大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2017/04 | 05
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週明けの米国株は、米保護主義の台頭を嫌気した日欧株安や、原油安を嫌気したエネルギー株の売りで反落したものの、ドルの下落を好感した多国籍企業の値戻しで、下げ幅は縮小へ。
 おはようございます。

 前回の安倍トラ会談後、安倍首相は「真剣に話し合った、と述べていましたが、外交の世界では激論が交わされたことを示しているといい、かなり無理難題を押し付けられたのではないか、との観測がありました。結局、説得もむなしく、昨日とトランプ新大統領はTPPからの離脱を決める大統領令に署名してしまいました。また、同日の経済人との朝食会では「米国の自動車メーカーは日本での販売が伸びていないのに、米国内には何万台も輸出している。対日貿易に障壁が存在している…」と述べ、日本の貿易政策を非難しています。手ごわい中国との交渉前に、御しやすい日本から始めようということでしょうか。ただ、問題はに日本と同じくらいにお貿易不均衡を抱えるドイツに対しては、当初から全く言及が無い点。まさか、ドイツ系移民の子孫であることや、同氏の企業がドイツ銀行から多額の借り入れをおこなっているとの観測があることと関係はないでしょうが、片手落ちの感じがしないでもありません。これを嫌気し、為替市場では円買いの動きが強まりましたが、引け近くになって次期財務長官に内定しているムニューチン氏が「過度に強いドルは短期的にマイナスの可能性がある」と発言。米国の保護貿易主義が世界経済の縮小を招くとの懸念から債券が買われ、長期金利が低下。円は、ドル高けん制発言と、金利低下の両面から買い圧力を受け、対ドル相場は112円台に急伸してきました。1980年代の悪夢の再現が始まるのでしょうか…。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万9799ドル85セント       -27ドル40セント(0.14%)
 NASDAQ総合指数        5552.94ポイント          -2.39ポイント(0.04%)
 S&P500               2265.20ポイント          -6.11ポイント(0.27%)
 CME日経平均先物        1万8885円             -35円
 10年物国債金利         2.40%                -0.073%
 ニューヨーク原油         52.75ドル              -0.47ドル
 GOLD                1215.60ドル            +10.3ドル
 ドルインデックス          99.97                -0.66


 週明けの米国株は米国保護主義の台頭を懸念し日本や欧州株が下落した流れを引き継ぎ、売りが先行。反落してスタートしました。米国内の掘削リグ数の増加を嫌気し原油価格が下落。エネルギー株が下落したことや予想を下回る決算を発表していたGEなどが売られたこともあり、昼にかけ下落幅を拡大。ニューヨークダウはこの日の安値1万9732ドル(前週末比95ドル安)をつける場面も…。ただ、保護貿易への懸念などから安全資産の債券が買われ金利が急低下。ドルが主要通貨に対して売られるとともに、次第に多国籍企業を買う動きが強まり引けにかけ下落幅を縮小していました。結局、主力3指数とも反落。ニユーヨーク市場の騰落状況は、値上がり1626、値下がり1357と買いが優勢だったものの、NASDAQ市場は、値上がり1173、値下がり1668と売りが優勢。VIX指数(恐怖指数)は、0.23ポイント上げ11.77ポイントと、落ち着いた動き。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり13、値下がり17。金利低下などを好感して住宅関連のホームデポが1.82%上げ指数を下支えしたものの、そのほかの上昇率はシスコシステムズの0.56%高を筆頭にいずれも小動き。一方、先週発表した決算が予想を下回ったGEが2.5%下落。原油安を嫌気したエクソンが1.07%下落。薬価引き下げを嫌気したメルクが1.0%、ファイザーが0.98%下落し、指数の足を引っ張りました。前週に続き2万ドル大台を意識した高値持ち合いの動きが持続中。日本と同じくダブルトップ型を形成しており、テクニカル的な不安定な状況が続いています。発表中の業績は好調で増額修正されていますが、政策の先行き不安との綱引き状態になっているようです。レポートで図示した下値支持線が接近しており、ここでの反応が注目されます。

 欧米株は下落。円は、次期財務長官の口先介入や金利急低下を受け、対ドルは120円60銭台に上昇。対ユーロも121円20銭に上昇。国内に入り対ドルは112円40銭台に入り、高値を更新してきました。CME日経平均先物は、大証先物終値を35円下回る1万8835円で帰ってきました。レンジは1万8780円~1万9130円。出来高は、前週末比3000枚増の6万3315枚。本日の日本株は軟調に推移しそう。経営者との朝食会で日本の自動車産業が名指しで批判されたことや、円急伸を受け、投機筋の売り仕掛けが懸念されます。このところ、海外では株価が円高抵抗力を強めても国内で売り仕掛けに遭い下落するというパターンにあります。今日も寄り前から、円を買い動きが強まっており先物への影響が気になるところ…。国内投資家が決算を控え動けないことや、個人投資家も財務省の資産チェックを懸念して動けないといわれ、当面、先物売りにともなう裁定解消売りを吸収できないのが痛い。当面は、下値確認の動きになりそうで指数は弱含むか…。引き続き、業績増額修正期待銘柄の押し目買いを持続。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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