大仏さんの「株やぶにらみ」
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週明けの日本株は、円高や金利低下を嫌気した外需株や金融関連株売りに、日経平均、TOPIXとも4日続落して終了。個人資金が向かうJASDAQ指数は12連騰に…。
 主力株は身動きできない状態になってきました。日本時間の1日午前11時からトランプ大統領の施政方針演説が行われることもありますが、3日にはイエレン議長の講演が控えています。昨年も、この時期に行われましたが、ドル高の弊害を訴えて円が買われることになりました。先週発表されたFOMC議事録でもドル高懸念をにおわしており、ちょっと気になるところです。ユーロが、フランスの大統領選やギリシャ支援問題があり変えないことから、どうしても円に買い圧力がかかってきます。まあ、米国の出方は昨年と同じような経過をたどっていますね。とどめは、4月の財務省半期為替報告書で、円を含む5か国を為替監視国に指定。その後、100円割れに上昇していくことになりました。

 もっとも、この時は中国の救済という意味もありましたから、今回とは状況が違うような気がしますが…。とにかく、円高に振れやすい状況になっているにも関わらず、シカゴIMM通貨先物市場で投機筋の円売りポジションが、なかなか減少しません。円がじり高しているのに、先週火曜日現在では売りが増加。再び、8万枚を超えてきました。FOMC議事録のタカ派的な内容を思惑した投機筋が円売りを増やしたのでしょうが、案に相違して、ややハト派的な内容になったことから、円を買い戻し、それが、他の投機筋がストップロスの買い注文を入れていたところに引っかかり、111円台に入ることになったんでしょう。早いところ、売り残の整理がつかないと、いつまでもずるずるになる懸念もあります。

 また、この時期は株式の需給面でも最悪の時期。機関投資家が前倒しで決算対策を進めているようですが、これに加え、来週の金曜日はメジャーSQです。オプションション市場では、プットの1万8500円に2万枚を超える残があり、オプション筋としては、どうしても清算値を近づけたいところ…。今日も月曜日にしては先物の出来高が4万4000枚近くと多くなっており、売り仕掛けが入った可能性もあります。円高方向、金利は低下傾向にありますから、「株先物売り・円買い」、「債券先物買い・株先物売り」といろんな仕掛けができますね。一方、国内の大手投資家は、決算が終わるまでは売り主体ですから、売り仕掛けででてきた裁定解消売りが吸収できず、今日のように、300円近く下げることになってしまいます。まあ、国内機関投資家も10日のメジャーSQが終わったら、売り買いとも止めることになりますので、メジャーSQまでの辛抱ということになりますか…。長いですね……。ただ、日銀が頑張るはずですから、何とか、日足一目均衡表の雲上辺は維持してくれると期待したいですね。

 今日の日本株は4日続落して終了。後場から為替が112年台に戻したことから、下落幅を縮めたものの、結局、日経平均は、176円07銭安(0.91%)の1万9107円47銭、TOPIXは16.14ポイント安(1.04%)の1534.00ポイントで終了。出来高は、前週末比2.7億株減の18億3833万株、売買代金は、同665億円増の2兆1394億円と、薄商い。騰落状況は、値上がり431、値下がり1458。米国の流れを受け小売が買われたほか、水産農林も上昇。一方、円高や先進国の金利低下を嫌気し、保険、銀行、証券、海運などを上位に33業種中31業種が下落。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは59%→55%に低下。25日線かい離率は+0.53%→-0.43%と15立会日ぶりの25日線割れ。騰落レシオは109%→109%と横ばい。指数系、物色意欲ともモメンタムは低下基調。今日は、日経平均の日足MACDがシグナルラインとデッドクロス。売りシグナルを出しています。

 当面は、トランプ大統領の施政方針演説に最大の関心が集まっているようです。円が買われているのもヘッジ的な動きがあるのでしょうが、債券価格上昇。日本の10年国債金利は2月初めの0.155%から、今日は0.05%を割り込む水準まで買われています。ドイツや米国でも同様な動きですが、単なるヘッジにしては…。施政方針演説に対しては、投資家のヘッジは終わっているものと思われますが、演説が終わっても債券価格が上昇(金利は低下)するようなら、市場が何を織り込みに行っているかをかんがえてみる必要がありそうですね。まあ、明後日まではいらいらした展開が続きそうです。2006年1月のライブドアショックで市場の流れは急変しましたが…、まさか同じことにはならないでしょうね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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