大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2017/05 | 06
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



本日の日本株は、米株高はあったものの、為替市場でまとまったドルの処分売りがあり、外需株中心に下落。日銀のETF買い期待が支えとなり高安まちまちで終了。
 レポートで年初の警戒要因として、シカゴIMM通貨先物市場で、主要通貨に対する投機筋のドル買いポジションが積み上がっていることを上げました。対円で見ても、円の売り越し枚数は12月27日現在で8万7000枚と、過去最高水準にありました。特に、円売り枚数は、同20日現在で14万枚近くまで増加。27日現在でも12万7500枚を超える高水準の買い玉が残っていました。年末は輸入企業の貿易決済用のドル需要が強いものの、年明けになると需要が後退。需給関係が悪化するほか、昨年のケースでは、1月後半から発表された米企業決算にドル高の影響が色濃く出たことから、2月に入り、景気への影響を懸念したイエレンFRB議長が「ドル高を考慮した金融調節を行う」と為替に言及。その後、FRB関係者や米財務省からドル高をけん制する動きが多発。4月には半期為替報告書で、日本など5か国を為替監視国に指定するという動きになり、一昨年末120円台だった円相場は、4月には105円台、6月には100円割れまでもっていかれています。

 来週11日には、トランプ次期大統領が初の記者会見を行いますが、米企業がドル高に苦しんでいることは、既に同氏に伝わっていると思われ、ドル高をけん制する発言が出ないとも限りません。同氏が何も言わなくてもFRBあたりから牽制的な発言が出る可能性もあり、運用新年度入りから、まとまったポジション調整のドル売りが出たのでは無いでしょうか。円だけが上昇しているのなら、投機筋の狙い撃ちを警戒する必要がありますが、中国元や他の新興国通貨なども上昇しており、今日の円高は、イベントを前にしたポジション調整だったとみておけばいいでしょう。ただ、米金利上昇でドルの取得コストは上昇。ドルへの需要は強く、押し目では実需筋の買いが入ってくることから、円が大きく上昇することは考えにくいと思われます。

 今日の日本株は、米国株は続伸したものの、ドルが主要通貨に対し売られた円が上昇したことを嫌気。軟調な始まりになりました。朝方117円台を維持していた円相場が、116円台に上昇。さらに上げ幅を拡大するとともに、外需株や主力株に売りが拡大。次第に下落幅を広げる展開となり、日経平均は引け近くには、この日の安値1万9473円(前日比121円安)をつける場面も…。引けにかけては日銀のETF買い思惑から、TOPIX型銘柄中心に買われ、情報通信、医薬品など内需系大型株が上げたほか、小型株も上昇。下落幅を縮める動きになったものの、円の上げを嫌気した日経平均はマイナス圏に沈んだまま…、一方、日銀のETF買いが思惑されたTOPIXは続伸。高安まちまちで終わりました。
 
 日経平均終値は、73円47銭安(0.37%)の1万9520円69銭と反落。TOPIXは1.2ポイント高(0.08%)の1555.68ポイントと、続伸。出来高は、前日比3.3億株減の20億4638万株、売買代金は、4500億円減の2兆4359億円と、薄商いに逆戻り。騰落状況は、値上がり979、値下がり863と、買いがやや優勢。
 今日の終値での、日経平均サイコロは4勝8敗(33%)に低下。TOPIXは6勝6敗(50%)で横ばい。日経平均RSIは67%→61%に低下。25日線かい離率は+3.0%→+2.4%にかい離が縮小。騰落レシオは127%→123%に低下。指数系の動きがさえないなか、依然、出遅れ株を中心にしたかさ上げ的な動きが続いているという格好。日経平均型の調整ピッチの速さが注目されます。

 年末にはポジションを膨らませないように…としましたが、やはり、想定通りの動きになってきました。ただ、昨年と異なるのは、米金利上昇の背景にはしっかりとした景気の裏付けがあること。トランプ氏がどんな発言をしようとも、米景気の拡大を背景に金利は強含むし、調達コストがかさむことからドルへの需要も根強く残り、強含みに推移する流れには変化はなさそう。ただ、短期的には、行き過ぎたポジションの調整は必要だし、日本の場合は、来週末にオプションSQを控えており、円高に引っ掛けて、仕掛け的な動きが強まるのも仕方がないところ…。相場の変動率が高まることから、増額修正などしっかりした根拠のある銘柄を買うことが必要としましたが、今日は、政府が進める省エネ住宅関連で新しいサービスを始めるとした福井コンピュータホールディングスが、新値。3000円大台に乗せてきました。また、ソフトバンクやニチレイなども堅調。中小企業支援関連も新値。増額修正がらみで三角持ち合い放れに付け…とした銘柄も、本日大台を超えてきました。相場が波乱含みになりそうなだけに、ここからはしっかりした材料のあるものを手掛けたいものです。まあ、昨日3本新値が陽転し、強気相場入りしていますから、バタバタする必要もありませんが…。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ