産の債券が買われ金利が低下。これを好感した不動産株が上昇。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値1万7986ドル(前日比56ドル高)をつける場面もありました。引けにかけて高値圏での持ち合いが続きましたが、リスク回避の動きから原油価格が続落したことや長期金利の低下を嫌気し金融株が売られたこともあり、引けにかけ下げに転じ、引け近くにはこの日の安値1万7883ドル(同47ドル安)をつける場面も…。結局、ニューヨークダウは7日続落、NASDAQ総合指数、S&P500は9日続落して州の取引を終えました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1541、値下がり1455(NASDAQ市場は、1437-1329)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.43ポイント上げ22.51ポイントに上昇したものの、個別では大統領選後に備える動きも出てきたようです。

 ニューヨークダウは、続落。30種採用銘柄は、12社が上昇。18社が下落。指数寄与度の大きい銀行株など金融株の下げが指数の足を引っ張っています。史上最高値を起点にする下落バンドを形成していますが、昨日は、この下限をやや割り込む格好になっており、やや、警戒的な動きも…。下方から200日線が接近してきているほか、日足サイコロは2勝10敗と陰の極入りを暗示。ストキャスティックス、RCIなど目先のテクニカル指標も売られすぎを示してきました。雇用統計結果を受けて利上げの可能性が高まったものの、長期金利は下落。当面の懸念材料は大統領選の結果だけに絞られた格好。投資家の動きをみても、持ち株をストレートに売るよりも、デリバティブ商品を使ってヘッジする動きをしており、選挙結果を受けた混乱は一時的なものとみている印象も受けます。まあ、イベント通過を待つしかないですね。

 米国株は、続落。円は、雇用統計結果を受け、利上げ懸念が高まったことを受け、対ドルは103円10銭台、対ユーロは114円80銭台に小幅に下落。CME日経平均先物は、円の小幅下落を受けたものの欧米株安を嫌気。大証先物終値を35円下回る1万6855円で帰ってきました。レンジは1万6800円~1万7005円。出来高は、前日比2万5000枚増の5万3179枚。週明けの日本株は軟調な始まりになりそうですが、いよいよ米大統領選の結果が判明することから、強弱感が対立。膠着した展開になりそう。昨日決算発表分で、今期の最終利益見通しが増益に転換しており、業績への懸念は後退。イベント結果次第では、日本株見直しの動きも始まるか…。とにかく、結果を待つしかない…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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