大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、米株高や円相場の安定を好感。日銀議事録の公開を受けた金利低下も支えとなり、幅広く買われ、日経平均、TOPIXとも反発して終了。
 日米とも債券市場の動きに関心が高まっています。昨日米国では、12月の貿易赤字が輸出の伸びで減少。これを好感して、一時は金利が上昇する局面がありました。ただ、この日行われた3年国債の入札が良好だったことを受け、一転して買われ金利は低下。10年国債金利は、2.4%を割り込んで終わっています。欧州への懸念がリスク回避資産としての債券買いに走らせ、金利を低下させている部分もあるようです。この金利の動きを受け、米為替市場で円の対ドル相場は111円80銭台~112円58銭の間を変動していました。

 日本でも同様。このところ、日銀の金融政策の手詰まり感を映し、海外投機筋の間に日本国債の売り崩しに挑戦するような動きがあり、先週後半、2日実施の国債入札結果がさえないとして、国債が売られ金利が上昇。0.1%超えになりました。続く、3日には、朝方行われた国債買い入れ額が、金利上昇を抑え込むには少なすぎるとの理由で国債が売られ、金利が0.15%台まで上昇。これをみた日銀が、通常は1時過ぎに発表される「差値による無制限買い入れ」の告知を前倒しして12時過ぎに発表。債券関係者は慌てて応札し、金利は0.1%を割り込むj水準まで抑え込まれました。この異例の措置は、市場の懸念を払しょくする狙いもあったようです。教は、先月30日、31日に行われた会合の記録を公開。2%の物価目標を達成するまでゼロ%付近に長期金利を抑え込む緩和策の実施を賛成多数で合意していたことを公表。日銀の姿勢を市場に浸透させることで、投機筋の仕掛けを封じる動きに出ています。このおかげで金利が低下。これを受け円が売られたことから、株価が堅調に推移するということになりました。このところ、為替の動きが日米の金利状況を見て動くようになってきただけに、両国の金利の動きから目が離せなくなりそう。

 今日の日本株は、米国株高や円が112円台に戻したことを好感。朝方から、CME日経平均先物終値(1万8950円)にさや寄せする先物買いが入り、反発してスタート。通期業績見通しの増額修正や自社株買いを発表した旭硝子などが買われ上げ幅を拡大しましたが、前場半ばから、先物に散発的な売りが出始めて指数は次第に上げ幅を縮小。日経平均は前引けにこの日の安値1万8875円(前日比35円安)をつけています。後場に入ると、日銀ETF買いへの期待感や長期金利の低下を受けた円安を受け先物買いが増加。この日決算を発表した三菱ケミカル(レポート銘柄)が通期見通しの増額修正と、増配を発表して急伸するなどしたことも支えとなり、引けにかけ上げ幅を拡大していました。

 日経平均終値は、96円82銭高(0.51%)の1万9007円60銭、TOPIX終値は8.0ポイント高(0.53%)の1524.15ポイントと、ともに反発。出来高は、前日比5000万株減の16億4171万株、売買代金は、同784億円減の1兆9826億円と、2兆円大台割れ。騰落状況は、値上がり1287、値下がり585。NT倍率は、前日と変わらずの12.47倍。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに7勝5敗に上昇。日経平均RSIは50%→48%に小幅に低下。25日線かい離率は、-1.2%→-0.7%。騰落レシオは95%→96%と。このところ横ばいの動きが続いています。目先指標のストキャスティックスは、引き続き売られすぎを示すゾーン。今日は5日線を久々に上回って終わったものの、依然、下落中の25日線と日足一目均衡表の雲上辺が上値抵抗線として意識されているようです。ただ、今日の上げで13週移動平均線を回復してきており、当面、下値支持の13週線と25日線、雲上辺の上値抵抗ゾーンに挟まれたレンジ相場が続きそう。

 昨日発表された2016年米貿易統計で、日本の対米黒字は中国に続き第二位に増加。このうち35%が自動車や部品になるだけに、この10日の日米首脳会談で赤字削減の議題に取り上げられる可能性が強いとして、主力投資家は手が出さない状態。リスク回避の円買い、ドル高是正要求など昨年初めと環境は似ていますが、今年は腰の強さを示しています。昨年は、3兆円を超える裁定買い残があり、この解消売りが市場を圧迫しましたが、今年の裁定買い残は1兆6000億円台と半分の水準。先物筋が売り仕掛けをしても、出てくる解消売りが少なく市場を圧迫するには至っていないようです。また、業績面も歯止めになり、中長期資金が下値を拾っている可能性も…。日本の長期金利が落ち着いてくれば、足の長い資金が市場に戻り、上値慕いの動きが出てくるんでしょう。
 
 当面は、決算発表を個別に織り込む動きが続きますが、第3四半期も前期実績を上回る増益になりながら、通期見通しを据え置いたために売り込まれるものが増えています。進捗率が90%や100%を超えており、本来なら通期を増額修正してもいいのですが、軽経営者が慎重すぎるのか、なまじ据え置いたために売りたたかれるという銘柄もあります。まあ、コンピューターで機械的に処理しているからこんな状態になるのでしょうが、こういうのは良い買い場とみて、買い向かっておけばいいでしょう。今日の朝も、米SOXXの高値更新から、半導体関連に注目としましたが、扶桑化学工業が3000円大台乗せ、決算を増額修正し、増配もしたのに売りたたかれていた山一電機も買い戻しから急反発していました。まあ、基本的な流れは変わっていませんね。決算の数字に反応するのは、コンピュータ売買にはかないませんが、少し長い目で見たら、まだまだ、人の方が上…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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