大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2017/04 | 05
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本日の日本株は、出遅れ株への循環買いが強まったことや、日銀ETF買いへの期待感を背景に、6日続伸して終了。
 買い遅れた投資家が多いのか、日本株は想定外の強さを示しています。利上げがほぼ確実な米FOMC声明文の発表を明日に控え、今日は一服か…と見た投資家も多かったと思いますが、終わってみれば6連騰でした。10月最終週から6週連続で売り越してきた国内金融機関が、売っても売っても下がらない相場に、保有株不足を懸念し買いに出てきているほか、日銀のETF買いも調整局面が無かったことから、目標の買入れ額を消化しきれていないなど、買いそびれた投資家が多いことが、相場を底堅くさせているようです。売り越しを続けている個人投資家も売却代金を抱えているものの、基本、逆張り姿勢ですから、買いのチャンスがないまま、様子見をしているようです。まさに、「押し目待ちに押し目無し」状態になってきました。仕方なしに、出遅れているものを買いに行く「循環買い」の相場になっています。

 これまでの日本株は、海外投機筋の仕掛け的な商いが中心で、PER水準が一定のレベルを上回ると、一転して、円買い・株先物売りを浴びて売り崩されてきましたので、どうしても逆張りで対処しなければならないという状況がありました。ただ、米政権が規制や増税など市場が嫌う政策を重視する民主党から、規制緩和、減税などを基本とする共和党に変わったことを市場が好感。米国株は連日、史上最高値を更新する状態になっています。昨日も書きましたが、大統領選は圧倒的に民主党のクリントン候補が優位とみられていましたから、投資家は、クリントン氏の政策で圧迫される銀行や医薬品、景気敏感株などをポートフォリオから外すか、組み入れ額を減らしていたはずです。しかし、結果は、まったく反対の政策を主張するトランプ氏の勝利。投資家が一斉に、トランプ政策を反映するポートフォリオづくりに走ったことから、極端な上げ相場になったようです。

 しかし、急な上げについていけず、まだ、ポートフォリオづくりが終わっていない投資家が多いのは、日米とも同じ。昨日の債券市場で、米10年国債は2.52%台まで下落。再び債券市場からの資金流出が増え始めたようです。まあ、みんなが買いきるまで、上げ相場は終わらないのかもしれません。特に、長年続いたリスクオフの流れから債券市場に入った資金は巨額。さらに、持てば持つほど値下がり損が拡大する可能性があるため、今後も流出が続くことが考えられます。壮大な需給相場が始まっているのかもしれません。レポートでは先週5年簡に亘り、安値や高値を形成してきたラインをあっさりうわまわってきたことを重視しましたが、それだけ、市場の変化が大きかったということでしょう。アベノミクス第一段の時は、あれよあれよという間に、日経平均の週足サイコロは12勝0敗まで上昇。その後も、過熱感を解消しながら、大相場になっています。この時も、規制や増税、円高放置を主張していた民主党から、規制緩和、円高修正、財政出動など正反対の政策を唱えるアベノミクスの登場でした。まあ、今後、トランプ氏が正式に大統領になって、減税はやめた、規制も続ける…といえば、株式市場は大暴落に見舞われるでしょうが、政商ゴールドマンザックスから多く閣僚入りしていることから、そんな馬鹿なことはさせないでしょうが…。とにかく、勝負のルールが変わった、という認識で今の相場を見ていかないと…。

 今日の日本株は、朝方はCME日経平均先物安や円相場の上昇などを嫌気し、下落してスタート。これまで全体をリードしてきた銀行や証券、外需株が軟調になり、一時、日経平均は95円安する場面も…。ただ、押し目待ちの資金が多く、これまで市場をリードしていた業種が軟化すると、食品や医薬品、通信など対極にある内需系業種に買いが入り、下値を支持。後場にかけては日銀のETF買への期待が高まり、TOPIX型の小型株などに買いが入り次第に上げ幅を拡大する展開に…。水産農林、医薬品、情報通信などを上位に22業種が上昇。その他製品、機械、保険、証券、銀行など11業種が下落。

 日経平均終値は、95円49銭高(0.50%)の1万9250円52銭、TOPIXは、8.82ポイント高(0.58%)の1540.25ポイントと、ともに6日続伸。出来高は、前日比6.4億株減の23億1300万株、売買代金は、同4700億円減の2兆8389億円でした。騰落状況は、値上がり1396、値下がり493と買いが優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗、TOPIXは9勝3敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは81%→81%と横ばい。25日線かい離率は、+5.8%→+5.8%と横這い。騰落レシオは152%→151%。指数全般は買われすぎ感を暗示。ストキャスティックスなど目先指標も買われすぎ状態。まあ、需給相場になっており、テクニカルな常識は通用しないのかも…?

 日経平均は5年間のレンジを抜け新たな局面入り。レポートで示した新しいレンジ相場の上限を目指す動きに入っています。上げの④ポイント(18945円)は未整理のまま、上に突き抜けていきましたが、どこかでこのポイントを抑えに来る局面は出てきそう。次は、上げの⑤ポイント1万9765円付近を目指す展開に…。きれいな循環買いになっていますので、しばらくは休んでいるものを買いに行くところ…。直近レポートでも書いた、ソフトバンクですが、下値支持線付近で値固めが始まったら次の買いのタイミングに…。GLOBEX市場の米国株先物、今日も上昇中。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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