大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2017/05 | 06
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週明けの日本株は地政学要因やトランプリスクを受けた円高を嫌気。外需株や金融関連株が売られ、4日ぶりに反落して終了。
 トランプ新大統領の暴走が続いています。メキシコとの国境に壁を作る話は、棚上げする格好になったものの、対米感情が悪化したメキシコでは米製品の不買運動が起きているといいます。また、難民やテロ懸念7か国からの市民の入国を制限する大統領令を受け、世界の空港などで対象となる旅客の足止めが続き、連邦地裁が効力を制限。また、閣僚が永住権を持つものは制限外との、声明を出すなど対応に追われています。これだけの混乱が起きているのに、同大統領は、うまくいっていると自画自賛する有様…。これに対し、スターバックスの経営者は、世界で1万人の難民を雇用する方針を示すなど、経済界からあからさまな反旗を翻す人も出てきました。

 また、昨日はNSA(アメリカ国家安全保障局)の人事が発表されていますが、軍関係者が委員に入っていないという前代未聞の人事になったようです。さすがに、共和党のライアン下院議長らは、何を考えているんだとして、再考するように声明を出しているようです。まさに暴走…という状態ですが、今後も、イスラエルの米国大使館をイスラム教やエホバ教、キリスト今日の聖地であるエルサレムに移転することが待っていますし、秋の共産党大会を控え、たとえ戦争に至ったとしても折れることができない中国習近平首席に対し、貿易交渉をするために絶対不可侵の「一つの中国」問題を持ち出すなど、常軌を逸した動きを続けています。忠告があっても聞く耳は持たぬという状態のようですから、始末が悪い…。休み中に、信頼性の高い論客などの意見を聞いていると、今年、一番危ないのは、中東でも北朝鮮でもなく、台湾海峡ということのようです。わざわざ、みんなで大火にならないよう消火剤を巻き続けている火種に、ガソリンをかけることもないと思うのですが…。1995年の台湾海峡の緊張の際、米空母の投入で、涙をのんで撤退したことがあるだけに、今度、紛争が起きたら、ただでは済まないはず。市場は、減税、規制緩和、財政出動だけを先行して実行してもらえればいいと思っていましたが、企業経営への干渉など余計なことをやりすぎており、そろそろ、心配になってきたようです。

 週明けの日本株は、先週末の米国株が高安まちまちで終わったことから手掛かり材料難になるなか、核実験の懸念が出てきた北朝鮮への懸念や、トランプ新大統領が次々と打ち出す政策に伴う混乱を嫌気。リスク回避の円買いの動きが強まり、朝から円高を嫌気した外需株の売りが増加。反落してスタートしました。米金利が低下したことから銀行株が売られた流れを受け、保険、銀行なども売られ、日経平均は前引け近くに、この日の安値1万9295円(前週末比172円安)をつけていました。GLOBEX市場の米国株先物が終日軟調に推移したものの、日銀会合をが開催中で積極的に売り崩すような動きはなく、引けにかけてもマナス圏の動きが続き、結局、日経平均、TOPIXとも、4日ぶりに反落して取引を終えています。石油・石炭、鉄鋼、水産農林などを上位に10業種が上昇。保険、銀行、電力ガス、機械などを上位に23業種が下落。

 日経平均終値は98円65銭安(0.51%)の1万9368円35銭、TOPIXは5.48ポイント安(0.35%)の1543.77ポイントで終了。NT倍率は前週末の12.57倍→12.55倍に低下。出来高は前週末比4.1億株減の15億3274万株、売買代金は、5000億円減の1兆9240億円と、閑散商いに…。騰落状況は、値上がり848、値下がり1003。モノタロウや黒崎播磨など好決算を発表したものや通期見通しを増額修正したものなどが買われる一方、減額修正したものや事前に決算を織り込んでいたものは厳しく売り込まれていました。

 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに7勝5敗で変わらず。日経平均RSIは50%→51%。25日線かい離率は、+1.1%→+0.7%。騰落レシオは99%→96%。全般のエネルギーは上向きに…。ストキャスティックなど目先指標は、買われすぎゾーンいり。レポートでも触れていますように、今回の調整で昨年末の安値を切っており、短期的には上値圧迫が強まるところ。当面は、米国株や為替の動きを見ながら、膠着した動きが続きそう。米金利は上がりやすい状態にあるものの、10年債金利の月足を見ると、頭を押さえられる状況が出ており、しばらくは為替も方向性を欠いたような動きが出るかもしれません。しばらくは、決算数字を見ながらの個別株主導の展開か…。前週まで発表された内容を見ると進捗率が90%や100%を超えても通期見通しを修正しないところが多く、いまだに経営者心理は弱気が支配しているようです。半導体関連株の動きが堅調。引き続き、決算の修正期待銘柄が注目されますが、果たして、強気で通期見通しを増額修正してくれるでしょうか…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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