大仏さんの「株やぶにらみ」
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04 | 2017/05 | 06
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週明けの日本株は、イベント前のポジション調整の売りに反落してスタートも、日銀ETF買意への期待感から値を戻し、高安まちまちで終了。TOPIXは12連騰に…。
 30日のOPEC総会での減産合意について、懸念を示す動きが強まっています。今晩、開催予定の非OPEC産油国との会合に、サウジアラビア、ロシアの代表が出席しないことも、不調観測を高めています。でも、ニューヨーク原油の週足を見るときれいな逆三尊型の底入れパターンを描いていますし、ドルが大幅に上昇しているのに価格はそれほど下がっていません。何かわかりませんが価格を支えるような材料が内包されているのでしょいうか。昨日行われたクウエートの議会選挙では、政府の反対派の議員が大幅に議席を伸ばしたといいます。これまで、巨額の原油収入をもとに国民に対し大判振る舞いしていたものが、収入の減少から緊縮財政になり、各種のサービスや補助金を打ち切ったことに国民が不満を持ち始めたことが影響しているようです。サウジなど他の湾岸産油国も状況は同じ。このままいけば、王族支配に対する反対運動から社会が不安定化しかねない状況に入ってきました。

 そこに、トランプ新大統領の登場です。彼は、環境保護の観点から政府が管理していた広大なシェール鉱区の開発を許可するようです。そうなると、米国のエネルギー自給率が高まり、中東への依存度が低下。中東の安全保障への米国の関心は、ますます、低下していくかもしれません。国内で社会不安拡大の芽を抱え、一方で、米国が中東への関心を低下させるとなると、混乱が湾岸産油国に飛び火しかねない状況になってきました。そんなリスクが高まってるときに、OPECがてんでんばらばらになり、勝手に増産に走れば、ますます、原油価格の下げに拍車をかけるかもしれません。加盟各国とも安定を重視するなら、何らかの合意を取り付け、価格安定の道を探るしかありません。危機が結束を固くする…という見方ができないとも限りません。まあ、最近の流れと同じで、予想なんて外れるものと思いますが、原油価格が崩れていないのも気味が悪い。調査によると、来年後半には需給バランスが調和するといいますし。半年頑張れば、何とかなるとも言いますが…。

 さて、先週末の米国市場は午後1時までの短縮相場でしたが、CME日経平均先物の出来高は6万枚を超える商いになっており、今日は先物売りをぶつけられるかもしれないと、ちょっと心配していました。案の定、朝方から先物売りと円の買い戻しが入り、軟調にスタートしました。OPEC総会の決裂の話しが流されていたようですが、為替市場での円上昇など前週末の流れとは逆の動きとなり、自動車株や原油関連など外需株が下落。一方、円高を受け、物色の矛先は建設や食品、銀行など、このところ売られていた内需グループに移行。新興市場株も買われ、底堅い動きを示していました。ただ、指数への売りは寄り後も続き、前引け近くに日経平均は、この日の安値1万8222円(前週末比159円安)をつけています。後場に入ると日銀のETF買意への期待から、TOPIX先物が買われ、電気ガスや銀行、情報通信、商社など時価総額の大きな主力株が上昇。TOPIXリードで引けにかけ下落幅を縮小。外需株が足を引っ張った日経平均は8日ぶりに反落したものの、TOPIXは12連騰して終わりました。

 日経平均終値は、24円33銭安(0.13%)の1万8356円89銭、TOPIXは5.05ポイント高(0.34%)の1469.58ポイント。出来高は、前週末比3億株減の21億8569万株、売買代金は3600億円減の2兆3516億円。騰落状況は、値上がり1343、値下がり534と買いが優勢。今日は、小型株指数の上昇率が、大型株指数を上回りました。
 今日の終値での日経平均サイコロは、10勝2敗で変わらず。TOPIXは12勝ゼロ敗と強気のマックス状態に達しました。日経平均RSIは、72%→69%に低下。25日線かい離率は+4.8%→+4.4%に低下。騰落レシオは133%→132%と横ばい。まあ、ストキャスティクスなど目先指標と、騰落レシオ、サイコロジカルライン、25日線かい離率はいずれも警戒ゾーンを暗示。まあ、こういう状況ですから短期のポジションしか持てませんね。今週は、OPEC総会、イタリアの国民投票とビッグイベントがありますし、ポジション調整が主となることから波乱含みの展開と見ましたが、まあ、それらしいスタートでした。また、来週末は、メジャーSQこれに絡んだポジション調整もしなければなりませんし、今週は、かなりややこしい展開になりそう。

 米国株もレポートで指摘したように、短期的な上値抵抗線に差し掛かってきました。また、そろそろクリスマス休暇も意識されることですし、益出しの動きも始まりそう。まあ、今回のOPEC総会の結果は予想が困難ですから、一方に偏りすぎたポジションは減らしてイベントに臨むんじゃないでしょうか。先高観が強いので、調整してくれるかどうかはわかりませんが、ちょっと、息継ぎしたいところです。今日は、半導体関連の動きがよかったですね。中小企業支援の銘柄も薄商いながら、じりじりと上値を切り上げています。今週は、あまり無理せず現行ポジションを維持して、イベント結果をみておけばいいのでは…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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