大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、休日前のポジション調整の売買が交錯したものの、原油高や米株先物高に支えられ、続伸して終了。
 次期大統領のトランプ氏が、就任初日に「TPPからの脱退を表明する…」と表明しました。オバマ政権が交渉を重ね合意にこぎつけたTPPでしたが、崩壊の危機に立たされることになりました。本来、政権が代わっても外交問題に関しては前政権を引き継ぐのが国際ルールといわれますが、これを反故にすることになります。過去の話になりますが、第一次世界大戦終了後の世界秩序構築を目指し、米大統領ウッドロウ・ウィルソンの提唱で国際連盟が設立されました。しかし、米議会が(内政不干渉の保護主義を唱える)モンロー主義を唱え、批准に反対し、結局、国際連盟に米国が加盟しないという状態になりました。第一次世界大戦前の覇権国だった英国が衰退。代わって経済力、軍事力の面で時期覇権国と目される米国が加盟しなかったため、統制力にかけ、最終的に加盟国の利害調整ができないままに、国益が対立。第二次世界大戦へとつながっていいます。

 なんだか、当時とよく似ている感じがします。もともと、TPPの狙いとして、国際ルールを無視した中国をけん制する狙いがあったはずですが、国際連盟の時と同じように、肝心な時に内向きになってしまいました。当時も、米国が覇権国の役割を担っていたら、おそらく、あんな悲惨な戦争を経験しなくてもよかったかもしれませんが、今回のトランプ氏の決定で、覇権国の交代時期が早まるのかもしれません。同時に、多大な時間と労力をかけ成立にこぎつけた協定が、一夜にして瓦解したということは、今後、米国と条約を結ぶ国の信頼をなくすことにもなります。こんな無法な人間を大統領にしたことは、神の配剤かどうかわかりませんが、彼を選択することで次に人類に何をさせようとしているのでしょうか。まさか、いまだに孫氏の兵法を使い、明時代までさかのぼって領土権を主張するアナクロニズムの中国に次期覇権国を委ねようとしているのでしょうか。世界は「混沌」の時代に入ろうとしてるのかもしれません。

 本日の日本株は、朝方発生した福島県沖大地震の影響が読み切れないことや、リスクオフの円買いもあり、売りが先行。軟調な始まりになりました。前場中は、模様眺めに推移していましたが、被害が限定的だったことを受け、円が上げ渋ったことを好感。海外でOPECの減産合意を思惑して、原油価格が続伸したことから鉱業株や石油株などが買われプラス圏に浮上する場面も…。また、明日の休日を控え、ポジション調整の売りが交錯。前日まで買われていた海運や自動車、証券などが下落。一方、前日下落していた鉄鋼株が買い戻されるなどし、前場中は前日引け値を挟んで一進一退の動きになりました。
 後場に入ると、朝方から上昇していたGLOBEX市場のニューヨークダウ先物が1万9000ドルの大台に乗せるなどしたことを好感。先物を買う動きが強まり上げ幅を拡大。引けにかけポジション調整の先物買い戻しなども入り、日経平均は上げ幅を拡大。引け近くにこの日の高値1万8175円(前日比69円高)をつけていました。結局、日経平均は5日続伸、TOPIXは9日続伸して終了。

 日経平均終値は、56円92銭高(0.31%)の1万8162円94銭。TOPIX終値は、4.57ポイント高(0.32%)の1447.50ポイント。出来高は、前日比1.1億株減の19億6090万株、売買代金は1140億円減の2兆1727億円。銀行株の上げ一服を受け、商いが減少しています。騰落状況は、値上がり1210、値下がり650。TOPIX優位の流れから、小型株、新興株優位と予想しましたが、今日の小型株指数の上げは大型株の倍と、想定通りの動きに…。
 今日の終値での日経平均サイコロは9勝3敗(75%)、TOPIXは11勝1敗(91.6%)に、ともに上昇。両指数とも警戒ゾーンに。日経平均RSIは59%→59%と横ばい。25日線かい離率は、+4.2%→+4.3%と、反落警戒ゾーン内の動き。騰落レシオは137%で横ばい。RCIやストキャスティックスなどの目先指標も加え、すべての指数(RSIは除く)が買われすぎを暗示してきました。日経平均の3本新値陰転値は1万7862円と、陰転しやすくなっており、そろそろ短期的な、益出しへの備えもしておく必要があるかも…。

 個別は堅調。ロング&ショートで売られていた小型成長株に買い戻されるものが増えてきました。レポートでも書いていますように、ポイントは11月末と12月末。相場の主導権を握っているのが、TOPIX型の先物を買っているヘッジファンドですから、彼らの決算期末の売りを吸収できるかどうかが分かれ目に…。ドル高、金利高は新興国へのダメージになりますから、彼らの決算終了後には、新興国危機を並べ立て、新たな仕掛けをしてくることも想定しておく必要があります。レポートでは、徹底して業績にこだわっていますが、投機筋が何をやっても株価の回復が早いことが注目点。今日は、直近レポートで絶好のエントリーポイント…とした、中小企業支援株が3%超え上昇。商いも5万株近くこなしてきました。まあ、週も始まったばかりですから、レポート銘柄には触れませんが、先行して休んでいたものが、切り返しに入っています。とにかく、今週以降の相場は、波乱含みになりそうですので、基本は徹底した逆張り戦法で…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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