大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、政策的な売りと、期末にかけて売られた内需株の買い戻しが交錯。日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反発して終了。
 名実ともに新年度相場に入りました。今日は政策的な売りが出て、マイナスで終わると思いましたが、案に相違してプラスで終わりました。ソニーなど、このところ堅調だったところに益出しの売りが入り、一方、期末にかけて売られていた建設や食品、薬品などに買い戻しとみられる買いが入るなど、終わってみれば、やはり機関投資家の政策的な売買が優先された相場だった、ということでしょう。為替が円高方向に向かっていた先週、敢えて内需系の株を売る真意がわかりませんでしたが、今日の動きを見ると、新年度の運用開始にあたり、利益を確保して臨みたいというファンドマネージャーの心理が働いたようです。まあ、今日から、運用開始になりますが、昨年と同じように海外投資家が買いに出てくるかどうか…このあたりが焦点になりそうです。

 今日は、長嶺駐韓大使が帰任することになり、ニュース速報で流れていました。会見で岸田外務大臣は緊張した表情で答弁していましたが、本当に、新政権に備えるためだけなのでしょうか…。このところ、中国も抑えが効かなくなって北朝鮮が暴走を始めていますが、このところ、米国の国防長官や国務長官の動きが慌ただしくなっています。トランプ大統領もフィナンシャルタイムズとの会見で、「中国が解決しないなら、我々でやる」と、米単独での先制攻撃も辞さない姿勢を示しています。一部に、今週、7日、8日に開催される米中首脳会談に合わせ、同時に複数の核実験を行うのでは…との観測も出ています。また、今回、米国が堪忍袋の尾を切ったのは、ICBM(大陸間弾道弾)への核搭載が可能になるとの観測も背景にあるようです。

 米中首脳会談では、貿易問題、領土拡張問題などが話し合われるといいますが、米国側が貿易問題で妥協する代わりに、北朝鮮への先制攻撃に際し、中国の了解を取り付けるという、狙いがあるのかもしれません。米中首脳会談を前に、あたふたと、大使が韓国に戻っていくことを考えると、何らかの関連性が無いとも言えません。先週、麻生財務相は31日の閣議後の記者会見で「北朝鮮情勢は、マスコミが書いているよりも深刻ではないか…」と警鐘を鳴らすような発言をしています。マスコミは森友学園問題を煽り立ててりますが、この裏で北朝鮮情勢が悪化の一途をたどっているとしたら…。関心をそらすために、敢えて森友問題を煽り立てているとしたら、ちょっと怖いことです。

 考えすぎだろうといわれそうですが、米国株が高値圏で推移。ドイツのDAX指数は過去最高値に接近。日本株、中国株は低迷。ドル安を好感して買われていた韓国株も頭打ち感を強めています。相場格言に「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り…」というのがありますが、今の状況はこれに当てはまる気がしないでもありません。2月第3週から6週連続で日本株を売り続けている海外投資家が、例年通り4月に入り買い越しに転じなかったら、北朝鮮問題を警戒しているとみることもできます。テールリスクではあると思いますが、万が一の心の準備だけはしておいた方がいいかも…。

 週明けの日本株は、先週末のCME日経平均先物が1万8960円と大証先物終値を上回って帰ってきたことから、先物買いが先行。週末の売り分の買い戻しもあり、日経平均は前週末比89円高の1万8988円と反発してスタート。ただ、寄り付きの買い一巡後は、米国でトランプ関連銘柄が売られたことを嫌気。銀行、保険などが売られ上げ幅を縮小。寄り後まもなく、この日の安値1万9068円をつける場面も…。後場寄りにも政策的な売りが出る場面があったものの、後場半ばにかけ、前週売られた食品、建設、医薬品など内需系業種に買い戻しとみられる買いが入り上げ幅を拡大。この日の高値1万9068円(同159円高)をつける場面もありました。ただ、引けにかけ、再度、まとまった売りが出され上げ幅を縮めています。

 結局、日経平均は、73円97銭高(0.39%)の1万8983円23銭、TOPIXは4.43ポイント高(0.29%)の1517.03ポイントと、ともに3日ぶりに反発。出来高は、前週末比2億株減の20億1502万株、売買代金は、同3200億円減の2兆2691万株。騰落状況は、値上がり1087、値下がり804。
 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗、TOPIXは5勝7敗と、ともに上昇。日経平均RSIは、26%→31%に上昇。25日線かい離率は、-2.12%→-1.68%に縮小。騰落レシオは90%→93%に小幅上昇。先週末、年初来初めて日経平均日足一目均衡表の「雲」を下回りましたが、今日も、雲下辺まで戻ったものの、結局、ここで頭を押さえられることになりました。

 引き続き、日本株は、米金利を受けた為替の動き次第の展開。ドル円相場は、111円50銭台から、60銭台で2番底をつけたような形になりましたが、米長期金利が低下し、あっさりと110円台まで上昇。今はこのダブル底のラインが抵抗線になってしまっています。引き続き、米金利が注目されますが、金利先物は低下気味…。なかなか追い風が吹くことにはならないようです。せいぜい、金利の先安感が出てもらっては困る、FRB関係者に頑張ってタカ派の意見を吐いてもらうしかないですね。まあ、指数のことは気にせず、決算に関心を絞って銘柄選別するとところ。6日に発表を控えた銘柄、今日も堅調でした。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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