大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2017/04 | 05
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昨日の米国株は、新大統領の政策を織り込む動きが継続。恩恵を受ける銘柄が買われ、保護主義の結果、他国からの報復が懸念される企業が下落。高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 米国では、トランプ大統領を忌避するデモが相次いでいるようです。投票で決まったことですから、今更…という感じがしますが、事前の予想を覆す結果になったのは、税制の違いにあったようです。民主党政権になってから、ブッシュ時代の富裕層優遇税制の改正が行われ、税負担が増加していましたが、クリントン候補は、さらに所得税の上限を引き上げる方針でした。一方、トランプ氏は現在9段階の所得税を3段階に簡素化。富裕層は税負担が軽くなることになります。相続性も廃止するとしています。富裕層は変化を嫌うから、クリントン氏に投票するだろうというのがマスコミの見方でしたが、これ以上税負担が増してはかなわないという、不満までは読み切れなかったのかもしれません。日本でも、増税を掲げて選挙戦をやるのは不利という見方がありますが、今回の米国の選挙でも、富裕層からむしり取って、低所得層に分配するという民主党の政策が限界を迎えていたのかもしれません。日本でも、福祉負担や税負担が増加し、国民の生活が圧迫されていますが、今回の米国の選挙結果を受け、反乱がおきるかもしれませんね。米国株については、アップルやアマゾンなどトランプ候補に敵対した企業が売られているというような、おかしな見方が出てきています。ちょっと行き過ぎ…?

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8807ドル88セント       +218ドル19セント(1.17%)
 NASDAQ総合指数       5208.80ポイント          -42.27ポイント(0.81%)
 S&P500              2167.48ポイント          +4.22ポイント(0.20%)
 CME日経平均先物       1万7495円             +195円
 10年物国債金利        2.151%               +0.086%
 ニューヨーク原油        44.66ドル              -0.61ドル
 GOLD               1266.40ドル            -7.10ドル
 ドルインデックス         98.75                +0.17 
 

 昨日の米国株は、前日に続きトランプノミクスを織り込む相場が続き、買いが先行。規制緩和期待や金利上昇による経営環境の改善期待から銀行株が買われたほか、インフラ投資の増加期待から土木建設関連が買われるなどし、ニューヨークダウは寄り後まもなく、昨年8月に付けた史上最高値を更新しています。ただ、この日まで4日続伸し900ドル近く上昇したことから、高値警戒感が強まったほか、保護主義的な政策が海外からの反発を招くとして多国籍企業が売られたことも嫌気され、上げ幅を縮小する場面も…。ただ、トランプ政権の財務長官にJPモルガンのダイモンCEOが有力視されているとの観測から、再度銀行株が買いなおされ、上げ幅を拡大。引け近くにこの日の高値1万8873ドル(前日比284ドル高)をつける場面もありました。結局、ニューヨークダウと、S&P500は4日続伸したものの、多国籍のハイテク企業が売られたことを受け、NASDAQ総合指数は4日ぶりに反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1433、値下がり1660と売りが優勢。NASDAQ市場は、上昇1750、下落1104と買いが優勢。

 ニューヨークダウは続伸。採用30銘柄は、値上がり19、値下がり11。経営トップが新政権の財務長官就任が噂されるJPモルガンが4.6%、GSが4.3%それぞれ上昇。指数の上げをけん引しました。また、インフラ投資期待からキャタピラ、3Mの土建関係のほか、GE、ユナイテッドテクノロジーなど重工業がそれぞれ2~3%上昇。一方、このところのドル高や保護主義的な動きから海外市場からの報復を懸念。アップル、マイクロソフト、コカ・コーラなど多国籍企業が大幅安し、指数の足を引っ張っています。やや、政策を先取りしすぎるような動きもありますが、この日も10年債金利は0.086%上げ2.15%台に上昇。安全資産として大量の逃避資金を引き付けてきた債券が、今や最もハイリスク市場になりつつあり、株式市場への資金移動が始まったようです。ニューヨーク市場、NASDAQ市場とも、52週来高値更新銘柄が急増していますが、まだ許容範囲内。高値更新に伴いいったんは売られる局面もありそうですが、金融相場的な色彩を帯びており、意外高に進む公算も…。52週来高値更新が400超えは要注意?

 米国株は高安まちまち。円は、米長期金利上昇を受け、対ドルは106円70銭台(一時、106円95銭)に下落、対ユーロは116円20銭台で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値比195円高の1万7495円で帰ってきました。レンジは1万7115円~1万7560円。出来高は、14万枚減の8万8600枚。本日の日本株は、CME高を受け堅調な始まりが予想されますが、週末控えであるほか、米市場で多国籍企業が売られている流れもあり、高寄り後は気迷い感の強い転換になりそう。引き続き、米国内で活動する大手銀行が注目されるほか、ようやくIPOが実現しそうな自動運転のZMP関連が注目を集めそう。ヘッジファンドなど短期資金が中心の展開だけに、リスク管理は徹底しておきたい。中間期実績が減益から増益に変わったダイフク。 
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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