大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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週明けの日本株は、薄商いのなか、ハード・ブレグジット懸念での円高を嫌気した売りに、投機筋の売り仕掛けもあり、反落して終了。
 トランプさん、共和党幹部と税制改正について話しあったといいます。残念ながら、市場が期待した減税ではなく、(米国からの輸出品への課税を無税とし、従来、特定国からの輸入品は仕入れコストとして無税扱いされてきたものに課税する)国境税についての打ち合わせだったようです。市場にとっては話が違うじゃないか、という感じです。特定企業を名指しで攻撃し、米国内での投資や雇用を促すやり方の延長のようですが、こんなことで中西部のラストベルトの産業再生ができるのでしょうか。トランプ砲は、BMWにも炸裂。メキシコから、輸入する同社製の車に35%の課税を実施する…ときました。このところ、企業はこぞってトランプ氏の機嫌取りに動いているようですが、生産コストの高い米国に生産拠点を設けて、株主から責任追及されることはないのでしょうかね。昨日は、公民権運動でキング牧師とともに活躍した議員が、大統領就任式に出席しないと発言すると、トランプ氏はツイッターで「口先だけの男だ…」とこき下ろしています。今晩は、黒人公民権運動の父でもあるキング牧師の生誕デー。普通の日とは違うことくらいはわかりそうなもの…。やはり、思考回路に問題がありそう。世論調査では、政権移行時の支持率は44%と、歴代大統領の中で最低になったみたいです。こんな状態で公衆の面前に建てるのでしょうか。

 欧州も騒がしくなってきました。英国のEU離脱を監視する議会委員会は、政府に対し2月中旬までに離脱計画の詳細を公表するよう勧告しました。議会や国民が精査できるようにするものですが、これを受け、メイ首相が17日に演説を行うことになっており、市場は「ハード・ブレグジット」の可能性もあるとして、ポンド売りで対応。これを受け円高が進行したことから、日本株は外需株や主力株に売りが先行。反落してスタートしました。今晩の米国市場が、キング牧師生誕デーで休場になることから、海外投資家の動きが鈍く、だらだらと下げる展開に…。商いが薄いことから、投機筋の売り仕掛け(株先物売り・円買い)が入り、裁定解消売りも増加。売りを吸収できないまま下落幅を拡大。日経平均は昼過ぎにこの日の安値1万9061円(前週末比226円安)をつける場面も…。日銀のETF買いの思惑から、先物に買い戻しも入り下落幅を縮めたものの、明日の英首相の演説や、週末の米大統領就任式を懸念した売りもあり、反落して終わりました。

 日経平均の終値は、192円04銭安(1.00%)の1万9095円24銭、TOPIXは14.25ポイント安(0.92%)の1530.64ポイントとともに反落。出来高は、前週末比1.3億株減の14億6955万株、売買代金は同3700億円減の1兆8872億円と薄商いに…。商いが減少してきたことで先物や裁定取引の影響が増してきたようです。騰落状況は、値上がり323、値下がり1601。
 今日の終値での日経平均サイコロは、4勝8敗、TOPIXは6勝6敗で変わらず。日経平均RSIは43%→40%に低下。25日線かい離率は、+0.3%→-0.9%と、再び25日線を割り込んできました。騰落レシオは、123%→113%に低下。全体に、モメンタムは弱気に傾いてきましたが、今日は、日経平均の3本新値が陰転。短期的な弱気相場入りしています。

 昨年末から、シカゴIMM通貨先物市場の投機筋のポジションが円売りに傾きすぎていたことや、テクニカルな上値抵抗帯に来ていたことから、1月相場は売り仕掛けが入りやすいのでは…としてきましたが、オプションSQへ向けての売り仕掛けなど、心配したような展開になってきました。まあ、20日の就任演説で、市場が期待するような減税や財政出動、規制緩和を優先的に取り組む…といえば、相場は劇的に回復するのですが、アメリカファーストのお題目ばかりでは…。もう一度、昨年初めの相場を思い出したいのですが、この時は、原油価格の下落で財政状況が悪化した産油国が財政赤字の穴埋めのため、資産を処分する…という話が出て下げを加速しています。原油価格が上がったといっても、財政を均衡させるほど戻したわけでもなし、そのうち、投機筋が騒ぎテててくるのかもしれません。

本来なら、個人投資家が逆張りで買い向かって相場を支えるのですが、どうやら、マイナンバーで資産状況を把握されるのを嫌い、個人は期待できないかもしれません。おまけに、ドル建て、ユーロ建てで見た日経平均は、トランプラリー後の高値圏にあります。まあ、別に弱気を買いているのではありませんが、投機筋が売りの材料にできるものが、結構、あることに警戒しておくべきでしょう。大納会の安値1万8991円を切るようなことがあれば、トレンドフォローの投機筋が動きだすことも…。懸念材料を上げたらきりがありませんが、一方で、ストキャスティックスなど目先指標は、売られすぎ局面までもう少しのところに来ています。ここはしっかりした手掛かり材料を持つ銘柄を、仕込むチャンスと見ておけばいいでしょう。日経平均の下値めどなどは、レポート直近号で解説しています。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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