大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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昨日の米国株は、長期金利低下を受けた金融株やポジション調整から売りが増加。NYダウは3日ぶりに反落。NASDAQ総合指数は一部銘柄の上げで最高値を更新と、高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 トランプ爆弾は、あちこちで炸裂しまくっています。GM、フォードに続き、トヨタのメキシコ工場建設がやり玉に挙げられました。トヨタは抵抗する構えのようですが、コストを考えた生産工場の配置など最大利益を実現する企業経営が、恣意的にゆがめられようとしています。同氏の貿易政策をそのまま実施した場合、国内産業や消費者も大きなダメージを受けることは必至ですが、実際に大統領に就任したら、現実の壁に直面して、少しは変わるのでしょうか。変わらなかったとしたら…。市場は、そろそろ夢から醒めポストオバマ後を冷静に見つめ始めたようです。一方、強気方針を続けてきた中国は、さすがに為替操作国に認定されることを恐れてか元高方針に動きました。メキシコも通貨防衛の観点からドル売りでメキシコペソの防衛に走っています。韓国も為替操作国の認定を恐れ、何か対策を講じようとしているようです。日本の場合も、日銀のゼロ%付近での長期金利の固定に対し、クレームがつかないとも限りません。過去最高の円売り残があるだけに、ちょっと気になります。トランプ氏の大統領就任が近づくとともに、市場もピリピリとした感じになってきました…。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万9899ドル29セント      -42ドル87セント(0.21%) 
 NASDAQ総合指数       5487.74ポイント         +10.93ポイント(0.20%)
 S&P500              2269.00ポイント         -1.75ポイント(0.08%)
 CME日経平均先物       1万9425円            -75円
 10年物国債金利         2.348%             -0.093%
 ニューヨーク原油        53.76ドル             +0.50ドル
 GOLD               1181.30ドル           +16.00ドル
 ドルインデックス        101.39               -1.13 
 

 昨日の米国株は、前日引け後に発表された大手百貨店の年末売り上げがさえなかったことを嫌気。小売り株が後半に売られ反落してスタートしました。寄り後に、トランプ政策への期待から買い戻され小幅にプラス圏に浮上する場面があったものの、今晩の雇用統計結果や債券市場で金利が急低下したことを懸念。金融関連が売られたほか、トランプ氏がトヨタのメキシコ工場建設にクレームを付けたことを嫌気し同社株が急落したことも嫌気され、次第に下落幅を拡大。引け近くに二ユーヨークダウは、この日の安値1万9811ドル(前日比131ドル安)をつける場面も…。引けにかけ、やや買い戻されたものの、下落分を埋められず、NYダウは反落。一方、アマゾンなど指数寄与度の大きい銘柄の上げから、NASDAQ総合指数は3日続伸。過去最高値を更新していました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1347、値下がり1661(NASDAQ市場は、1177-1715)と、ともに売りが優勢。

 NYダウは3日ぶりに反落。採用30種は、値上がり13、値下がり16、変わらず1(マイクロソフト)。J&J、ファイザーなど医薬品、高配当のP&Gなどディフェンシブ系が上昇。一方、金利低下を嫌気し、JPモルガンが0.9%、GSが0.7%、それぞれ下落。このほかカードのAMEX(-1.2%)、保険大手のトラベラーズ(-1.6%)も下落。指数への影響が大きい金融関連の下げが指数の足を引っ張っています。昨日も書いたようにNASDAQ市場の堅調が続いています。ただ、市場は、今晩の雇用統計以上に、週明け11日に行われるトランプ次期大統領の記者会見に神経質になっているようです。同日にはオバマ大統領の演説も予定されており、大統領の成果にクレームをつけることや、為替政策に言及するなど、何が飛び出すかわからないことへの不安感があるようです。安全資産としての債券が買われていることは投資家の不安を象徴しているようです。景気拡大が背景の上げ相場ですから、トレンドに変化はなさそうですが、何をしでかすかわからないという、漠然とした不安感が世界を覆い始めているようです。

 米国株は高安まちまち。円は、中国やメキシコのドル売り介入を受けドルが主要通貨に対し下落した流れを受け、対ドルは115円30銭台に上昇。対ユーロも122円30銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を75円下回る1万9425円で帰ってきました。レンジは1万9360円~1万9650円。出来高は前日比1万4000枚増の6万615枚。本日の日本株は軟調な推移になりそう。3連休控えであることや、週明け11日にトランプ次期大統領の記者会見を控えていることも不安要因。来週末のオプションSQに絡む動きもあり、トランプ爆弾がさく裂した自動車など主力銘柄の動きが鈍りそう。引き続き、日計り銘柄が買われる短期筋主導の流れになりそうですが、ここは無理せず様子をみるところか…。若干のポジション縮小も…。   
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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