大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの米国株は、中国の成長率見通し引き下げやドイツ銀行の増資を嫌気した金融株の下げなどから、売りが増加。主力3指数とも反落して終了。
 おはようございます。寒が戻ってきた感じです。日曜日は24節句の「啓蟄」で、温かさに引かれ地中から虫が這いだしてくる…とされていますが、中国では、高高度ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国への配備を嫌気し韓国いじめが始まっていますし、北朝鮮は振り向いてくれない米国に、注意を引こうとミサイルを発射、トランプ大統領が人事もできないままに怒りのつぶやきを発信…なにやら疳の虫がはい出してきているような感じです。今年は、「丁酉」で、火と金が相克する関係。この火はゆらゆらと揺らめいているローソクの炎を暗示。気分次第で、金の暗示する武器の使用を伴った紛争が多発することを示すといいます。精神安定剤でも服用して、何とか精神を安定してほしいものですね。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万0954ドル34セント     -51ドル37セント(0.24%)
 NASDAQ総合指数        5849.18ポイント        -21.57ポイント(0.37%)
 S&P500               2375.31ポイント        -7.81ポイント(0.33%)
 CME日経平均先物        1万9370円           +10円
 10年物国債金利         2.493%             +0.015%
 ニューヨーク原油         53.20ドル            -0.13ドル
 GOLD                1225.5ドル           -1.0ドル
 ドルインデックス          101.67             +0.29


 週明けの米国株は、中国が成長率目標を引き下げたことや北朝鮮のミサイル発射などを嫌気。日本株や欧州株が下落した流れを引き継ぎ売りが先行。反落してスタートしました。この日発表の1月製造業受注が予想、前月水準をともに上回ったことを好感し買われる場面があったものの、ドイツ銀行が大型増資を行い下落したことが、JPモルガンなど他の金融株に波及し連れ安。昼前にニューヨークダウはこの日の安値2万0912ドル(前週末比93ドル安)をつけていました。ただ、インフラ投資や保険制度改革への期待から、関連株の押し目を買う動きが強まり引けにかけては下げ幅を縮小する展開に…。引け近くに、この日の高値2万0986ドル(同19ドル安)をつけていました。結局、主力3指数とも反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり919、値下がり2097(NASDAQ市場は、840-2055)と、ともに売りが優勢。VIX指数(恐怖指数)は、0.28ポイント上げ11.24ポイントに上昇。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり9、値下がり21。インフラ投資期待でキャタピラが0.57%、デュポンが0.57%それぞれ上昇。保険制度改革期待でユナイテッドヘルスが0.3%上昇。いずれも指数寄与度が高く、ダウを下支えしています。一方、ドイツ銀行の下落を嫌気し、JPモルガンが0.95%、トラベラーズが1.46%、それぞれ下落。ともに、指数寄与度が大きく、ボーイングの0.7%下げとともに指数の足を引っ張っています。先週、急激に高まった3月FOMCでの利上げ懸念を株式市場は十分に織り込んでいない可能性があり、短期的に調整する可能性も…。ただ、ストキャスティックスなど目先のテクニカル指標は先行して下げており、調整があっても短期間で済みそうです。当面、9日のECB理事会、10日の雇用統計、13日に予定される予算教書の提出、15日のFOMC声明文…とイベント結果を消化しながらの頭の重い展開に。

 米国株は反落。円は、米金利上昇はあるものの、地政学要因や米株安を受け、対ドルは113円80銭台に、対ユーロは121円40銭台に、それぞれ前週末水準から上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を10円上回る1万9370円と強含んで帰ってきました。レンジは、1万9300円~1万9515円。本日の日本株は、週末のメジャーSQを意識した先物の動きに懸念は残るものの、ロールオーバーが順調に始まっていることから、大きな波乱はないか…。主力投資家の動きが鈍ることから、昨日に続き、新興市場や出遅れ株にたいするディーリング感覚の相場が続きそう。ただ、週明けから潮目が変化。通期見通しの増額修正、来期見通しを意識した流れにシフトする可能性もあり、ここからはファンダメンタルを重視した投資方針に変えたい。PER100倍越を正当化するには、どれだけの企業成長が必要になるか…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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