大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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昨日の米国株は、不透明材料の出尽くしを好感した買いに加え、トランプ政策をで高まるインフレ期待を受けた債券から株式への流れもあり、大幅続伸して終了
 おはようございます。
 さすがに市場は冷徹でした。市場の不透明感が晴れたことで、さっそく新しい相場環境を織り込みに動いています。以前から、クリントン氏が大統領になった場合に予想された金融規制の強化に関し、トランプ氏は規制緩和を主張。クリントン氏が規制強化のよりどころにしていたドット・フランク法案の廃止を提唱しています。また、好景気が持続していたにも関わらず、なかなか上がらなかった物価についても、低金利の市場から国債発行で調達した資金で、インフラ整備を行うことを提唱。財政赤字の拡大がインフレを招くとの期待感を市場に持たせ、債券から株式への資金移動を促してきました。外交面では問題があるものの、法人税の15%への低下など市場に対してフレンドリーな政策なので、とりあえず期待感から買っておこうという流れでしょうか。リスクオフの流れや低インフレを反映して債券市場には、巨額の資金がくぎ付けにされていますが、どうやらインフレ期待から資金があぶり出されてくる可能性が強まってきました。案外息の長い金融相場が実現するのかも…。トランプ氏が提唱した低金利を利用した国債増発による景気刺激は、日本でも唱えられたもの。日本も面白くなってきそう。外需には入り入り制約が出てきそうですが、内需はいくら刺激してもトランプも文句は言って来ないでしょう。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万8589ドル69セント       +256ドル95セント(1.40%)
 NASDAQ総合指数        5251.07ポイント          +57.58ポイント(1.11%)
 S&P500               2163.26ポイント          +23.70ポイント(1.11%)
 CME日経平均先物        1万7215円             +965円
 10年物国債金利         2.064%                +0.207% ←要注目
 ニューヨーク原油         45.27ドル              +0.29ドル
 GOLD                1273.50ドル             -1.00ドル
 ドルインデックス          98.67                +0.70  


 新大統領に共和党のトランプ氏が決まったことを受けた昨日の米国株は、不透明感が晴れたとして買いが先行。同氏の政策を改めて織り込みなおす動きやクリントン氏が当選した場合に備えてとられていた、薬品株や銀行株への売りを買い戻す動きが強まり、終日上げる展開に…。低利を生かした国債発行によるインフラ投資の増加方針を受け債券価格が急落。先行きの金利上昇やインフレ期待から債券→株式へと資金が移動したこと、金融規制強化を目指したドットフランク法の廃止方針を受け金融株が急伸。高額薬価の引き下げを提唱していたクリントン候補の落選を受け、医薬品株が買いなおされるなど、指数寄与度の大きい銘柄が上昇したことも指数の押し上げに寄与していました。結局、主力3指数とも3日続伸。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1698、値下がり1385(NASDAQ市場は、2065-799)と、買いが優勢。VIX指数は、前日比4.36ポイント下げ、14.38ポイントに低下。

 ニューヨークダウは3日続伸。この間の上げ幅は700ドルに達しています。一昨日の上げと昨日の上げは、内容が異なるものの、市場は不透明感が払しょくされたことを最大の好材料とみて、トランプ氏の政策を先取りする動きを強めたようです。8月に付けた史上最高値まであと18ドルに迫る場面もありました。トランプ氏の積極財政で、これまで実現しなかったインフレが加速するとの観測を株式市場が好感。債券から株式への資金の移動が本格的に始まりそうな予感。流動性が必要な流れに移行しますので大型株優位の流れになるか。
 
 米国株は、続伸。円は、米長期金利の急伸を受け、対ドルは105円60銭台に下落。対ドルでの戻りの安値を更新してきました。対ユーロは116円20銭台と小幅安。CME日経平均は、米株高や円安を好感。大証終値比965円高の1万7215円で帰ってきました。レンジは、1万6100円~1万7440円。出来高は22万8450枚に約5倍増。本日の日本株は、昨日の波乱相場で売りこまれた弱気ポジションの買い戻しやCME終値にさや寄せする先物買いなどから急反発して始まりそう。その後は、トランプ政策を織り込む格好で上値を探る展開に…。銀行への規制を緩める動きを好感した大手銀行株など金融株の上げのほか、裁定買いの増加を受けた外需系指数寄与度の大きいもの。また、好決算を発表しながら売り込まれている銘柄の買い戻しも…。三菱UFJ、みずほフィナンシャル…。    
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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