大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、クリントン候補のメール疑惑訴追見送りの報を受けた、円売りや先物買い戻し、外需株の買いなどから3日ぶりに反発して終了
 先週の市場はトランプ大統領誕生の幻影に脅かされ、一斉にリスクオフに走り、市場は一様に下落して終わっていました。土、日に放送されたワイドショーでも、「投票日に雨が降ればトランプ勝利…」など専門家といわれる人が、勝手予測を出し不安を煽っていました。トランプ勝利で大きな被害をこうむることになるかもしれないメキシコでは、中央銀行が通貨暴落に備えて準備を進めるなど、市場の混乱に備える動きも出ていたようです。
 しかし、今日の朝一から飛び込んできた話は、「FRBはメール問題に関し、クリントン氏の訴追はせず、操作を終了する…」というもの。おかげで、寄り前から円は売り戻されるし、先物には買い戻しが入るは…で、先週末にかけてとられていたリスクオフのポジションの巻き戻しから、市場はパニック的な動きになっていました。

 問票日が接近してきた10月28日、突然飛び出してきたクリントン候補の公務での私的メール使用疑惑の再捜査に、市場は一気にリスクオフの動きに突き落とされた感じでしたが、共和党幹部やトランプ陣営でも、「近々、クリントン候補に関する大きなニュースが出る…」という話が流れていたようです。反クリントンの職員が多いFBIの一部から、メール問題の再捜査の件がリークされ、徐々に広がりを見せていたことから、コニー長官としては、自らが訴追されるリスクを冒しても、公表しておかねばならない状態に追い込まれていた、という状態にあったようです。敢えてこの時期に、捜査終結を宣言したのは、戦況妨害のそしりだけは受けたくないとの思惑があったのかもしれません。

 それにしても、このお二方、よほど嫌われているんでしょうね。トランプ氏の税金逃れの件では、社員が過去の事業損失の資料を持ち込んできたようですし、クリントン氏のケースも、本来なら体制派であるべきFBIから、情報が流れるなど、ともに、
身内から足をすくわれるような格好です。まあ、帰趨が決まっていない州でも両者の支持率の差は僅少ですから、投票が終わり結果が分かっても、州の得票を巡って一票ごとの再検査や、裁判沙汰に発展する可能性もあり、就任までには、まだ、一山もふた山もあるような気がします。占いの話では、寅の日生まれのクリントン候補は、今年、「火の三刑」という悪い運勢下にあり、不運や人間関係の悩み、健康運に注意する必要があるといいます。来年2月の年の気変わりまで続きますので、まだ、何が起こるかわかりませんね。クリントン候補が勝つなら勝で、州ごとの得票数で圧倒しないと、いちゃもんをつけられ、不安定な状態が続くことがあるかもしれません。クリントン候補が大統領になることも、世界経済にとりまずいこともあります。直近レポートでも書きましたように、ベストシナリオで収まってくれればいいのですが…。

 本日の日本株は、寄り前の「訴追見送りの一報で勝負あり…とういう形。先週末にかけトランプリスクを織り込む形で買われていた円が売られ、リスクヘッジで売られていた先物の買い戻し、プットオプションの損失回避の先物買いなどが入り、急反発してスタート。先物買いに伴う裁定買いも入り、指数は一気に先週下落した分の半値戻し付近で始まってきました。寄り付きの買い一巡後は、戻り待ちの売りに押され上げ幅を縮める場面もありましたが、後場にかけさらに買い直されて一段高。欧州市場が開く2時過ぎには、日経平均はこの日の高値1万7186円(前週末比281円高)をつける場面も…。ただ、上げにボリュームが伴っていないことから、慎重な見方も増え、引けにかかては高値圏でのもみ合いに転じていました。

 結局、日経平均終値は271円85銭高(1.61%)の1万7177円21銭、TOPIXは、15.76ポイント高(1.17%)の1362.80ポイントと、ともに3日ぶりに反発。出来高は、前週末比約3億株減の17億6163万株、売買代金は3850億円減の1兆9716億円と、ともに薄商い。買い戻し優位の展開だったことが分かります。騰落状況は、値上がり1489、値下がり423と買いが優勢。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに7勝5敗で変わらず。日経平均RSIは51%→58%に上昇。25日線かい離率は-0.7%→+0.8%と、25日線を回復してきました。騰落レシオは、120%→121%に強含み。まだ、明確な方向感は出ないものの、週足一目均衡表の雲内に戻ったことは強気の材料に…。

 メール疑惑訴追見送りのニュースには、日本市場が最初の接しました。欧州、米国はこれから織り込む格好になりますが、欧州株は日本と同様に全面高で始まっています。米国株もGLOBEX市場のNYダウ先物が245ドル高と急騰。1万8000ドル大台を回復しています。いよいよ明日が投票になることから、日本株が一段高するには、円の一段安など何らかの支援材料が欲しいところ…。まあ、冷静に投票結果を見守るということになるのでしょうか。引き続き、業績発表銘柄の待ち伏せrと、既発表銘柄の調整場面での買いで良し。半導体関連はいずれも堅調。今日は、値上がり上位に2銘柄が入っていました。また、国土交通省が取り組む「i-コンストラクション」政策の追い風を受ける銘柄も、今日は急伸していました。まあ、トランプ、クリントンのどっちが勝っても、日本に追い風が吹くことはないでしょう。独自の力でマーケットを切り開いていける企業を、とことん追っていくしかないのではないでしょうか。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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