大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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週末の米国株は、イエレンFRB議長が予想通り3月利上げに言及。一時売られたものの、材料出尽くし感から買い直され、主力3指数とも小反発して終了。
 おはようございます。 昨日は急用で外出しましたので書き込みができませんでした。ご容赦!

 昨日の日経平均は、95円63銭安(0.49%)の1万9469円17銭、TOPIXは6.64ポイント安(0.42%)の1558.55ポイントと、ともに反落。出来高は、前日比4.9億株減の17億1745億株、売買代金は3472億円減の2兆1856億円と薄商い。騰落状況は、値上がり617、値下がり1256と売りが優勢。朝方は、海外で円安気味に推移したことを受け、しっかりに始まったものの前日まで3日続伸していたことから、週末を控えたポジション調整売りに、次第に下落幅を拡大する展開に…。その他製品、海運、水産農林、電気ガスなどを中心に7業種が上げたものの、鉱業や建設、不動産、その他金融などを上位に、26業種が下落。

 日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは6勝6敗に、ともに下落。日経平均RSIは55%→50%に低下。25日線かい離率は、+1.77%→+1.27%に、かい離が縮小。騰落レシオは、111%→108%に低下。指数、物色の広がりとも方向感のない動き。今週は、日経平均の三本新値が陽線三本目を付けたほか、大発会翌日の戻り高値1万9615円を更新。1月18日に付けた今年の安値を底に、安値、高値を切り上げる動きになっており、膠着相場脱却の基盤固めができた格好。まだしばらくは、需給面の懸念が付きまとうものの、10日のメジャーSQ明けは、売り圧迫が薄らぎ、国内投資家の姿勢が高まってくるか…。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万1005ドル71セント      +2.ドル74セント(0.01%)
 NASDAQ総合指数      5870.75ポイント         +9.53ポイント(0.16%)
 S&P500             2383.12ポイント         +1.20ポイント(0.05%)
 CME日経平均先物      1万9460円            -10円
 10年物国債金利       2.481%              +0.003%
 ニューヨーク原油       53.33ドル             -0.72ドル
 GOLD              1226.50ドル           -6.4ドル
 ドルインデックス       101.39               -0.76 
 

 週末の米国株は、主力3指数とも強含んで終了。朝方は、フランス大統領選に関する世論調査で、初めて無所属のマクロン前経済相の支持率(27%←前回25%)が、右派のルペン候補の支持率(25.5%←同27%)を上回ったことを好感。買い先行でスタート。寄り後にこの日の高値2万2039ドル(前日比37ドル高)をつけていました。ただ、この日、イエレンFRB議長講演を控えていることから買い上がる動きはなく、週末のポジション調整からの売りに押されて下落に転換。事前予想通り、議長が3月利上げの可能性に言及したことから売りが増加し、昼頃、この日の安値2万0953ドル(同49ドル安)をつけていました。昼からは、当面の懸念材料が去ったことを受け、金利上昇を受けた銀行株、トランプ関連株などが買い直され、次第に下落幅を縮小する展開に…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1536、値下がり1428と買いがやや優勢だったものの、NASDAQ市場は、上昇1390、下落1434と売りがやや優勢。VIX指数は、0.85ポイント下げ10.96ポイントに低下。先行き不安は後退しています。

 NYダウは、小反発。ダウ30種は、値上がり14、値下がり16。原油価格の下げを受けエクソンが1.01%下落。金利上げによる初比への影響を懸念しナイキが1.9%、ウォルマートが1.08%それぞれ下落。指数の足を引っ張りました。ただ、他の銘柄の下落幅はいずれも0.5%以下。一方、上昇には1%以上上げたものはなかったものの、インフラ投資関連のキャタピラーが0.81%、金利上げを好感し、GSが0.75%、JPモルガンが0.72%とそれぞれ上昇。指数寄与度の大きい銘柄が上げダウを支えました。以前からNYダウは、2009年3月の金融危機後の底を基点にする右肩上がりのレンジ相場を目指す…としましたが、だんだん上限に近づいたことで、上値が意識されだしたようです。冷静にテクニカルな動きを見ているうちは相場に過熱感は出ず、いずれレンジを抜けだす動きがありそう。過去2回の利上げでは、その後に調整や持合いの動きに入っており、今回も、利上げによる材料出尽くし感から買われた後、「SELL IN MAY」のパターンに入ることもあるか…?

 米国株は小反発。円は、府大統領選への懸念が後退ユーロが買い戻された流れを受け、対ドルは114円付近に上昇。対ユーロは、121円10銭台に下落。CME日経平均先物は、大証終値を10円下回る1万9460円で帰ってきました。レンジは、1万9390円~1万9590円。週明けの日本株は、堅調に始まりそうですが、来週末に控えるメジャーSQ、決算対策のピークを迎えることから波乱含みの動きも…。詳しくは、明日発信のレポートで注目株を含め考えてみます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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