大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2017/04 | 05
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昨日の米国株は、OPEX合意を好感して上げたものの、ドル高や金利上昇が景気に与える懸念売りや、月末のポジション調整売りに、高安まちまちで終了。
 おはようございます。昨晩は、またダンピングが出て、書き込みができませんでした。まあ、想定通り半導体関連が動いてきましたので、ご容赦ください。
 さて、OPEC総会は、やはり、減産で合意しました。一部には、サウジがイランに譲歩した…というような表現がありますが、イランの割当量は約日量380万バレル。当初、仲介の労をとっていたアルジェリアなどが提案していたサウジとイランの主張の半ばを問った水準に落ち着いおり、お互いに譲歩しあった、というのが本当のところでしょう。それだけ、原油価格の立て直しへの加盟国の期待が強かった、ということ。8年前の減産合意では、結局、加盟国やロシアが勝手に増産をはじめ、怒ったサウジアラビアが生産調整役を放棄して増産。価格下落を加速した、という経緯がありましたが、今回は、監視機関を設置し、生産量を管理していくということですが…。日量30万バレルの減産で同調したロシアなど非加盟国は60万バレルを減産するといいます。ただ、いずれも、原油収入が国内情勢の安定につながる微妙な情勢にあるだけに、価格が持ち直さなかった場合は、増産に走る可能性もあり、まだまだ、先行きは流動的か…。当面はリスクオンで日本株には追い風。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ           1万9123ドル58セント     +1ドル78セント(0.01%)
 NASDAQ総合指数          5323.68ポイント        -56.24ポイント(1.05%)
 S&P500                 2198.81ポイント        -5.85ポイント(0.27%)
 CME日経平均先物          1万8615円           +235円
 10年物国債金利           2.386%             +0.095%
 ニューヨーク原油           49.44ドル            +4.21ドル
 GOLD                  1173.90ドル          -16.90ドル
 ドルインデックス           101.51              +0.52 
 

 昨日の米国株は、OPEC総会で減産合意がなったことを好感し、エネルギー株を中心に買われ続伸して始まりました。インフレが加速されるとの思惑やこの日発表された雇用、消費関連指標がいずれも予想を上回るものだったことから金利が急伸。これを受け金融株が買われたこともありニューヨークダウは。寄り後まもなく、この日の高値1万9225ドル(前日比104ドル高)をつけています。ただ、金利が、一時、2.4%台に乗せ、ドル相場が急伸すると、景気への下押し懸念が強まり次第に売りが増加。インフレ期待の高まりから割高株株への警戒感も高まり、バイオ関連株などグロース株への売りが増え、NASDAQ市場の下落幅が拡大するとともに、ハイテク株や多国籍企業株が売られ右肩下がりの展開に…。引けにかけては月末のポジション調整売りや、MSCIの採用銘柄変更にともなう入れ替え商いから、マイナス圏に沈む場面があったものの、結局、金融、エネルギー株が下値を支えたニューヨークダウは強含んで終わったものの、NASDAQ総合指数とS&P500は反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1194、値下がり1838(NASDAQ市場は、1011-1825)と、ともに売りが優勢。

 ニューヨークダウは小幅続伸。一時は、史上最高値を更新する場面も…。採用30銘柄は、9社が上昇、21社が下落。ゴールドマンザックスなど指数寄与度の大きい金融、エネルギー株の上げが指数を支えた格好。月末ののポジション調整があったとは言うものの、ドル高や金利上昇への懸念が強まった相場付きでした。依然、レンジ相場の上限付近でのもみあいが続いていますが、短期テクニカル指標の過熱感は続いており、しばらくは高値波乱の動きか…。NASDAQ市場の下げがきつく、大きな陰線をつけてきましたが、グロース株は、しばらく頭の重い動きが続くかもしれません。金融、エネルギー、素材などトランプラリー初期への回帰の動きが出るかどうかに注目。

 米国株は高安まちまち。円は、米金利急伸や原油上げによるリスクオンの動きもあり、対ドルは114円40銭台、対ユーロは、121円20銭台に下落。円独歩安の様相。CME日経平均先物は、円安好感から大証先物終値を235円上回る1万8615円で帰ってきました。レンジは1万8285円~1万8665円。出来高は、前日比2万2000枚増の6万8618枚。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せし高寄りした後は、神経質な動きになりそう。昨日発表の裁定買い残は、2480億円急増。今回の上げ相場が先物にリードされていることをしめしています。今日から12月相場入りですが、来週末にはメジャーSQを控えており、先物筋の出方が注目されます。今日続伸するようなら今月いっぱいは強気方針が持続できますが…。当面、金融、素材、海運、外需株などに物色の矛先が向かいそう。ただ、ベージュブックが自動車販売が全米で頭打ちになっていることを指摘。自動車業界全般でも自動車販売の頭打ちを意識しる動きが出ており、注意したい。原油価格との連動性が高い、海運株…。トランプラリー初期銘柄が注目されるが、二番煎じとなるか、2段上げに入るかが注目されます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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