大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの米国株は、原油安や米・イランの緊張を嫌気。明日のトランプ会見を懸念したポジション調整もあり、高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 海外有力企業の新大統領へのご機嫌取りが続いています。すでにメキシコでの工場建設が始まっており、トランプ砲にも屈さなかったトヨタさえ、米国内での1兆円の投資を表明。もしかしたら、米国内で投資ブームが起きるのではないかと幻想さえ抱いてしまいます。また完全雇用に近い状態になっているときに、さらに雇用を増やせば、賃金上昇を招きインフレを加速するだけのことに終わる可能性も…。また、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しも示唆していますが、貿易量ではトップのカナダ、2位のメキシコとの関税を見直した場合、モノやサービスの移動が大幅に落ち込むのは必至。影響は、中国に35%の輸入関税を課すことによる影響よりも悪い結果を生むことになるはず…。また、安易に米国内での投資を表明している企業経営者に対しては、株主からの追及も待っているはず…。米国は三権分立ですから、議会や司法が暴走にブレーキをかけなければいけないのですが、企業経営者がこぞって投資を表明したら、誰も猫の首に鈴をつけに行けなくなってしまいます。また、けんか腰の外交姿勢から、世界がピリピリし始め、やり玉に挙がっているイランや中国が八つ当たりを始めたのも気にかかるところ…。たく、誰か、止めろよ…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万9887ドル38セント     -76ドル42セント(0.38%)
 NASDAQ総合指数        5531.82ポイント        +10.76ポイント(0.19%)
 S&P500               2268.90ポイント        -8.08ポイント(0.35%)
 CME日経平均先物        1万9430円           +30円
 10年物国債金利         2.370%             -0.055%
 ニューヨーク原油         51.96ドル            -2.03ドル
 GOLD                1184.90ドル          +11.5ドル
 ドルインデックス          101.97             -0.26


 週明けの米国株は、イラクの原油輸出量の増加を受け原油価格が急落したことを嫌気。エネルギー株が売られ、反落してスタートしました。中東で接近してきたイラン艦艇に米駆逐艦が複数回発砲したことが伝わったことも嫌気され、安全資産の債券買いが増加。長期金利が低下すると銀行株や景気敏感株が売られるなど、終日、マイナス圏での推移になりました。IT関連のオラクルやアップルにアナリストの買い推奨があり、昼にかけ下落幅を縮小する場面があったものの、一方で多国籍業のコカ・コーラやP&Gの投資判断下げがあったことや、明日11日にトランプ次期大統領の記者会見を控えポジションを減らす動きもあり、引けにかけ下げ幅を拡大。ニューヨークダウはこの日の安値圏で取引を終えています。一部、IT関連株の上げが指数を支えたNASDAQ総合指数は5日続伸。3日連続で過去最高値を更新して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1082、値下がり1942(NASDAQ市場は、1166-1685)と、ともに売りが優勢。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり8、値下がり22。買い推奨があったアップルが0.9%上昇。大型M&Aがあった薬品関連の上げを受けメルクが1.4%上げたものの、原油急落を受けたエクソンが1.65%、シェブロンが0.86%、それぞれ下落。投資判断の下げがあったコカ・コーラが1%超え下落。長期金利の低下を嫌気しGSが0.8%下落。それぞれ指数の足を引っ張りました。ただ、イベントを前に積極的に売買する動きはなく、NYダウの終日値幅は60ドルの狭いレンジの動きにとどまっていました。ドル高が多国籍企業の業績への懸念を強めているところに、原油価格の下げが響き、ますます膠着感を強めています。一方、年末にかけての節税目的の損だしで売られた銘柄の買い戻しを意識し、NASDAQ市場は堅調に推移。この対比的な動きが短期的に続きそう。

 米国株は高安まちまち。円は、米長期金利の低下に加え、ペルシャ湾の緊迫を受けた円買いに、ロスカットの円買いが重なり、対ドルは115円60銭台に急伸。対ユーロも122円30銭台に上昇。CME日経平均先物は、前週末の大証先物終値を30円上回る1万9430円で帰ってきました。レンジは、1万9405円~1万9695円。本日の日本株は、CME終わり値にサヤ寄せして始まった後は、為替や米株先物を見ながらの神経質な動きになりそう。裁定買い残が2兆円の大台にのせてきており、今週末のオプションSQを意識した仕掛け的な動きが懸念されます。主力は動きづらく、引き続き、新興市場、小型株中心の日計り商いがに…。決算発表に向けて待ち伏せ的に業績増額修正の可能性が高い銘柄の押し目買い。まあ、それほど無理するところでもなさそう。     
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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