大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2017/05 | 06
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本日の日本株は、自動車業界へのトランプ砲のさく裂や次期財務長官のドル高けん制発言などを受けた円高を嫌気。売り仕掛け的な動きもあり、続落して終了。
 トランプ大統領、就任早々暴れまくり、世界の市場もひっかきまわされています。TPPからの影響離脱、カナダ、メキシコの両首脳を呼びつけてNAFTA(北米自由貿易協定)の見直し交渉を始めるといいます。他国との合意を破棄することを躊躇なくできる人なんですね。中国への批判を強めていますが、一方で、TPPから永久離脱し、中国にはアジア経済圏の新たな枠組みの盟主の座を保証しただけでなく、TPPを通じて中国を封じ込めようという安全保障体制もぶち壊してしまいました。世界中が、これからの経済や地政学要因はどうなってしまうのか…と、不安に駆られていますが、こんな時に、一番喜ぶのがヘッジファンド…。不安感に付けこんで売り仕掛けを行い、利益を上げようとしてきます。こんな時に、おろおろしていては彼らの餌食になるだけですね。

 NAFTAの見直しで、メキシコやカナダとのサプライチェーンはずたずたに寸断される可能性が出てきますが、一方で、カナダドルを売り円を買うポジションを作る投資家も出てきました。また、安全資産を買う動きも強まり、米10年債金利は昨日の10年国債利回りは2.4%割れに…。トランプラリーのピーク時には2.64%まで金利が上げていました。日米金利差の縮小を受け、103ポイント台まで上昇していたドルインデックスは、昨日、とうとう100ポイントを割り込んできました。通貨先物市場には、まだ大きな対ドルの円売りポジションが残っており、投機筋も円買い攻勢を強め、買い戻しによる踏み上げを誘うような動きを強めてくるはず。同時に、先物売りのポジションも作ってきますが…。まさに、今週に入っての動きは、投機筋のこのような動きを映したものでしょう。ただ、円は先週の高値を更新したものの、日経平均は18日の安値は更新しておらず、これから始まる決算発表への期待感が下値を支えている格好…。まあ、しばらくは、トランプ劇場を離れてみておいた方が疲れなくて済みそう。それか、彼が何をしようが、妨げられないほど強い成長軌道に乗っている銘柄を持つことでしょうね。そのうち、市場に免疫力がついてくると思いますが…。

 本日の日本株は、日本自動車産業へのトランプ砲のさく裂、次期財務大臣のドル高けん制発言などを嫌気。朝方から先物売りが先行し、続落スタートになりました。寄り付きの売り一巡後は、電子部品受注の増加などを好感し関連株が買われ、日経平均は前場中ばに、この日の高値1万8915円(前日比24円高)をつける場面もありましたが、再び売りに押され、マイナス圏に落ち込み前場を終了。後場に入ってもマイナス圏での動きが続きましたが、この日の応手市場が開く2時過ぎから先物を使った売り攻勢がかかり、裁定解消売りが増加。2時過ぎにはこの日の安値1万8783円(同107円安)をつける場面も…。一時、買い直され下落幅を縮める場面があったものの、昨日同様、引けにかけ先物売りがかさんで再度下落幅を拡大するなど、値動きの荒い展開でした。海運、鉄鋼、卸売りなど5業種が上昇する一方で、金利低下を嫌気した銀行、保険、証券など金融関連が下落するなど、28業種が下落。

 日経平均の終値は、103円04銭安(0.55%)の1万8787円99銭、TOPIXは8.30ポイント安(0.55%)の1506.33ポイントと、ともに続落。出来高は約9000万株増の18億6688万株、売買代金は752億円増の2兆2757億円と、相変わらずの薄商い。市場から資金が流出しているという商い状況ではないですね。騰落状況は、値上がり802、値下がり1084。VI指数は、0.45ポイント安の20.16ポイントと、落ち着いた動き。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗で変わらず。TOPIXは5勝7敗に低下。日経平均RSIは44%→43%と、弱含み横ばい。明日は、大発会の約480円高が落ちてきますから、RSIは急低下してきますが…。25日線かい離率は、-2.0%→-2.5%にかい離が拡大。騰落レシオは、91%→92%と強含み横ばい。ともに、モメンタムは低下傾向にありますが、今日は、日経平均三本新値で3本目の陰線が入ってきました。陽転値(1万9145円14銭)が切り下がったことは強気相場に戻りやすいのですが、後、小幅陰線が1~2本あれば、いいのですが…。また、日足MACDが22.5ポイントまで低下。売りシグナルになるゼロ割れに近づいていることもあり、しばらくは日柄整理的な動きになりそう。今のところ、下値めどはレポートに図示した支持線に変化はありません。

 昨年から半導体関連にち注目。山一電機、荏原製作所、扶桑化学工業などが次々高値をとってきましたが、今日は、三益半導体と、フェローテックが年初来高値を更新。想定通りの成果を残しています。また、指標株として一貫注目中のソフトバンクも戻り高値に接近してきました。まあ、想定通りの動きですが、他の中小企業関連も堅調に推移しています。ただ、一部に手詰まり感が出て、継続的に買われているソフトバンクや半導体関連を短期資金が買うような動きも始まっており、ここからは、無理な上値追いは避けたいところ…。相場が本格的に出直るときは、スタートラインに並んで走りだすもの。どんな強い株も、いったんは、強制的にスタートラインに並ばされる可能性があることを忘れてはいけません。中国が、春節を前に流動性を増やすと同時に、小幅な利上げを実施。これを好感して円が売られており、明日の相場は落ち着いてきそうですが、果たしてどうか…。変な売り仕掛けはしないでもらいたいものですが…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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