大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、リスク回避の円買いや、米司法省トップ解任など人事の混乱も嫌気。月末のポジション調整売りもあり、続落して終了。
 1月相場が終わりました。4か月ぶりに前月水準を下回り、下落しました。昨年ほどはひどくないにしても、同じような道筋をたどっているようです。トランプラリー時のドル買いポジションが異常なくらいに積み上がっていたほか、1月に入り米企業決算にドル高の影響が出れば、政府や金融当局から牽制的な発言が出てきやすくなることなどから、1月の相場は軟調に推移しそう…としましたが、想定通りの動きになりました。昨年の場合は、原油価格の下落で財政状況が悪化した産油国による財政資金調達による株売りというオマケがあり下げがひどくなりましたが、今回は、それが無い分、下げ幅は限定的になると思われます。昨年の場合、米企業決算結果を受け、2月に入りFRBや財務j省からのドル高けん制の動きが増え、4月に入り米財務省の半期為替報告書で日本などを為替監視国に指定するという動きでとどめをさされ、6月の100円割れまで追い込まれていきました。

 今後、どういう経過をたどるかわかりませんが、トランプ大統領はメキシコ攻撃からはじめたものの、同国大統領から会談を拒絶され、同国民の対米感情が悪化してくると突然態度を軟化させています。でも、貿易赤字縮小に関し、何か短期的な実績を残さなければなりませんから、次は、どこが標的にされるか…。中国は、交渉のツールとして、いきなり切り札の一つの中国への疑問を持ち出し、態度を硬化させてしまいましたし、日本と同じくらい赤字を抱えるドイツに対しては、最初から名前すら出てきません。まさか、トランプ大統領の企業がドイツ銀行から1000億円近い借り入れを行っていることと関連があるかどうかわかりませんが、やはり、交渉相手としてはハードすぎるとみているのかもしれません。必然的に、日本が次の攻撃目標にされるものと思われますが、スケープゴートにされたのではたまったものではありません。まあ、訳の分からない政治をした点では日本の民主党も同じでしたが、オバマ政権は、それなりに辛抱強く付き合ってくれましたし、譲れないところは譲れない、また、最悪の場合は自主防衛も辞さない方針を示し、のらりくらりとやって結論を急がないことでしょう。この大統領、大人しくしているとどこまでも付けこんできますが、こちらが高飛車に出てくると引っ込むタイプのようですね。まあ、ツイートする暇があったら、早く人事を決めて政権を動かせって言いたいくなりますが…。あまり雑音は気にせず、日米の景気状況をしっかり把握して、逆張り方針で行けば、今年の相場はそれほど怖いものではないと思います。

 今日の日本株は、新政権の中東7か国からの入国制限の混乱などから安全資産買いの動きが強まり円高が進行。これを嫌気して朝方から売りが先行。続落してスタートしました。対日圧力が強まる自動車など外需株が売られたほか、昼に日銀金融政策決定会合の決定、明日に米FOMCを控え主力投資家の見送り姿勢が続く中、米国で、入国制限に異議を唱えた司法長官代理や移民政策局のトップが次々と解任されたり更迭されるという報が伝わるとともに、政権の先行きを懸念した売りが増加。月末の益出しやポジション調整の売りが引けにかけだされ、日経平均、TOPIXとも続落。日経平均は安値引けとなりました。好業績銘柄が増えているものの、短期筋の買って予測に届かなかったものが叩き売られる一方、味付的に投資判断の引き上げがあったものが急伸するなど、個別銘柄の値動きの荒さが目立ちました。

 結局、日経平均は327円51銭安(1.69%)の1万9041円34銭、TOPIXは22.10ポイント安(1.43%)の1521.67ポイントと、ともに続落。日経平均の下落率が大きく、先物売りの影響があったようです。出来高は、前日比4.6億株増の19億9746万株、売買代金は、同5600億円増の2兆4867億円と、ともに増加したものの、月末のポジション調整の影響が大きそう。騰落状況は、値上がり396、値下がり1518。33業種のすべてが下落。
 今日の終値での日経平均とTOPIXのサイコロは、ともに6勝6敗と前日から低下。日経平均RSIは51%→43%に低下。25日線かい離率は、+0.7%→-1.0%と。再度、25日線を割り込んできました。騰落レシオは96%→95%と、ほぼ横ばい。モメンタムは低下傾向。ストキャスティックスなど目先指標は買われすぎゾーンからの調整過程を暗示。

 日経平均は、結局、価格帯別出来高の最多ゾーンを抜け出すことはできませんでした。米金利の方向性が不透明となり為替の方向が定まらないことから、投資家の見送り姿勢が強まり商いが減少したことから、戻り売りにつぶされた格好。当面は13週線や以前から指摘してきた下値支持線付近で下値を試すことになりそう。ただ、月が買われば投資家心理も変わる。また、2月4日の「立春」から、「丁酉(ひのととり)」年に入り、新しい動きも期待できます。昨年は2月12日にいったん底をつけていますが、ここからの押し目はエントリーポイントになるかも…。今晩のFOMCでは米景気の強さを受け、タカ派の意見が増えそうですが、新政権が具体的な経済政策を出してくれば、金利上昇懸念が増してきます。その意味でも、FOMC後の金利情勢は上げ気味となり、連れてドルが強含んでくる可能性も…。

 増益で進捗率が90%を超えているのに急落しているものもあり、結構、買い対象も多いはず。また、朝も今日のSONYの動きは要注意としましたが、やはり、寄り付き安でした。平井社長は再建に自信を深め、ロボットへの復帰などを決めてきましたが、今回減損処理を行ったのも、自信の表れと見ることもできます。フライイングになる可能性もあり、全体相場の動きを優先したほうが良いかもしれませんが、タイミングを探るところ。継続注目のFRNTEOですが、やはりメディカル部門でAIを使った新事業に出てきましたね。
まずは米金利状況と米国株の動きの見極めから…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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