大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2017/08 | 09
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本日の日本株は、米国株の底堅さや円安を好感。先物買い戻しや短期筋のかさ上げ的な動きから、日経平均、TOPIXとも反発して終了。
 今日も夜、知人との面談があります。相場の話のようですが、どうも、自分で勝手に売買して、にっちもさっちもいかなくなってから何とかしてくれ…ときます。目先を狙っても100戦100勝できないし、たった1敗で資金を失うことだってある…と口を酸っぱくして言っていても、暗闇に咲くあだ花の魅力には勝てないようですね。簡単にまとめておきます。

 本日は権利付きの最終商い日でしたが、配当取りなど目立った動きもなかったようです。前場は、昨日の米国株が下値抵抗力を示したことを好感。昨日の相場で米国の崩れを思惑して売りポジション(株先物売り・円買い)を作っていた短期筋が、ポジション解消の先物買いを入れたことから、裁定買いが入り日経平均は前日比174円高の1万9159円と窓を開けてスタート。寄り後も先物への買いが続き、指数採用銘柄が上昇。円も売り戻されたことから外需株への買い戻しも入り、指数を押し上げ、後場寄り後には、この日の高値1万9203円(前日比218円高)をつけていました。ただ、円が下げ渋ったことやGLOBEX市場の米株先物が方向感のない動きをしたことから、引けにかけ指数は膠着。物色は個人を中心にする短期筋がでがける中小型株や新興市場株に移行していました。証券会社の推奨レポートが出たグンゼが急伸するなど個別に材料が出た株に資金が集中。低位株にかさ上げを狙う資金が入るなど、薄商いながら、ほぼ、全面高商状に…。

 日経平均終値は、217円28銭高(1.14%)の1万9202円87銭、TOPIXは20.83ポイント高(1.34%)の1544.83ポイントと、ともに反発。ほぼ高値で取引を終えています。出来高は、前日比1.37億株増の19億0013万株、売買代金は、同3839億円増の2兆4150億円。騰落状況は、値上がり1804、値下がり153と、買いが優勢。
 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに6勝6敗で変わらず。日経平均RSIは37%→46%に上昇。25日線かい離率は、-1.93%→-0.8%に縮小。騰落レシオは、100%→106%に上昇。短期的な反発の動きを示してはいるものの、方向感は出ていません。25日線が下落しながら近づいており、この下落圧力をしのげるかがポイントになりそう。MACDや三本新値などテクニカル指標が明確な買いシグナルを出してくるまでは、レンジ相場が続くか…。

 昨日の空売り比率は、前日の35%から41%に増加。トランプ政権への失望から、市場が一段と下落。リスク回避から円が買われるとみて、弱気ポジションを作るとともに、外需株やトランプ関連の金融株などをカラ売りしていたんでしょう。しかし、米市場は、トランプ関連はさえなかったものの、長期金利の低下を受け、リスク許容度が高まったことから成長株が買われ、全般は底堅い動きになりました。思惑と違った流れになったことから先物への買い戻しが入り、昨日売られたソフトバンクやファナックに裁定買いや買い戻しが入り指数を押し上げた格好。ただ、為替や米株先物が動きを止めると国内投資家の買いの手が緩むなど、やはり、米国市場の動きを気にしているのは間違いないようです。指数は、想定通り(個人的な)計算上の④ポイント(1万8945円)を押さえた後反転していますが、日経平均の13週線や25日線が下落するなどテクニカルが悪化。当面、戻りの頭が抑えられ、レンジ内の動きが続くことになりそう。

 以前から、指数売買の背後霊が憑いている日経平均やTOPIXなどを気にしても仕方がない…とし、3月決算を意識し、増額修正期待があるものと来期も増益が続くものを継続的に追うようにとしてきました。レポートでは、3月初めから働き方改革を受け、再度、人材派遣業に注目。欧州やアジアで業務請負の体制を作り上げたアウトソーシングなどを注目してきましたが、想定通り相場の柱に育ってきました。また、働き方改革でますます人材確保が難しくなってきた中小企業をITインフラ構築や資金面を含めた事業再編のを行う「中小企業支援」関連も注目。柱にしている銘柄も新値更新まであと12円まで迫ってきました。、また、この欄でも一貫して取り上げてきた半導体関連も相場の柱に育ちつつあります。経済が底上げし購買力がついてきた新興国向けに家電販売が伸びてきたほか、中国などのスマホ販売競争で高機能半導体需要も増加。さらに、AIやIOT、クラウドサービスの発達で、関連機器のフラッシュ化が進むなど、大きな半導体需要サイクルが起きており、かなり息の長い相場が期待できそう。今日は、再注目した山一電機も新高値更新でした。まあ、ここからの大きなテーマは、来月後半から始まる決算発表。増配などいろいろ材料も出てきそうです。とにかく、米国の債券市場の動きをフォローすることが大事…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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