大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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週明けの日本株は、TOPIX先物買いを受けた中小型株の上げや国債のゼロ金利接近を受けた金利敏感株の買いを受け、5日ぶりに小反発して終了。
 週明けの日本株は、先週末の北朝鮮のロケット発射をはじめとする地政学要因の織り込みに追われました。また、中東では、トルコのエルドアン大統領が改憲の国民投票に勝利し独裁体制を確立、イラン最高指導者の重病説など、新たな対立の火種が生まれつあります。世界の火薬庫といわれた、中東と極東が炎上する可能性も出てきました。いずれも、中東に軍事的な基盤を再構築しようという米国と、中東支配をもくろむロシアとの対立が背景にあり、今後、米ロ対立がエスカレート。代理戦争みたいな動きが強まり、世界はさらに不安定化するかもしれません。今日は、北朝鮮情勢について、トランプ大統領が「話し合いによる解決…」と、柄にもないことをツィート。中国と北朝鮮との間に何らかの進展があったのでは、との観測から押し目買いを誘うことにもなりました。米国は臨戦態勢を整えたまま、中国の動きを待つことになるんでしょう。緊張が長引く可能性もありますね。

 本日は、週末発表の米小売売上高(3月)が2か月連続して減少、消費者物価指数が13か月ぶりにマイナスに落ち込んだことを受け、円が108円台に上昇。朝方から外需株などが売られ、5日続落して始まりました。リスク回避の動きから円や債券への買い圧力が強まり、円の対ドル相場が108円10銭台に…、10年国j債金利がゼロ金利に接近すると、自動車など外需株が、金利低下を嫌気し金融株が売られ、日経平均は下げ幅を拡大。前場半ばにはこの日の安値1万8224円(前週末比111円安)をつける場面もありました。ただ、日銀のETF買意への期待感に加え、再びゼロ金利に近づいたことから不動産株や電力株など金利敏感株に買いが入り、下げ幅を縮小。後場からはトランプ大統領が話し合い解決に言及したことを好感。円が上げ幅をちぢめるとともに、自動車株などが買い直されて下げ幅を縮小。TOPIX型ETFに買いが入ったこともあり、中小型株が幅広く買われ、引け近くにはこの日の高値1万8361円(同26円高)をつけていました。

 結局、日経平均は19円63銭高(0.11%)の1万8355円26銭、TOPIXは、6.62ポイント高の1465.69ポイントと、ともに5日ぶりに反発して終了。今晩の欧州市場が休場になることから、海外投資家の売買が少なく、出来高は、前週末比3.8億株減の14億5429万株、売買代金は、同3900億円減の1兆6337億円と、ともに今年最低の商い。騰落状況は、値上がり1395、値下がり511.
 今日の終値での日経平均とTOPIXサイコロは、ともに5勝7敗に上昇。日経平均RSIは、22%台と、ブレグジット懸念に揺れ動いていた昨年6月17日の24%台を下回ってきました。25日線かい離率は、-3.80%→-3.86%。騰落レシオは69%→68%ン低下。引き続き、サイコロジカルラインを除き、底値圏を示唆する数字になっています。

 今日の欧州市場が休場で、欧州から仕掛け的な動きが入らなかったことから、比較的安定した動きになりました。依然、北朝鮮情勢の緊迫化が、のどに引っかかった骨みたいな状態で、市場の動きを阻害しています。正直、結果なんて予想はつかないんですから、ポジションの採りようがありません。オールキャッシュで様子を見るのが一番いいんでしょうが、なかなか、そうもいかないのが実際でしょう。ただ、レポートでも書きましたが、先週発表された投資主体別売買動向(4月3日~7日売買分)で、海外投資家は1000億円を超える買い越し。例年通り買い越して4月をスタートしてきました。

 一方、先物ではTOPIXの売りが目立ちますが、欧州株と日本株が逆相関で動いていることから見て「欧州株買い・日本株売り」のロング・ショートポジションを作っていた可能性があります。ただ、今週末にはフランス大統領選の第1回投票が控えており、イベント前にポジションを解消してくる可能性があります。今日はTOPIXの上昇率が日経平均の4倍あり、日銀のETF買いだけではこれだけインパクトのある動きにはならないはず…。もし、ロング・ショートの解消が始まっているなら、底堅い動きになるのかも…。まあ、海外の投機筋が、思うよな指数売買ができるこんなおいしい市場から離れるはずはありませんが…。蛭みたいにくっついて生き血を吸うんでしょうね。指数なんか気にしても仕方がありません。

 以前から、環境に関係なく、前期業績の増額修正期待と、今期連続増益を達成できる企業を買えばいい…としましたが、このところ、技研製作所、乃村工藝社と、ともに条件を満足し、高値を更新しています。直近レポートでも、この条件で、注目株を選別していますが、いずれも、しっかりに終わってきました。米国では、トランプ大統領のメッキがすっかり剥げ、長期金利が低下をはじめ、2%割れも視野に入り始めています。日本でも、10年国債金利がゼロに近づいており、長い間無視されてきた不動産やリートなどに、一時的に、火があたるかもしれません。北朝鮮情勢を気にしている間に、米国の動きが変化し始めていることも忘れてはいけませんね。トランプ大統領が、ウォールストリートジャーナルの取材に対し、「医療保険制度改革を優先し、税制改革は後回しだ…」といったことは、一部の投資家にとっては、10階建てくらいのビルに上って、梯子を外されたようなもの…。米国株の方も気をつけたほうが良いかも…。強い需要に支えられた個別株しかないような…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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