大仏さんの「株やぶにらみ」
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週明けの日本株は、米金利上昇を受けた円安を好感。金融株や外需株など幅広く買われ、日経平均、TOPIXとも続伸して終了
 先週まで、のほほんとしていたワイドショーが一斉に北朝鮮問題お取り上げていました。米国が、シリアへ空軍基地へのミサイル攻撃に続き、北朝鮮海域に原子力空母を旗艦とする艦隊を派遣。明日11日の党大会や15日の金日成生誕105周年記念日に向け、ミサイル発射や核実験を行わないよう、圧力を強めています。ワイドショーを見ていると、今にもミサイルが日本国内に飛んできそうな雰囲気ですが、北朝鮮も他国を攻撃した場合、どういうことになるかはわかっているはずですから、面子を維持するために短距離ミサイルを打っても、長距離弾道ミサイルの発射や、核実験など米国を刺激するようなことは慎んでくるんではないでしょうか。米国が動くときは、あくまで韓国や日本、および両国内にある米軍基地に対し、攻撃が加えられた時。まさか、北朝鮮側から専制的に韓国や日本国内にミサイルを発射することはないでしょうから、結局、中国が動いて事態を動かす(暗殺、亡命、核放棄…、その後の新体制づくり)しかないと思われます。北朝鮮政府幹部を使った暗殺説なども流されており、今の金正恩委員長の精神状態は身内も信じられない状態になっているんではないでしょうか。馬鹿なことをしなければいいんですが…。中国がまともなやり方をしたら、北朝鮮問題は時間がかかるかもしれません。まあ、冷静に観察していけばいいのではないでしょうか。

 先週は、北朝鮮問題よりも大きな変化がいくつか米国で起きています。直近レポートでも個別に解説していますが、今すぐ、答えは出ないものの、将来的には、大きな影響を与えてくるものになると思われます。ちょっと、ややこしいかもしれませんが、頭の片隅に入れて今後の流れを見ていくようにしたいところ。先週の米国では、前回FOMCの金利見通しや、3月末、セントルイス連銀のブラード総裁が「バランスシートの縮小時には、利上げを停止する可能性がある…」とした発言を受け、長期金利が低下。先週末、トランプラリー一服後の最低金利である2.27%まで10年債金利が低下しています。これに慌てたわけではないでしょうが、あまり金利が下がりすぎると今後の金融政策に影響が出るとして、今度は、NY連銀のダドリー総裁が「バランスシート縮小時の、利上げ休止期間は短いものになる…」と、ブラード総裁の発言を補足。牽制された債券市場は、一転して債券売りが増加。金利は2.7%台から一気に2.38%に急上昇。3月15日以来続いてきた米金利低下基調に変化が出た可能性もあります。週末のドル円相場は、この金利変化を映し、110円10銭台から111円20銭台に下落しています。今週は、この流れが持続するかどうかに相場の動きがかかってきます。

 今日の日本株は、この債権の変化を受けた円の下落を好感。朝方から外需株や米金利上昇を受けた銀行株や保険株などの買いが入ったほか、先週末のCME日経平均先物終値(1万8785円)が大証先物終値を75円上回って帰ってきていましたので、これにさや寄せする先物買いも先行。裁定買いも入り日経平均は前週末比136円高の1万8800円と続伸してスタート。円が弱含みで推移したことも好感され、寄り後まもなくこの日の高値1万8850円(前週末比186円高)をつける場面もありました。ただ、北朝鮮情勢の緊迫化からポジション調整の売りを出す投資家もあり、引けにかけては1万8800円を挟んで神経質な動きを続けたものの、日経平均、TOPIXとも続伸して終わりました。GLOBEX市場の米国株先物が終日高く推移したことも支えbに…。鉄鋼、銀行、その他金融、保険などが買われる一方、水産農林、食品、ゴムなどが下落。

 結局、日経平均終値は、133円25銭高(0.71%)の1万8797円88銭、TOPIXは9.88ポイント高(0.66%)の1499.65ポイントの終わり。出来高は、前週末比6.7億株減の17億3234万株、売買代金は同8355億円減の1兆9299億円と、ともに急減。北朝鮮の緊迫化を懸念し、売買とも手控えられたようです。騰落状況は、値上がり1405、値下がり504。先週まで値動きの良かったものを打って、動きのいいものに乗り換えるような動きもあったようです。
 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIHあ30%→35%に上昇。25日線かい離率は、-2.87%→-2.04%に縮小。騰落レシオは78%→83%に上昇。サイコロを除き、底値圏からの離脱を暗示するような動きに…。

 日経平均は続伸しましたが、日足は8日連続しての陰線。アベノミクス相場が始まって以来、初めてのこと。北朝鮮情勢の緊迫化に加え、海外で森友学園問題が「スクールスキャンダル」とネーミングして大々的に取り上げられるようになり、海外投資家が日本株を持つリスクを感じ、持ち高減らしに動いてきたようです。例年なら4月に入るとともに、買い越しに転じ3~4週間は買い越しを続けるのですが、内外に投資リスクを抱え、果たして例年通り買ってくるのか。今週、木曜日に発表される投資主体別売買動向が注目されます。今日は、値上がり数が勝りましたが、レポート銘柄では、日本M&センター、ミロク情報サービス、技研製作所が新値を更新。技研製作所は決算発表の待ち伏せ作戦は正解でした。ただ、今日の為替の動きを見ても、前回ダブル底をつけた111円50銭~60銭が、戻りの抵抗帯として意識されており、買い進まれるためには、米金利がさらに上げていくことが条件。しばらくは、個別株でつなぎながら、業績発表相場につないでいくことになるのでしょうか。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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